公益財団法人名古屋まちづくり公社が実施する金山総合駅連絡通路橋広告媒体等改修業務及び運営業務の事業者に、株式会社JR東海エージェンシー、株式会社セイビ堂、合同会社江口靖二事務所による共同事業体(コンソーシアム)が決定しました。
令和7年3月24日に基本協定を締結し、デジタルサイネージを中心とした広告媒体の一体的な改修と運営を進めます。天井高のある開放的な空間特性を生かし、「空とつながる駅 ― Sky Connection」をコンセプトとした先進的なメディア空間を整備することで、金山地区のにぎわい創出、地域情報・防災情報の発信、エリア価値の向上に寄与することが期待されています。
→株式会社JR東海エージェンシー 金山総合駅連絡通路橋広告媒体等改修業務及び運営業務の事業者に決定
金山総合駅連絡通路橋へのLEDビジョン設置の概要
1.事業者決定と基本協定締結
株式会社JR東海エージェンシー、株式会社セイビ堂、合同会社江口靖二事務所による共同事業体の事業者選定。
令和7年3月24日の基本協定締結による事業推進体制の確立。
2.事業対象と施設概要
名古屋市中区金山一丁目に位置する金山総合駅連絡通路橋内広告媒体の一体的改修・運営。
床面積約1,934㎡、平成元年供用開始の歩行者動線空間の高度活用。
3.改修・運営スケジュール
令和7年4月から令和8年8月までの設計・製作を含む改修期間設定。
令和8年9月から令和15年3月までの長期運営による安定的事業展開。
4.広告媒体整備と運営方針
デジタルサイネージを中心とした広告媒体の開発・販売・管理の一体運営。
平常時の情報発信と災害時の防災情報発信を両立する公共性重視の運用。
5.デザインコンセプトと空間演出
「空とつながる駅 ― Sky Connection」を掲げた開放感ある空間デザイン。
天井面LEDビジョンや大型吊り下げLEDビジョンによる非日常演出。
6.メディア価値とエリア認知向上
柱巻きディスプレイや大型ビジョン等を組み合わせた高付加価値メディア構成。
広域への金山エリア認知拡大と広告媒体価値向上の両立。
7.金山総合駅の拠点性と事業意義
3社局5路線が集結する名古屋有数のターミナル拠点としての高い集客力。
通過空間から情報・にぎわい創出拠点へ転換する都市拠点強化の取り組み。

本事業は、金山総合駅連絡通路橋内に設置されている広告媒体を対象に、改修から運営までを一体的に行うものです。広告媒体の開発、販売、管理、運営に関するノウハウを民間事業者の力で最大限に活用し、公共空間としての価値と広告メディアとしての価値の両立を目指します。
事業者として選定されたのは、株式会社JR東海エージェンシー、株式会社セイビ堂、合同会社江口靖二事務所による共同事業体です。交通広告や空間演出、デジタルサイネージの企画・運営において豊富な実績を持つ各社が連携することで、安定した運営体制と高いクリエイティブ力の発揮が期待されています。
対象箇所は、名古屋市中区金山一丁目1905番地に位置する金山総合駅連絡通路橋内の広告媒体で、床面積は約1,934㎡、平成元年7月に供用開始された歩行者用通路です。駅利用者だけでなく、周辺施設を行き交う多くの人々の動線上に位置することから、高い視認性と情報発信力を備えた空間となっています。

改修期間は令和7年4月から令和8年8月までを予定しており、設計・製作期間を含めて段階的に整備が進められます。既存設備の更新に加え、新たなデジタルサイネージやLEDビジョンの導入により、視覚的な訴求力と情報伝達性能の大幅な向上が図られます。
運営期間は令和8年9月から令和15年3月までの長期にわたり、広告媒体の販売・管理、コンテンツ運営、保守管理などを一体的に行います。平常時は広告や地域情報の発信拠点として活用され、災害時には避難情報や緊急情報を迅速に伝達できるメディアとしての役割も担います。
公共性と収益性のバランスを取りながら、駅空間の魅力向上と持続的な運営モデルの構築を目指す点が、本事業の大きな特徴です。

広告媒体のデザインコンセプトは「空とつながる駅 ― Sky Connection」です。天井が高く、開放感のある連絡通路橋の空間特性を最大限に生かし、約70メートルに及ぶ天井面LEDビジョンや大型吊り下げLEDビジョンによって、上空を演出するダイナミックな空間づくりを行います。
デジタルサイネージを効果的に配置することで、青空や星空といった自然モチーフの演出、文化・観光・イベント情報など多様なコンテンツの発信が可能となり、駅でありながら「非日常」を体験できる場を創出します。
さらに、柱巻き液晶ディスプレイ、電照サインボード、自立パネルサインボード、大型LEDビジョンなど複数の媒体を組み合わせることで、視認性・情報量・演出効果を高め、広告媒体としての付加価値向上と金山エリアの認知拡大を図るものとされています。

金山総合駅は、名古屋鉄道、JR東海、名古屋市営地下鉄の3社局5路線が乗り入れる、名古屋駅に次ぐ主要ターミナル駅です。名鉄名古屋本線、JR中央本線・東海道本線、地下鉄名城線・名港線が交差し、通勤・通学・観光・空港アクセスなど多様な移動ニーズを支えています。駅全体は名古屋市が整備・保有する公共施設として一体化されており、「中部の駅百選」にも選定されるなど、都市拠点として高い評価を受けています。
全路線合わせた一日平均乗降客数は477,958人(2019年度)と、一日に約40〜50万人ほどの利用者が行き交う金山総合駅において、連絡通路橋は人の流れが集中する重要な動線です。本事業により、単なる通過空間から、情報・文化・にぎわいを創出する「滞在価値のある空間」へと進化することが期待されます。
また、災害時には広域避難拠点周辺の情報発信拠点として機能する可能性も高く、都市防災の観点からも意義の大きい取り組みといえます。金山地区全体のブランド力向上や回遊性の強化にもつながり、駅を核としたまちづくりの新たなモデルケースとなることが期待されます。
最終更新日:2026年1月22日