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渋谷クロスタワー

渋谷クロスタワーは、東京都渋谷区渋谷2丁目に建つ地上32階、地下3階、高さ131.00mの超高層ビルです。立地は、北西側を国道246号、北東側を区道929号、南側を六本木通りに囲まれた場所に位置しています。

建設当時、東邦生命は業容拡大により旧本社が手狭となり、渋谷・金王町(現渋谷2丁目)の土地を取得。渋谷地区初となる高さ100メートルを超える超高層ビルとして建設され、「東邦生命ビル」として竣工しました。特定街区制度を活用し、ペデストリアンデッキやオープンスペースを設け地域環境にも配慮した設計でした。1999年に東邦生命の経営破綻に伴い、ビルの信託受益権がゴールドマン・サックスに売却され、名称が「渋谷クロスタワー」に変更されています。

施設構成は、地下2階~地下1階に駐車場、地下1階~地上3階に商業施設、2階に多目的ホール「クロスタワーホール」、4階~32階にオフィスとなります。また、青山学院高等部時代の尾崎豊がビルの3階テラスで夕日を眺め歌の舞台にしていたことから、1994年に3階テラスに設置された詩と顔のレリーフを刻んだ記念碑が除幕されています。

建築主は東邦生命保険相互会社、設計は三菱地所株式会社、構造設計は武藤構造力学研究所、施工は鹿島建設株式会社です。着工は1972年11月、竣工は1975年3月となっています。


概要

名称 渋谷クロスタワー
計画名 旧名称:東邦生命ビル
所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目15番1
用途 事務所、店舗、ホール
階数 地上32階、地下3階、塔屋2階
高さ 131.00m
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法
敷地面積 5,153.44㎡
建築面積 4,298.90㎡
延床面積 61,989.70㎡
着工 1972年11月
竣工 1975年3月
建築主 東邦生命保険相互会社
設計 三菱地所株式会社
構造設計:武藤構造力学研究所
施工 鹿島建設株式会社
最寄駅 JR、東急電鉄、京王電鉄、東京メトロ「渋谷」駅
備考 ▼施設構成
地下2階~地下1階:駐車場
地下1階~地上3階:商業施設
2階:多目的ホール「クロスタワーホール」
4階~32階:オフィス

 

位置図

配置図

南西側から見た渋谷クロスタワーの様子です。

 

 

西側から見た渋谷クロスタワーの低層部分の様子です。

 

 

外観デザインは、縦方向に伸びた白い外装やグレー色のサッシ間のパネル、マリオンで区切られたサッシ等から構成されたものとなっています。

 

 

南西側から見た渋谷クロスタワーの高層部分の様子です。

 

 

南側から見た渋谷クロスタワーの様子です。

 

 

隣接する近年建設された渋谷ヒカリエや渋谷アクシュと比較すると、ガラス面積が少ない超高層ビルとなっています。

 

 

南東側から見た渋谷クロスタワーの様子です。

 

 

渋谷クロスタワ隣接して建っていたとみずほ銀行渋谷事務センターの様子です。

 

 

南東側から見上げた渋谷クロスタワーの様子です。

 

 

北東から見上げた渋谷クロスタワーの様子です。

 

 

六本木通り沿いの1階低層部分の様子です。

 

 

車寄せの様子です。

 

 

公開空地の緑地、広場の様子です。

 

 

南東側、広場から見た渋谷クロスタワーの様子です。

 

 

南東側から見た渋谷クロスタワーの低層部分と広場の様子です。

 

 

人工地盤上の広場、オープンスペースのテラスです。

 

 

テラスには、植栽や照明、ベンチが並べられています。

 

 

テラスに面したエントランスです。

 

 

デッキレベルのテラスから地上へ降りる螺旋階段の様子です。

 

 

クロスタワーのロゴです。

 

 

下から見上げた螺旋階段です。

 

 

オフィスロビーです。

 

 

エントランスホールです。

 

 

商業施設内観です。

 

 

商業施設テナント一覧です。

 

 

渋谷スクランブルスクエア展望台から見た渋谷クロスタワーの様子です。

 

  

渋谷スクランブルスクエア展望台から見た渋谷クロスタワーと渋谷ヒカリエの様子です。

 

 

渋谷アクシュと渋谷クロスタワーの様子です。  

最終更新日:2025年10月25日

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