横浜・みなとみらい21(MM21)地区において、新たな歩行者動線となる「高島水際線デッキ」が、2025年3月27日(木)午前10時より暫定開通することが決定しました。高島水際線デッキは、横浜駅方面と60・61街区を結ぶ歩行者専用橋であり、みなとみらいエリアの回遊性を向上させる重要なインフラとして期待されています。今回の暫定開通により、横浜駅方面からKアリーナ横浜や横浜アンパンマンこどもミュージアムをはじめとする各施設へのアクセスがスムーズになり、観光やイベント時の混雑緩和が図られる見込みです。
高島水際線デッキは全長130.4m、有効幅員6.0mの構造で、みなとみらい大橋と接続する形で整備されました。これにより、従来のルートに比べ、歩行者の移動がより快適かつ安全になります。近年、みなとみらい21地区では、エンターテイメント施設や商業施設、宿泊施設の開発が進められており、高島水際線デッキの開通がさらなるエリア活性化に寄与すると考えられています。
高島水際線デッキの概要
- 開通日・時間
2025年3月27日(木)午前10時より暫定開通 - 目的
横浜駅方面と60・61街区を結ぶ新たな歩行者動線の確保
みなとみらい21地区の回遊性向上 - 期待される効果
Kアリーナ横浜や横浜アンパンマンこどもミュージアムなど周辺施設へのアクセス向上
イベント時の混雑緩和と歩行者の移動効率向上 - デッキの構造
全長130.4m
有効幅員6.0m
接続先はみなとみらい大橋 - 背景・経緯
当初の開通予定は2024年6月1日だったが、橋台部分の構造上の不具合が発覚し、安全対策工事を実施
工事完了に伴い暫定開通へ - 周辺エリアの発展
みなとみらい21地区では、商業施設やホテルなどの開発が進行中
新たな歩行者ルートの整備によりエリア全体の活性化に貢献 - 今後の予定
イベントのない平日は、デッキの階段やスロープの追加工事のため一部封鎖の可能性あり
将来的な本格供用に向けてさらなる安全対策を実施予定

高島水際線デッキは、全長130.4m、有効幅員6.0mの歩行者専用橋であり、横浜駅方面からみなとみらい大橋へとつながる新たな動線として整備されました。MM21地区では「横浜アンパンマンこどもミュージアム」や「Kアリーナ横浜」に加え、新たなホテルや商業施設の開発が進められており、本デッキの開通により、エリア全体の回遊性向上が期待されています。

当初、高島水際線デッキは2024年6月1日に暫定開通する予定でしたが、設計者であるJR東日本コンサルタンツ株式会社の報告により、橋台部分に構造上の不具合が発覚。これを受けて、横浜市は安全対策工事を進めていましたが、このたび工事が完了し、暫定的に利用が可能となりました。

今後、イベントのない平日には、デッキの階段やスロープなどの追加工事のため、一部区間が封鎖される場合があり、正式な供用開始に向けて、さらなる安全対策が進められる予定です。横浜駅からMM21地区へのアクセス向上に貢献する本デッキの開通により、より快適な歩行者環境が実現されることが期待されます。
最終更新日:2025年3月15日