JR西日本と姫路市は、JR山陽本線の姫路~英賀保駅間に新設する駅の名称を「手柄山平和公園(てがらやまへいわこうえん)」駅に決定しました。開業は2026年春を予定しており、駅前広場や南北をつなぐ橋上自由通路の整備と合わせて事業が進められています。新駅は、公園とデッキで直結する構造を持ち、来訪者が駅を降りるとすぐに公園にアクセスできる利便性が確保されます。手柄山平和公園は姫路市を代表する文化・スポーツの拠点であり、その新たな玄関口として、新駅は市民や観光客に広く利用されることが期待されています。
→西日本旅客鉄道株式会社/姫路市 山陽本線 姫路~英賀保駅間 新駅の駅名決定について
→姫路市 姫路市立ひめじスーパーアリーナ 施設概要
手柄山平和公園駅の概要
- 新駅の名称決定
JR西日本と姫路市は、山陽本線の姫路~英賀保駅間に整備する新駅の名称を「手柄山平和公園(てがらやまへいわこうえん)」駅と決定しました。 - 開業時期
新駅の開業は2026年春を予定しており、駅前広場や自由通路の整備と合わせて事業が進められています。 - 手柄山平和公園との直結
新駅は手柄山平和公園とデッキで直接結ばれており、駅を降りてすぐに公園にアクセスできる利便性を備えています。 - 整備の背景
姫路駅と英賀保駅の間は市内で最も長い約4.6kmの区間で、公共交通によるアクセス改善が課題となっていました。新駅設置はその解消を目的としています。 - 駅舎のコンセプト
新駅は「生まれ変わる公園の新たな玄関口」をコンセプトに、スポーツ施設との一体感を持たせたスピード感・爽快感あるデザインを採用しています。 - 地域活性化への期待
新駅の開業により、公園や周辺の文化・スポーツ施設へのアクセスが飛躍的に向上し、市民や観光客の利用増加が見込まれています。 - まちづくりとの連携
新駅整備はSDGsの「住み続けられるまちづくりを(目標11)」や「パートナーシップで目標を達成しよう(目標17)」にも貢献すると位置づけられています。

今回の新駅整備は、姫路市における公共交通の課題解消を目的としています。姫路駅と英賀保駅の間は市内で最も長い約4.6キロメートルの区間であり、市内平均2.1キロメートルと比べても倍以上の距離があります。このため、沿線住民や施設来訪者からは、移動利便性向上への期待が寄せられていました。加えて、両駅の中間に位置する手柄山平和公園は、市内外から多くの利用者が訪れるにもかかわらず鉄道駅が近接しておらず、アクセスの不便さが長年の課題となっていました。そこで、駅名には公園の名称を冠し、駅を降りると目の前に公園が広がるイメージを持ってもらえるよう「手柄山平和公園駅」と命名されました。


新駅は橋上駅舎形式で建設され、相対式2面ホーム(延長245メートル、幅3~5メートル)が設置されます。改札口には自動改札3通路(うち1台は幅広対応)、自動券売機3台(みどりの券売機を含む)が整備され、バリアフリーに配慮した改札内エレベーターも2基設置されます。安全面でもホーム安全スクリーンや非常ボタン、監視カメラ、点状ブロックなど最新の設備を導入予定です。
また、南北を結ぶ橋上自由通路は幅約7メートル、延長約65メートルの規模を持ち、自転車も搭載可能な大型エレベーターを両端に配置します。デザインコンセプトは「生まれ変わる公園の新たな玄関口」であり、外観はスポーツ施設との一体感や来場者の高揚感を意識したスピード感あるデザインとされています。これにより、訪れる人々に爽快な印象を与える駅舎となることが期待されています。
ひめじスーパーアリーナ


手柄山中央公園で建設が進められている新しい総合スポーツ施設は、「ひめじスーパーアリーナ」と名付けられました。名称には「ひめじ」の地域名に加え、「特別な」「素晴らしい」を意味する「スーパー」が組み合わされ、市民に親しみやすく覚えやすい響きとされています。メインアリーナは約5,000席の観客席を備え、バレーボールやバスケットボールなどの国際大会開催も可能な規模で設計されています。
さらに、プロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」の本拠地として活用され、年間20試合前後の公式戦が予定されています。加えて、50メートルプールは日本水泳連盟公認を取得予定で、日本社会人選手権やジュニアオリンピックなど主要大会の会場としても利用可能です。柔道場や剣道場、弓道場、卓球場などの競技空間も充実しており、トップアスリートの大会利用から市民のスポーツ活動まで幅広く対応できる拠点となります。

「ひめじスーパーアリーナ」は2026年10月1日の開業を予定しており、新駅「手柄山平和公園」と連絡通路で直結されるため、駅から中央エントランスまでは徒歩約2分で到着できます。雨の日でも濡れずに移動できるため、アクセス利便性は大きく向上します。
館内には多目的スタジオやトレーニングルーム、キッズルーム、レストランやコンビニも整備され、日常的な健康増進やレクリエーションにも幅広く対応します。屋外には流れるプールやスライダーを備えたレジャープール、多目的広場もあり、子どもから大人まで楽しめる空間が広がります。夏季にはナイトプール営業も行われ、家族連れや若者の憩いの場として賑わうことが見込まれています。年間利用者数は体育館で約20万人、プール関係で約22万人、合わせて40万人以上を見込んでおり、市民生活の質を高めるとともに、観光資源としても新たな魅力を発信する拠点となるでしょう。
最終更新日:2025年8月19日

