(仮称)木挽ビルホテル計画は、東京都中央区銀座七丁目に建設される、ハイブリッド木造構造、地上12階、地下1階、高さ42m、客室数130室のホテルです。日鉄興和不動産が開発を手掛け、ホテルブランド「&Here(アンドヒア)」初の上位グレードホテルとして、2029年10月の開業を予定しています。
構造には鉄骨造を主体に木造や鉄筋コンクリート造を組み合わせた高層ハイブリッド木造方式を採用し、木柱・木梁やCLT耐震壁、木ブレースなどの技術が導入されます。総木材使用量は350㎥を超える計画で、環境負荷の低減と木の温もりを感じられる空間づくりを目指す計画です。2026年10月に着工し、同月時点では現地が仮囲いで覆われ、基礎工事が進められています。
(仮称)木挽ビルホテル計画の概要
1.計画概要
東京都中央区銀座七丁目に建設される、地上12階、地下1階、高さ42m、客室数130室のホテル計画
日鉄興和不動産が開発を手掛ける、「&Here」ブランド初の上位グレードホテルとなる新たな宿泊施設
2.立地・規模
敷地面積約1,047㎡、延床面積約9,742㎡、ホテル・飲食店・自動車車庫で構成される複合施設
東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅から徒歩4分、銀座の歴史や文化、商業集積を生かした立地
3.ホテルの特徴
家族や友人など大切な人との時間を重視し、街や地域での体験価値も提案する「&Here」ブランドの上位グレードホテル
多人数での宿泊や中長期滞在のニーズに対応し、銀座ならではの魅力と上質な滞在体験を提供する宿泊施設
4.高層ハイブリッド木造構造
鉄骨造を主体に木造や鉄筋コンクリート造を組み合わせ、木柱・木梁、CLT耐震壁、木ブレースなどを採用する構造計画
総木材使用量350㎥超を予定し、木材の温もりと先進的な木造技術を融合させた環境配慮型建築
5.環境配慮・木材活用
建築物の環境性能を評価する「LEED Gold」と、ランドスケープを評価する「SITES Gold」の取得を目指す環境配慮型開発
岩手県釜石市産材の活用や屋上ガーデンの整備、生物多様性への配慮を通じた森林循環・地域林業への貢献
6.事業体制・先導的な取り組み
日鉄興和不動産が事業主、三菱地所設計が設計・監理、乃村工藝社が内装設計、熊谷組・住友林業特定建設工事共同企業体が施工を担当
国土交通省の「令和8年度優良木造建築物等整備推進事業」の先導枠に採択された、中大規模建築物の木造化を推進するプロジェクト
7.工事スケジュール
2026年10月着工、2029年6月30日工事完了予定、2029年10月のホテル開業を目指す開発計画
2026年10月時点では現地が仮囲いで覆われ、杭基礎を採用した建物の基礎工事が進む建設状況

本計画は、東京都中央区銀座七丁目205番1、205番12に位置する、日鉄興和不動産によるホテル開発計画です。東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅から徒歩4分の立地で、国内有数の国際観光エリアである銀座の歴史や文化、商業集積を生かしたホテルの整備を目指します。敷地面積は約1,047㎡、延床面積は約9,742㎡で、ホテル・飲食店・自動車車庫で構成されます。長年保有してきた銀座七丁目の社有地を活用し、宿泊機能の充実と地域のにぎわい創出を図る計画です。


建物は地上12階、地下1階、高さ42m、客室数130室の規模で、ホテルブランド「&Here」の上位グレードに位置付けられる施設となります。「&Here」は、家族や友人など大切な人と過ごす時間を重視し、宿泊だけでなく街や地域での体験も提案するレジデンシャルホテルブランドです。
本計画では、多人数での宿泊や中長期滞在に対応してきたブランドの強みを継承しながら、より上質な滞在体験を提供するフラッグシップホテルを目指すものとしています。また、ホテル内にとどまらず、銀座の街や地域とのつながりを生かした体験価値の創出にも取り組むものとしています。


(仮称)木挽ビルホテル計画の大きな特徴は、日鉄興和不動産として初めて高層ハイブリッド木造建築に挑戦する点です。鉄骨造を主体に木造や鉄筋コンクリート造を組み合わせ、木柱・木梁、CLT耐震壁、木ブレースなどの木造技術を採用します。さらに、木鉄ハイブリッド柱や配筋付製材型枠といった木質化技術も取り入れ、構造部材から施工技術まで幅広く木材を活用します。
総木材使用量は350㎥を超える計画で、安全性・耐久性・経済性を確保しながら、都市部における中大規模木造建築の可能性を追求します。客室や共用部にも木材の温もりや質感を取り入れ、銀座の都市空間に木の魅力を感じられる滞在環境が創出されます。

環境面では、建築物の環境性能を評価する国際認証「LEED Gold」と、ランドスケープや屋外空間を評価する「SITES Gold」の取得を目指します。木造化によるCO₂排出量の削減に加え、屋上ガーデンの整備、生物多様性への配慮、エネルギー効率の向上など、建築・外構・運営の各面から持続可能性を追求します。また、岩手県釜石市の釜石森林組合と連携し、釜石産材の活用を推進する計画です。木材利用の拡大を通じて森林循環の促進や地域林業の活性化を図るとともに、ホテル内で釜石の自然や文化の魅力を発信し、地域創生への貢献を目指します。

事業主は日鉄興和不動産、設計・監理は三菱地所設計、内装設計は乃村工藝社が担当し、施工は熊谷組・住友林業特定建設工事共同企業体が担います。三菱地所設計による木造設計の知見と、熊谷組の施工技術、住友林業の木造技術・木材調達ノウハウを組み合わせ、先進的な木造建築の実現を目指すものとされています。
また、国土交通省の「令和8年度優良木造建築物等整備推進事業」の先導枠に採択されており、中大規模建築物の木造化・木質化を推進する先導的なプロジェクトとしても位置付けられています。2026年10月に着工し、建築計画のお知らせでは2029年6月30日の工事完了を予定しています。その後、2029年10月のホテル開業を目指し、銀座の歴史や文化、地域コミュニティとのつながりを大切にした新たな滞在拠点の整備が進められます。
最終更新日:2026年10月12日