九州大学箱崎キャンパス跡地で進められている大規模まちづくり事業のプロジェクト名が「HAKOZAKI BLOCK(ハコザキブロック)」に決定しました。本事業は、九州大学が100年以上にわたり受け継いできた歴史や地域の文化を継承しながら、研究・業務・商業・住宅・教育・医療などの多様な都市機能を導入し、新たな産業や交流を生み出すスマートシティの形成を目指すものです。住友商事を代表企業とする8社の企業グループが事業を推進し、先端技術と豊かな緑が融合した「HAKOZAKI Green Innovation Campus」を開発コンセプトに掲げています。2028年度の第1期まちびらきを目指し、その後も段階的に施設や都市機能を整備する計画です。
HAKOZAKI BLOCKの概要
1.プロジェクト名「HAKOZAKI BLOCK」に決定
九州大学箱崎キャンパス跡地地区の大規模まちづくり事業の名称決定
「HAKOZAKI Green Innovation Campus」をコンセプトとした次世代型スマートシティの形成
2.九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発
九州大学の100年以上にわたる歴史や地域の文化を継承する広大な跡地開発
住友商事を代表企業とする8社の企業グループによる産官学民連携のまちづくり
3.新産業を創出するイノベーション拠点
IOWNの活用を目指す「BOX FUKUOKA」やライフサイエンスパークなどの整備
研究・業務・交流機能の集積による新技術や新ビジネスの創出
4.多様な都市機能を備えた複合都市
ファミリー向け住宅約2,000戸や商業施設、教育施設、医療施設などの整備
住宅・業務・研究・買い物・教育・医療が一体となった生活環境の形成
5.緑豊かな都市空間とスマートサービス
5つのストリートや広場、歩行者ネットワークの整備による回遊性と交流の促進
緑化率40%・総樹木本数1万本以上を目標とした緑豊かな都市空間の創出
6.先端技術を活用した利便性・環境性能の向上
IOWNなどの先端通信技術やデータ連携基盤を活用した移動・健康・防犯サービス
ZEH・ZEB化、再生可能エネルギー、水素利用などによる脱炭素型都市の実現
7.2028年度の第1期まちびらきと段階的な開発
エリアマネジメントや防災機能を備えた持続可能なまちの運営体制の構築
2028年度の第1期まちびらきを目指し、2036年度にかけて進める段階的なまちづくり

九州大学箱崎キャンパス跡地地区のまちづくり事業について、プロジェクト名が「HAKOZAKI BLOCK」に決定しました。九州大学の歴史が受け継がれてきた箱崎の地に、新たな都市機能や人々の交流を生み出し、未来のまちづくりを推進するプロジェクトです。
開発コンセプトには「HAKOZAKI Green Innovation Campus ~世界を牽引する『未来』をつくるまちづくり~」を掲げています。九州大学のレガシーや福岡の文化・歴史を継承しながら、緑豊かな都市空間と先端技術を融合させ、新産業の創造や環境先進都市の実現を目指したものとなっています。


本事業の対象地は、福岡県福岡市東区の九州大学箱崎キャンパス跡地です。九州大学は1911年の九州帝国大学開学以来、100年以上にわたってこの地で教育・研究活動を展開してきました。キャンパス移転後の広大な跡地を活用し、研究・業務・居住・教育・商業・医療などの機能を備えた新たな都市拠点を形成します。
事業は住友商事を代表企業とし、九州旅客鉄道、西部ガス、清水建設、大和ハウス工業、東急不動産、西日本新聞社、西日本鉄道の計8社で構成する企業グループが推進します。九州大学箱崎キャンパス跡地グランドデザインや、福岡市が進める「FUKUOKA Smart EAST」の理念を踏まえ、産官学民が連携して持続的に発展するスマートシティの実現を目指すものとしています。


まちづくりの中核となるのが、業務・研究・交流機能を集積させる「イノベーションコア」です。次世代通信基盤であるIOWNのユースケース開発などを軸としたイノベーション拠点「BOX FUKUOKA」をはじめ、健康・医療関連企業の研究開発を支える「ライフサイエンスパーク」などを整備する計画です。
さらに、福岡・九州の豊かな食をテーマとした「フクオカサステナブルフードパーク」も計画されています。オフィスや研究施設に加え、ショールーム、コワーキングスペース、飲食・交流機能などを組み合わせ、多様な企業や研究者、来街者が交わる環境を形成します。新たな技術やビジネスの創出を通じて、福岡・九州の産業競争力を高める拠点を目指す計画です。


事業区域は、研究・業務機能を担うゲートゾーン、イノベーションコア、生活支援機能を担うウェルカムゾーン、住宅を中心とするサウスリビングゾーン・ノースリビングゾーン、教育機能を担うナレッジゾーンなどに分け、段階的に開発する計画とされています。
住宅については分譲・賃貸の共同住宅を整備し、事業基本計画ではファミリー向け住宅を計約2,000戸供給する方針が示されています。また、ホームセンターを核としたライフスタイルセンター、大型量販店、スーパーマーケットなどの商業施設に加え、インターナショナルスクールや外国語専門学校、多世代交流施設、総合病院、産婦人科クリニックなども計画されています。居住者の日常生活を支える機能と、広域から人々を呼び込む施設を組み合わせ、多世代が暮らし、働き、学び、交流できるまちが形成されます。


都市空間の整備では、各ゾーンを結ぶ5つのストリートを歩行者の主要動線として位置付け、歩行者ネットワークが形成されます。歩道と一体となったセットバック空間や街角広場、交流広場などを整備し、地区内の回遊性を高めるとともに、地域住民や来街者が交流できるにぎわい空間を創出するものとしています。
緑化については、地上部・壁面・屋上などを活用し、まち全体の緑化率40%、総樹木本数1万本以上を目標としています。また、スマートサービスでは、IOWNなどの先端通信技術やデータ連携基盤を活用し、防犯・健康・移動・環境などの分野で利用者一人ひとりに適したサービスを提供する構想です。生体認証などを活用した使いやすい仕組みや、オンデマンド交通、健康管理支援などを通じ、生活・仕事・都市空間の質を高めることを目指します。


環境共生の面では、住宅や建築物のZEH・ZEB化、再生可能エネルギーの活用、エネルギーマネジメント、水素の利活用などを進め、脱炭素型の都市づくりを目指します。電力使用量や二酸化炭素排出削減量を可視化してエネルギー利用の効率化を図るほか、災害時に備えた非常用エネルギーや備蓄施設、一時滞在施設、防災活動拠点なども整備する計画です。
まちの運営では、エリアマネジメント、スマートサービスの促進、イノベーション導入支援の3機能を連携させ、施設や公共的空間の維持管理、地域コミュニティの形成、新サービスの創出支援などに取り組みます。第1期のまちびらきは2028年度を予定し、その後も住宅や商業施設、教育・研究施設などを段階的に整備し、2036年度にかけてまちの形成を進める計画です。九州大学の歴史を受け継ぎながら、環境性能と先端技術を備えた新たな都市拠点の実現が期待されています。
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出典・引用元
・住友商事株式会社/九州旅客鉄道株式会社/西部ガス株式会社/清水建設株式会社/大和ハウス工業株式会社/東急不動産株式会社/株式会社西日本新聞社/西日本鉄道株式会社 九州大学箱崎キャンパス跡地地区事業のプロジェクト名を「HAKOZAKI BLOCK」に決定
・HAKOZAKI BLOCK 公式サイト
最終更新日:2026年10月22日