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阪神西宮駅北地区公民連携事業

阪神西宮駅北地区公民連携事業は、兵庫県西宮市和上町に建設される地上40階前後の超高層タワーマンションや図書館等から構成される複合施設です。立地は、南側を阪神本線「西宮」駅、北側を国道2号に挟まれた一帯に位置しています。

土地区画整理事業と市街地再開発事業を一体的に進め、区画道路の整理や公園機能の再編により、駅前敷地の一体的な利活用を図ります。バス動線や歩行者動線を再構築することで、安全性と乗換利便性に優れた交通結節点が形成されます。また、再開発等促進区を定める地区計画制度を活用し、広場や歩道状空地などのオープンスペースを確保するとともに、容積率や建築物の高さ制限の緩和により、駅前拠点としての土地の高度利用と都市機能の集積が促進されます。

さらに、市街地再開発事業では、阪神西宮駅と直結する図書館を核とした複合施設を整備し、回遊性と滞留性の高い賑わい空間の創出を目指すものとされています。施設整備にあたっては国庫補助事業を活用し、公民連携によるコスト縮減を図るとともに、省エネルギー設備や再生可能エネルギーの導入により、公共施設のZEB(ZEB-Ready)化が推進されます。

建築主は大阪ガス都市開発株式会社、阪急阪神不動産株式会社、NTT都市開発株式会社です。着工は2028年7月、竣工は2032年12月となっています。

出典・引用元

西宮市 阪神西宮駅北地区公民連携事業


概要

名称 阪神西宮駅北地区公民連携事業
計画名 阪神西宮駅北地区公民連携事業
所在地 兵庫県西宮市和上町の一部
用途 共同住宅、図書館、店舗、バスロータリー
階数 住宅棟:地上40階前後
図書館棟:地上5階
高さ
構造
基礎工法
総戸数
敷地面積 施行地区面積:約0.6ha
建築面積
延床面積 住宅棟:ー
図書館棟:約6,620㎡
着工 2028年7月
竣工 2032年12月
建築主 大阪ガス都市開発株式会社(代表)、阪急阪神不動産株式会社、NTT都市開発株式会社
設計
施工
最寄駅 阪神本線「西宮」駅、JR東海道本線(神戸線)「西宮」駅
備考
 
 

位置図

配置図

出典∶西宮市

断面図

出典∶西宮市

現地状況

南西側から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。2025年1月撮影。

 

 

出典∶西宮市

阪神西宮駅北地区公民連携事業では、土地区画整理事業と市街地再開発事業を一体的に進める手法が採用されています。いずれも民間事業者による個人施行とし、再開発等促進区を定める地区計画制度を活用することで、公共施設や広場整備に応じた容積率・高さ制限の緩和を行い、駅前敷地の高度利用を促進するものとされています。

土地区画整理事業では、地区内を東西に貫く区画道路を廃止して大街区化を図り、駅前敷地を一体的に活用できる空間構成へ転換します。これにより、バス動線や歩行者動線の再編が可能となり、安全性と乗換利便性の高い交通結節機能の強化が期待されます。また、無電柱化や道路・公園機能の再編を進め、景観性や防災性の向上にも寄与します。和上公園の区域変更に伴う機能低下については、敷地内に広場や歩道状空地を確保することで補完し、ウォーカブルで開放的な駅前空間を形成します。

 

出典∶西宮市

市街地再開発事業では、住宅棟と図書館棟からなる複合施設を整備し、阪神西宮駅およびエビスタ西宮と連絡デッキで接続します。駅前立地を生かし、公共施設としての利便性と回遊性を高める計画です。

新中央図書館は、「人と本との出会い」「交流」「学び」「落ち着いた滞在」を同時に実現する空間づくりを目指したものとなります。建物内部には大きな吹抜けと天井まである書架を配置し、回遊しながら居場所を見つけられる構成となる計画です。

更にデッキテラスや広場と連続することで、屋内外が一体となった賑わいの創出が期待されます。また、省エネルギー性能の高い設備導入によりZEB-Ready水準を目指すほか、制震構造や書架の転倒防止対策など、防災面への配慮も行われます。

 

南側から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。撮影時は、バスの車庫がありました。

 

 

南東側、エビスタ西宮から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。

 

 

区域南側には、阪神電車「西宮」駅と駅ビル商業施設「エビスタ西宮」が立地しています。阪神西宮駅北地区公民連携事業は、これらの施設と連絡デッキで結ばれる計画です。

 

 

南東側から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。

 

 

北東側から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。

 

 

北側から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。

 

 

北西側から見た阪神西宮駅北地区公民連携事業の建設地の様子です。

本事業は、都市計画手続き、土地区画整理事業、市街地再開発事業を段階的に進める長期プロジェクトです。2025年度には都市計画公園の変更や地区計画の決定、同年末には土地区画整理事業に関する予算議決が予定されています。2026年度には施行認可や設計・施工事業者の内定、地区整備計画の決定が見込まれています。

その後、2027年度に市街地再開発事業の施行認可、2028年度に建築工事着工を経て、2032年度の竣工を目標としています。基盤整備と施設整備を段階的に進めることで、交通結節機能の強化、公共施設の充実、民間投資の誘導を同時に実現し、駅前拠点としての価値向上が図られます。 

 

GoogleEarth

最終更新日:2026年1月14日

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