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2026年3月14日(土)に開業するJR山陽本線の姫路駅~英賀保駅間に整備された新駅「手柄山平和公園」駅!!ひめじスーパーアリーナとデッキで直結!!
歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 が丸の内LOVE WALKERに掲載!!第26回こいつがあるから有楽町はおもしろい! ”エンタメの街”という色付けの発信地「有楽町マリオン」はいかにして建てられたのか?
名古屋高速道路新洲崎ジャンクション(JCT)に新たな出入口を設置する「(仮称)新洲崎出入口新設事業」!!名駅と高速道路ネットワークとの結節機能強化へ!!
官民共創スペース「E:N BASE(エン・ベース)」も入る「愛媛県庁第二別館」が間もなく竣工!!歴史的建造物・愛媛県庁本館と調和した新庁舎に!!
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大曽根駅前に「東横イン」によるホテル計画浮上!!大曽根地区総合整備事業や高架下商業施設の刷新が進み、名古屋の新たな都心ターミナル形成へ!!
新鎌ヶ谷駅北西側一帯を大規模に開発する構想「新鎌ケ谷駅西側地区」!!北千葉道路の延伸整備や緑道ゾーンで進む公園整備!!
芝田1丁目計画の事業実施に向けて2026年1月24日(土)から大阪梅田駅・神戸線の列車停止位置を約14メートル移動へ!!日本最大の頭端式ターミナル駅の改良が遂に着手!!
優先交渉権者が選定された「旧岐阜県庁舎利活用事業」!!みんなの森 ぎふメディアコスモスや岐阜市役所新庁舎も立地する司町エリアがますます魅力的に!!

愛知県弥富市のJR関西本線と名鉄尾西線の接続駅・弥富駅で整備が進む「JR・名鉄弥富駅自由通路整備および橋上駅舎化事業」!!2029年度までに自由通路と橋上駅舎を新設!!

愛知県弥富市に位置するJR関西本線と名鉄尾西線の結節点である弥富駅では、自由通路の整備および橋上駅舎化の事業が進められています。本事業は、駅を中心に南北へ分かれた市街地を安全かつ快適に結びつけると同時に、駅の利便性を高め、地域の交通結節機能を強化する重要な取り組みです。従来の駅は南北の行き来が限られていたことから、市民の利便性や防災面に課題が指摘されてきました。

今回の整備により、歩行者や自転車も安心して移動できる環境が確保されるとともに、高齢者や障がい者にもやさしいバリアフリー駅として生まれ変わります。総事業費は約55.5億円とされ、令和11年度に自由通路および橋上駅舎の供用を開始し、翌年度には交通広場の完成が予定されています。弥富市の都市拠点形成における象徴的な事業であり、将来の持続可能なまちづくりを大きく後押しするものと期待されています。

→弥富市  JR・名鉄弥富駅自由通路整備および橋上駅舎化事業について

「JR・名鉄弥富駅自由通路整備および橋上駅舎化事業」の概要

1.事業の位置付け
弥富市の南北市街地を結ぶ交通結節点としての弥富駅整備
都市拠点形成と持続可能なまちづくり推進の象徴的事業

2.課題の背景
鉄道により分断された市街地と不便な駅アクセス
歩行者の安全性や生活利便性における長年の課題

3.事業の目的
南北を結ぶ自由通路整備による交流と回遊の促進
バリアフリー化と交通広場整備による利便性向上

4.整備内容
延長約90mの自由通路と橋上駅舎の新設
北口駅前広場と南口交通広場の再編整備

5.投資規模
総事業費約55.5億円による大規模駅周辺整備
地域活性化と公共交通持続性を見据えた長期投資

6.整備スケジュール
令和11年度の自由通路・橋上駅舎の供用開始
令和12年度の交通広場完成予定による段階的整備

7.地域的意義
駅周辺を基盤としたコンパクトシティ形成の推進
利便性向上とにぎわい創出による都市拠点機能の強化


*2025年8月時点のJR・名鉄弥富駅

弥富市では人口減少と高齢化を見据え、効率的で持続可能な都市構造を実現するため、駅周辺を中心としたコンパクトシティの形成を進めています。市の総合計画や都市計画マスタープランでは、弥富駅を都市拠点の核と位置付け、公共交通の利用促進や駅周辺のにぎわい創出を重視しています。しかし、従来の弥富駅は地上駅舎であり、鉄道線路によって南北の市街地が分断されていました。そのため、北側地区から駅へのアクセスが不便であり、歩行者の安全性や生活利便性に課題がありました。今回の自由通路と橋上駅舎の整備は、こうした問題を解決し、駅を「まちの結節点」へと進化させる重要な施策とされています。

出典:弥富市

弥富駅周辺の再整備に向けた検討は戦後間もない昭和25年に始まり、その後も市の発展に合わせて複数の構想が浮上しました。昭和62年には土地区画整理事業の基本計画が作られましたが、地権者の合意が得られず、平成16年に事業は中止に追い込まれました。また平成24年には一度自由通路整備事業が具体化しましたが、財政上の課題などから凍結されるなど、長年にわたり停滞してきた歴史があります。

ところが、人口減少や高齢社会の進展を受けて駅周辺の利便性向上が再び重視され、平成30年代には総合計画において重点施策として再設定されました。そして令和3年以降、弥富市とJR東海・名鉄との間で事業実施協定が結ばれ、ついに事業が具体的に動き出しました。令和6年10月には正式に着工し、数十年に及ぶ検討の末に本格的な工事が始まったことは、市民にとって大きな節目となりました。

出典:弥富市
出典:弥富市

本事業には大きく三つの目的があります。第一に、鉄道によって分断されている南北の市街地を自由通路で結ぶことで、市民が安全かつ快適に移動できるようにすることです。これにより、北口エリアと南口エリアが一体的に利用され、まちの交流と回遊が促進されます。第二に、既存の踏切周辺で発生していた混雑や安全面の課題を解消することです。

特に通学や通勤の時間帯には人と車が交錯し、事故リスクが懸念されていたため、自由通路は安全確保の大きな役割を担います。第三に、高齢者や障がい者に配慮したバリアフリー化の推進です。エレベーターの設置や段差の解消によって、すべての利用者が安心して駅を利用できる環境が整います。さらに、駅周辺に整備される交通広場によってバスやタクシー、自転車との乗り換えがスムーズになり、交通結節点としての機能が格段に向上します。

*既存駅舎の一部撤去が実施済みとなっている

今回の整備では、延長約90メートル・幅員約3.5メートルの自由通路が新設され、南北両側にエレベーターが設けられます。橋上駅舎はJR関西本線において約420㎡の規模で建設され、上下ホームそれぞれにエレベーターを設置し、完全なバリアフリー化を実現します。名鉄弥富駅も併せて改修され、バリアフリー対応の駅舎となります。

さらに駅前空間も刷新され、北口には約2,700㎡の駅前広場が整備されます。ここではバスや自転車駐輪場の整備も計画され、地域住民の利便性が向上します。一方、南口には約640㎡の交通広場が整備され、タクシーや送迎車の利用がより安全で効率的に行えるようになります。総事業費は約55.5億円に達しますが、将来的な地域活性化効果や利用者増加による公共交通の持続可能性を考えると、大きな投資効果が期待されます。供用開始は令和11年度を予定しており、翌令和12年度には交通広場が完成する見込みです。

令和6年度には準備工事として駅構内のトイレ移設や電気設備の移設、既存駅舎の一部撤去などが実施されました。利用者向けには仮設トイレも設置され、駅を利用する市民への配慮がなされています。令和7年度には、名鉄線路の移設や自由通路北口工事ヤードの整備、さらに地盤改良工事が進められており、本格的な構造物工事に備えています。

南口周辺については、令和8年頃まで大規模な工事は行わない方針ですが、段階的に作業が進められる計画です。こうした進捗は市の広報誌や現地掲示板などでも随時公開され、市民の関心も高まっています。供用開始までにはまだ数年を要しますが、工事が着実に前進していることが確認できる段階に入っており、弥富駅の将来像に対する期待は日増しに高まっています。

最終更新日:2025年8月18日

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