東京都大田区が推進する「羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園事業」において、株式会社かたばみを代表法人とする6社で構成されたグループ「羽田みらいパークマネジメント」が、設置等予定者として選定されました。
羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園事業は、公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して整備されるもので、羽田空港に隣接する約3.2ヘクタールの敷地に、緑豊かでにぎわいと憩いを兼ね備えた都市型公園を創出する計画です。羽田空港跡地の再開発は、国内外の来訪者を迎える「東京の玄関口」にふさわしい都市空間の形成を目指しており、今回の公園整備はその中核的プロジェクトとして位置づけられています。事業は2026年7月頃に着工、2028年4月の開園を目指して進められる予定とされています。
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羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園事業の概要
1.事業の概要
東京都大田区が推進する「羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園事業」は、公募設置管理制度(Park-PFI)を活用した都市公園整備事業。
羽田空港隣接地に約3.2ヘクタールの緑地を整備し、にぎわいと憩いの拠点形成を目指す。
2.選定事業者と体制
代表法人・株式会社かたばみを中心とした6社による「羽田みらいパークマネジメント」が設置等予定者に選定。
NTTアーバンバリューサポート、鹿島建物総合管理などが参画し、設計から運営までを一体的に実施。
3.コンセプト「HANEDA“えん”PARK」
「いにしえと今、そして未来を“えん”でつなぐ」をテーマに掲げる公園構想。
“えん”に「縁」「円」「園」の意味を重ね、交流と成長の場を創出。
4.公園の主な整備内容
草地広場を中心に、スケートボードやパデルなどのスポーツ施設、カフェ&ブルワリーを配置。
町工場の技術を活かした実証実験エリアやロボット体験施設を備えた複合空間を形成。
5.立地とスケジュール
事業地は東京都大田区羽田空港一丁目・二丁目地内、面積は約32,722㎡。
2026年7月頃に着工し、2028年4月頃の開園を予定、供用後20年間の管理運営を実施。
6.羽田空港跡地再開発との連携
「羽田イノベーションシティ」や多摩川スカイブリッジなどと連携する再開発の中核事業。
空・陸・水を結ぶアクセス拠点として、地域の回遊性と魅力を向上。
7.今後の展望
開園後は地域イベントや文化・スポーツ交流を通じたにぎわい創出を推進。
持続可能な運営体制を構築し、「みどりとにぎわいが共存する未来型公園」を実現。

羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園は、羽田空港の沖合展開によって生まれた広大な跡地の一部を活用し、空港機能とまちの生活が調和する新しい都市空間を実現することを目的としています。周辺では、研究開発拠点「羽田イノベーションシティ(HICity)」の整備が進み、観光・ビジネス・地域交流の拠点として注目を集めています。
大田区が実施した公募において、Park-PFI方式による公園整備・運営事業の設置等予定者として「羽田みらいパークマネジメント」が選定されました。代表法人は株式会社かたばみで、NTTアーバンバリューサポート、鹿島建物総合管理、現代建築研究所、東京ソイルリサーチ、ランドスケープデザインの計6社が構成員です。
同グループは設計から施工、管理運営に至るまで一貫した体制を整え、公共空間としての質と、民間活力によるにぎわい創出の両立を目指すものとされています。

「羽田みらいパークマネジメント」は、「いにしえと今、そして未来を“えん”でつなぐ HANEDA“えん”PARK」をコンセプトに掲げています。ここでの“えん”は、地域との「縁」、人と人との「円」、そして成長と循環を象徴する「園」の3つの意味を重ね合わせています。
この公園は、羽田の歴史と文化、そして最先端のテクノロジーやイノベーションを融合させた“時を超えてつながる空間”として位置づけられます。地域住民の日常的な憩いの場であると同時に、空港利用者や観光客にとっても羽田を象徴する新しい滞在拠点となることを想定しています。さらに、隣接する羽田イノベーションシティ(HICity)との連携により、イベント開催や文化・スポーツ交流の促進など、多面的な都市活動を展開。羽田全体の魅力を高めることが期待されています。


整備計画では、「誰もが自由に過ごせる開放的なみどりの空間」と「多様な活動を支える機能性」の両立が重視されています。公園の中心には3つの草地広場が配置され、芝生でくつろげる憩いのゾーンとして整備されます。また、アクティブな活動に対応するため、スケートボードやパデルなどのスポーツが楽しめるフィールドも整備される予定です。
加えて、地元大田区の町工場の技術を活用した実証実験スペースや、地域発のカフェ&ブルワリー、ロボット体験施設など、羽田ならではの産業・文化が融合した魅力的な施設群も計画されています。
さらに、屋根付きの広場や複合管理棟、デジタルサイネージ、シェアサイクルポートなど、利便性と快適性を高める都市インフラも導入。環境に配慮した再生可能エネルギーの活用や、地域連携イベントの実施も見据え、次世代型の公園モデルとして注目されています。

事業地は東京都大田区羽田空港一丁目および二丁目地内で、面積は約32,722㎡に及びます。京浜急行空港線および東京モノレール「天空橋駅」から徒歩3分という交通利便性の高い立地にあり、空港利用者や地域住民の双方がアクセスしやすいのが特徴です。
本事業では、設計と施工を一体的に進めるDB(Design-Build)方式を採用し、品質と効率を両立した整備を行います。設置対象施設には、広場、エントランス、園路、駐車場、自転車駐車場、遊具、トイレ棟などのほか、管理棟や休憩施設も含まれます。
工事は2026年7月頃に着手し、2028年4月頃の開園を予定。供用開始後20年間にわたり、民間事業者による管理運営が行われます。官民連携により、維持管理の効率化と利用者満足度の向上を図りつつ、地域に愛される持続可能な公園運営を実現するものとされています。


羽田空港跡地第1ゾーンは、国家戦略特区の枠組みを活用し、「新産業創造・発信拠点」として再開発が進むエリアです。これまでに羽田イノベーションシティの整備、交通広場や多摩川スカイブリッジの開通、舟運ルートの整備などが段階的に進められており、羽田・川崎両岸の一体的なまちづくりが形成されつつあります。
今回の都市計画公園整備は、これらの広域的な都市機能を補完し、エリアの魅力をさらに高める重要な役割を担います。羽田みらいパークマネジメントによる取組は、空・陸・水が交わる羽田の地において、みどりを媒介とした新たな交流拠点を創出するものといえます。
開園後は、イベントや地域フェスティバル、観光プロモーションなども展開し、羽田全体のブランド価値向上と地域経済の活性化に寄与することが期待されています。
最終更新日:2025年11月8日

