青朋ビルは、東京都港区北青山三丁目に建つ地上13階、地下1階、高さ59.99mの高層ビルです。立地は、表参道駅北東側の青山通りに面した場所に建っていた「青朋ビル」と「UR青朋ビル」跡地に位置しています。 フロア構成は、地下1階に駐車場、地上1階~2階に店舗、3階~10階に事務所、11階~13階に住宅となります。また、オフィススペックは、基準階面積約1,073㎡(約324坪)、天井高2,800mm、OAフロア100mm、床荷重500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン1,000kg/㎡)となっています。共用施設には、地下1階の駐車場内にコーチエントランス、10階に喫煙室、各基準階にリフレッシュコーナー・給湯室が設けられています。 環境性能面では、Low-Eペアガラスの採用による断熱性能向上や雨水貯留・再利用システムの導入、省エネ効率の高いLED照明と人感センサーの使用、ルーバーや庇による日射遮蔽の強化、そして節水型トイレと自動水洗の採用により、省エネルギー化と資源の有効利用を実現しています。 構造面では、10階にトラス架構を採用して柱スパンを用途ごとに切り替える設計とし、制振構造としてオイルダンパーを配置することで地震時の揺れを軽減しています。また、CFT柱やサイドプレート工法によって耐震性能と変形性能を向上させ、外角に扁平柱を配置する外郭構造により大スパンと耐震性を両立しています。上記の環境・社会への配慮から、DBJ Green Building認証4つ星を取得しています。 建築主は青朋ビル株式会社、独立行政法人都市再生機構、設計は株式会社久米設計、施工は清水建設株式会社です。既存建築物解体着手は2020年10月、着工は2021年9月1日、竣工は2024年4月5日となっています。
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称
青朋ビル
計画名
青朋ビル
所在地
東京都港区北青山三丁目108番 外
用途
事務所、店舗、共同住宅
階数
地上13階、地下1階
高さ
56.04m (最高59.99m) 公式サイト:56.068m
構造
鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 制振構造(オイルダンパー)
基礎工法
場所打ち鋼管コンクリート杭
総戸数
24戸
敷地面積
2,131.85㎡
建築面積
1,646.96㎡ 公式サイト:1,660.69㎡
延床面積
17,559.60㎡ 公式サイト:17,937.91㎡
着工
2021年9月1日 既存建築物解体着手:2020年10月
竣工
2024年4月5日 公式サイト:2024年4月
建築主
青朋ビル株式会社、独立行政法人都市再生機構
設計
株式会社久米設計
施工
清水建設株式会社
最寄駅
東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道」駅、銀座線「外苑前」駅
備考
▼施設構成 地下1階:駐車場 地上1階~2階:店舗 3階~10階:事務所 11階~13階:住宅「青朋レジデンス」
位置図
標識
断面図
出典:清和綜合建物株式会社
イメージパース
出典:清和綜合建物株式会社
写真
南東側正面から見た青朋ビルの様子です。
南東側正面から見た青朋ビルの低層部分の様子です。
3階~10階には、事務所が入ります。
11階~13階には、住宅「青朋レジデンス」が入ります。
東側から見た青朋ビルの様子です。
東側から見た青朋ビルの低層部分の様子です。
北側から見た青朋ビルの様子です。
外装材は、グリッドデザインが特徴的なカーテンウォールが採用されています。
地上付近には、壁面緑化が施されています。
西側から見た青朋ビルの様子です。
エントランスです。
青山通り沿いの様子です。青山通りの紅葉がガラスファサードに反射して、透明感ある非常に美しい景観を創り出していました。
オフィスエントランスです。
館銘板です。
オフィスエントランス周り、柱の足下には、植栽があります。
出典:清和綜合建物株式会社
「リフレッシュコーナー・給湯室」のイメージパースです。
出典:清和綜合建物株式会社
「オフィスフロア」のイメージパースです。
住宅エントランスです。
住宅館銘板です。
青山通りから見上げた青朋ビルの様子です。
最終更新日:2025年1月5日