リビオタワー品川は、東京都港区港南3丁目で建設中の地上34階、高さ119.89m、総戸数815戸の超高層タワーマンションです。立地は、高浜運河東側の港南エリア、西側を特別区道第897号線、南側を特別区道第896号線、東側を特別区道第898号に囲まれた場所に建っていた地上10階、総戸数98戸、1966年7月竣工の「公団港南3丁目住宅」や地上14階、総戸数134戸、1971年4月竣工の「港南3丁目第2市街地住宅」跡地に位置しています。
品川駅や高輪ゲートウェイ駅に近接し、鉄道や自動車交通の利便性が高い港区中央部の約0.7haの区域において、高層共同住宅を建設する計画となっています。国・東京都・港区の上位計画を踏まえ、ウォーターフロントにふさわしい街並みを形成し、安全・安心な都心の居住環境を整備することを目的として建設が進められています。
敷地配置は、敷地中央に住宅棟が建設され、敷地内にはまとまった規模の広場状公開空地、歩道状公開空地が設けられます。また、主要用途は住宅となり、1階部分には入居者及び近隣住民が利用可能な商業店舗(小売店)が1店舗入ります。駐車場はタワーパーキング264台、来客用平置3台の計267台、駐輪場は1,000台となります。住戸専有面積は42.10㎡~130.24㎡、間取りは1LDK~3LDK、共用施設にはエントランスホール、エントランスラウンジ、フィットネスルーム、ゴルフレンジ、オーナーズラウンジ、ファミリールーム、スカイラウンジ、ゲストルーム、ワークスペースが入ります。
外観デザインは、船の帆や風、流れをイメージした独自のフォルムを採用し、周囲の高層建築群と調和しながらも個性を際立たせたものとなります。水平と垂直のラインを組み合わせたデザインが軽やかなリズムを生み、コーナーウインドウが透明感のある輝きを演出。エントランスは2層吹き抜けの大空間とし、雄大な海をモチーフにしたデザインが心地よい空間となります。また、緑豊かなランドスケープには水景や散策路を設け、都市に自然の癒しをもたらす工夫が施されています。
環境性能面では、生物多様性の保全を評価する「ABINC認証」や、都市の緑化を推進する「SEGES認定」を取得し、自然との共生を重視。断熱性能を向上させ、省エネを実現する「ZEH-M Oriented」仕様を採用し、エネルギー効率の高い居住環境を提供しています。また、低炭素住宅の認定を申請し、CO2排出削減にも貢献。共用廊下には、環境に優しい再生ナイロン繊維を使用したタイルカーペットを採用し、持続可能な暮らしを支える設計となっています。
建築主は日鉄興和不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、九州旅客鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社、中央日本土地建物株式会社、設計は株式会社長谷工コーポレーション、施工は株式会社長谷工コーポレーションです。既存建築物解体着手は2022年1月31日、着工は2022年度、竣工は2026年5月上旬となっています。
出典・引用元
・リビオタワー品川 公式サイト
・日鉄興和不動産株式会社 マンションブランド「LIVIO(リビオ)」都心大型2物件(計1,337戸) 『リビオタワー品川』『リビオシティ文京小石川』 2月22日(木)より同時エントリー受付開始
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:リビオタワー品川 公式サイト
概要
名称 |
リビオタワー品川 |
計画名 |
(仮称)港区港南三丁目7番プロジェクト |
所在地 |
東京都港区港南3丁目7番2、7番3、7番7、7番8 |
用途 |
共同住宅(一部店舗)、駐車場 |
階数 |
地上34階 |
高さ |
119.89m |
構造 |
鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 |
現場造成杭 |
総戸数 |
815戸(他に店舗1区画) |
敷地面積 |
6,821.38㎡ |
建築面積 |
3,189.28㎡ 標識:3,195.93㎡ |
延床面積 |
76,130.35㎡ 標識:76,500.21㎡ |
着工 |
2023年1月10日 解体着手:2022年1月31日 |
竣工 |
2026年5月上旬 標識:2026年7月31日 |
建築主 |
日鉄興和不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、九州旅客鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社、中央日本土地建物株式会社 |
設計 |
株式会社長谷工コーポレーション 外観および共用部全体デザイン監修:浅井謙建築研究所株式会社 スカイラウンジ・ワークラウンジ・ゲストルームデザイン監修:株式会社SDSインターナショナル 共用部アートディレクション:株式会社ウィープラス |
施工 |
株式会社長谷工コーポレーション |
最寄駅 |
JR、京急本線「品川」駅、JR「高輪ゲートウェイ」駅、東京モノレール「天王洲アイル」駅 |
備考 |
専有面積:42.10㎡~130.24㎡ 間取り:1LDK~3LDK 共用施設:エントランスホール、エントランスラウンジ、フィットネスルーム、ゴルフレンジ、オーナーズラウンジ、ファミリールーム、スカイラウンジ、ゲストルーム、ワークスペース |
位置図
標識
区域図
出典:港区
配置図
出典:リビオタワー品川 公式サイト
立面図
出典:港区
断面図
出典:港区
イメージパース
▼当初計画
出典:港区
施設構成・イメージ
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「共用施設」の構成イメージです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「外観」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「外観」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「ビオガーデン」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「アクアガーデン」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「エントランスアプローチ」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「エントランスホール」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「ゲストルーム」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「エントランス」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「スカイラウンジ」のイメージパースです。
出典:リビオタワー品川 公式サイト
「バーカウンター」のイメージパースです。
2025年3月建設状況
南西側から見た建設中のリビオタワー品川の様子です。
南西側から見た建設中のリビオタワー品川の高層部分の様子です。角住戸には、床から天井付近まであるダイレクトウインドウが採用されています。
南西側から見上げた建設中のリビオタワー品川の様子です。
北西側から見た建設中のリビオタワー品川の様子です。
北西側から見た建設中のリビオタワー品川の様子です。
北東側から見た建設中のリビオタワー品川の様子です。
かなり横幅のあるタワーマンションとなっています。
南東側から見た建設中のリビオタワー品川の様子です。
最終更新日:2025年3月9日