藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理事業は、神奈川県藤沢市遠藤地区の一部において、地権者主体の土地区画整理事業により、新たな都市拠点の形成を目指す大規模都市開発プロジェクトです。施行面積は約36.0ha、事業期間は2024年3月から2034年3月までを予定しており、健康・医療、学術・研究、文化・交流、産業などの機能を組み合わせた「キャンパスタウン」の形成を目指しています。
本地区では、土地区画整理組合の設立に向けた準備会の段階で、事業化検討パートナーとして、代表構成員に三菱地所レジデンス株式会社、構成員に三菱地所株式会社と株式会社フジタが選出され、事業化に向けた検討が進められました。その後、2024年3月に市街化区域への編入と藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理組合の設立が認可され、同年4月には株式会社フジタが業務代行者に決定しました。
藤沢市では、健康と文化の森地区を都市拠点の一つである「学術文化新産業拠点」と位置付け、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなどが立地する既存の学術研究機能を生かしながら、自然環境と共生する新たな市街地の形成を推進しています。今後は、相鉄いずみ野線の延伸に伴う新駅「B駅」の設置を見据えた土地利用計画や、道路などの都市基盤整備を進め、商業・住宅・産業機能が連携する複合市街地の形成と、交通利便性と良好な自然環境を両立した持続可能なまちづくりを目指す計画です。
藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理事業の概要
1.約36haの大規模土地区画整理事業
藤沢市遠藤地区で施行面積約36.0ha、事業期間2024年3月~2034年3月を予定するまちづくりプロジェクト
2024年3月に土地区画整理組合設立認可、同年4月に株式会社フジタが業務代行者に決定
2.相鉄いずみ野線新駅を中心とした都市拠点
地区中央部の鉄道用地に新駅を想定し、駅前広場や商業・住居系ゾーンを配置する土地利用計画
鉄道延伸を見据えた交通結節機能の強化と、新駅を中心とする市街地形成
3.商業・住宅機能が集積する駅前市街地
駅周辺に商業施設や中高層住宅を配置し、買い物や生活サービスの利便性を高める市街地構成
周辺部には中低層住宅を中心とする住居系ゾーンを配置し、利便性と居住環境を両立する住宅地
4.大学と連携する産業・学術研究拠点
地区中央部から東側にかけて複数の産業系ゾーンを配置し、業務機能を含む産業施設などを誘導する計画
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなどの研究資源を生かした産学連携と新産業創出への期待
5.コミュニティ施設と公園・調整池の整備
地区西側のコミュニティ施設ゾーンや地区内の公園・調整池などによる公共空間と都市基盤の整備
地域交流の促進、緑豊かな住環境の形成、雨水対策による防災性の向上
6.自然環境と共生するキャンパスタウン
周辺の里山・田園環境や緑地などの地域資源を生かした、自然環境と都市機能が調和するまちづくり
健康・医療、学術研究、文化・交流、商業、産業などが連携する持続可能な都市拠点
7.2034年の事業完了を目指す整備計画
藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理組合を中心に、株式会社フジタや藤沢市などが連携して推進する事業
道路などの都市基盤整備や土地利用の具体化、企業誘致を通じた新たな複合市街地の形成目標

藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理事業は、神奈川県藤沢市遠藤地区の一部において、地権者主体の土地区画整理事業により、新たな都市拠点の形成を目指すまちづくりプロジェクトです。施行面積は約36.0ha、事業期間は2024年3月から2034年3月までを予定しています。
藤沢市は本地区を「学術文化新産業拠点」と位置付け、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなどが立地する地域特性を生かし、学術研究、健康・医療、商業、産業などの機能が連携する市街地の形成を目指しています。2024年3月に藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理組合の設立が認可され、同年4月27日の第1回総会において、株式会社フジタが業務代行者に決定しました。

本地区では、相鉄いずみ野線の延伸に伴う新駅の設置を見据え、駅を中心とした計画的な市街地形成を目指しています。土地利用計画(案)では、地区中央部を横断する鉄道用地に新駅「B駅」を配置し、その周辺に駅前広場や商業・住居系ゾーンを設ける構成となっています。
駅周辺には中高層住宅や商業施設などを配置し、鉄道利用の利便性を生かした生活拠点の形成を図る計画です。また、地区北側や南側には主に中低層住宅を中心とする住居系ゾーンを配置する一方、東側を中心に産業系ゾーンを設け、業務機能を含む産業施設などの立地を誘導するものとしています。なお、新駅の開業時期や詳細な施設配置、土地利用の内容は、今後の計画の進展により変更となる可能性があります。


土地利用計画(案)では、地区中央部の新駅周辺に商業・住居系ゾーンを配置し、商業施設と住宅が一体となった市街地の形成を目指しています。駅に近いエリアには中高層住宅や商業施設を配置する計画で、日常的な買い物や生活サービスを利用しやすい環境の整備が想定されています。また、駅前広場の整備により、鉄道と道路交通を結ぶ交通結節機能の確保も図る構成です。
住宅地については、地区北側や南側などに住居系ゾーンを配置し、主に中低層住宅を中心とした街並みを形成する計画となっています。駅周辺の中高層住宅を中心とした市街地と、周辺部の落ち着いた住宅地を組み合わせることで、利便性と居住環境の両立を目指しています。


本地区では、中央部から東側にかけて複数の産業系ゾーンを配置し、業務機能を含む産業施設などの立地を誘導する計画です。土地利用計画(案)では、商業・住居系ゾーンと産業系ゾーンを組み合わせることで、住宅や商業施設だけでなく、働く場も確保する市街地構成が示されています。
周辺には慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなどの学術研究機能が集積しており、大学や企業などとの連携を通じた新産業の創出も期待されています。健康・医療、情報、環境などの分野を含む地域の研究・教育資源を生かし、研究成果の社会実装や企業活動につながる環境を整えることで、学術研究と産業が連携する都市拠点の形成を目指しています。


地区西側にはコミュニティ施設ゾーンが計画されており、地域住民の交流や生活を支える機能の導入が想定されています。また、地区内には複数の公園や調整池などが配置され、住宅地や産業系ゾーンと組み合わせた公共空間の形成を図る計画です。
公園は住民の憩いや交流の場となるほか、緑を身近に感じられる環境づくりにも寄与します。調整池などの雨水対策施設についても、地区の地形や排水条件を踏まえた都市基盤として整備が計画されています。周辺の里山や田園環境との調和にも配慮しながら、都市機能の集積と自然環境の共生を両立させたまちづくりを進める方針です。


本事業では、相鉄いずみ野線の延伸と新駅の設置を見据え、駅前広場や道路などの都市基盤整備を進めることで、地区内外の交通利便性向上を目指しています。新駅を中心に商業・住宅機能を配置し、周辺に産業系ゾーンや住宅地を展開する土地利用計画により、交通結節機能と都市機能が連携する新たな拠点の形成が図られます。
事業は藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理組合を中心に、業務代行者の株式会社フジタや藤沢市などの関係機関が連携して推進しています。今後は土地利用計画の具体化や道路などの都市基盤整備、企業誘致に向けた検討などが進められる予定です。事業期間は2034年3月までを予定しており、学術研究、商業、住宅、産業、公共空間を組み合わせた複合市街地の形成と、自然環境に配慮した持続可能な都市拠点の実現を目指しているものになります。
出典・引用元:藤沢市 健康と文化の森整備事業
最終更新日:2026年10月23日