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宮益坂地区第一種市街地再開発事業

宮益坂地区第一種市街地再開発事業は、 東京都渋谷区渋谷一丁目及び二丁目に建設される地上33階、地下3階、高さ約180mの「A街区」、地上7階、地下2階、高さ約40mの「B街区」、地上2階、地下1階、高さ約10mの「C街区」の3街区から構成される超高層ビルです。

立地は、区域中心部を東西に貫通する大山街道(宮益坂)、西側を明治通りに隣接した一帯に位置しています。再開発区域内は、小規模宅地が存在するとともに、建物の老朽化等の課題を有しており、上位計画に掲げる国際ビジネス拠点の形成やにぎわいと回遊性のある都市空間の創出はもとより、良好な都市環境や防災性の高い市街地の形成を図ることが困難な状況にあることが課題となっていました。


再開発事業により、渋谷駅を中心とした交通結節点としての機能拡充や歩行者中心のにぎわいある街並み形成を目的としています。渋谷エリア全体の都市機能を強化し、国際ビジネス交流都市として発展を目指すとともに、土地の合理的な高度利用を図ります。また、国際化に対応したホールや宿泊滞在施設、産業育成支援施設などの一体的な整備を通じて複合機能集積地を形成し、歩行者ネットワークの強化や宮益坂の歩行者空間整備による回遊性向上やにぎわい創出を推進します。

「A街区」では、国内外の来街者やイベントに対応するホールや国際水準の宿泊滞在施設、事務所、店舗、官民連携の産業育成支援施設を導入します。また、歩行者ネットワークを強化するアーバン・コアや上空通路、地下広場を整備するとともに、大山街道と沿道が一体となったにぎわい空間を創出します。さらに、環境負荷低減を目的に地域冷暖房施設や高効率設備の導入、自然エネルギーの活用を行い、沿道の中低層部には緑豊かなパブリックスペースを配置して歩行空間の質を向上させます。防災面では、帰宅困難者向けの一時滞在施設や防災備蓄倉庫を整備し、B街区の車両を含めた駐車施設をA街区に集約することで、効率的な動線計画を実現します。

「B街区」では、店舗を配置し、大山街道と駅を結ぶ縦軸動線となるアーバン・コアを整備します。また、各駅や地区外南側のスカイウェイと接続し、上空通路を通じて「A街区」と連携させることで、大山街道や駅前に開かれたパブリックな施設として機能します。

「C街区」では、御嶽神社を再整備し、神社参道に加え、参道脇から後背地の区道919号路線へとつながる小路や店舗を整備します。これにより、ヒューマンスケールのにぎわいが連続する空間を形成し、地域に新たな魅力を創出します。


施設構成は、「A街区」の地下3階に機械室、地下3階~地下1階に駐車場、地下1階~地上4階に店舗、4階に産業育成支援施設、5階~7階にホール、8階に機械室、9階に産業育成支援施設、9階~27階に事務所、28階に機械室、28階~33階に宿泊滞在施設、PH1階~PH2階に機械室、「B街区」の地下2階~地上1階に店舗、地上1階に駐輪場、2階は未利用空間、3階~7階に店舗、「C街区」の地下1階に駐輪場、地上1階に店舗、1階~2階に神社となります。

また、A街区とB街区は宮益坂直上4階レベルに設けられる上空通路、及びアーバン・コアに接続する地下広場・既存地下通路により接続され、A街区、B街区双方には地下と地上を結ぶ「アーバン・コア」及び「サブアーバン・コア」が設けられます。


建築主は宮益坂地区市街地再開発組合、事業協力者は東急株式会社、ヒューリック株式会社です。2025年4月30日に市街地再開発組合の設立認可がされ、着工は2027年10月、竣工は2031年9月となっています。

出典・引用元

東京都 宮益坂地区市街地再開発組合の設立を認可
内閣府 国家戦略特区 第24回 東京都都市再生分科会 配布資料 資料1 宮益坂地区都市計画(素案)の概要
渋谷区 宮益坂地区第一種市街地再開発事業(令和5年4月12日渋谷区告示第129号(都市計画決定))
東京都 宮益坂地区第一種市街地再開発事業


出典:内閣府

概要

名称 宮益坂地区第一種市街地再開発事業
計画名 宮益坂地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都渋谷区渋谷一丁目及び二丁目各地内
用途 A街区:事務所、店舗、ホール、宿泊滞在施設、駐車場等
B街区:店舗等
C街区:神社等
階数 A街区:地上33階、地下3階、塔屋2階
B街区:地上7階、地下2階
C街区:地上2階、地下1階
高さ A街区:約180m
B街区:約40m
C街区:約10m
構造 A街区:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
B街区:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
C街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
基礎工法
客室数
敷地面積 約10,864m
A街区:約7,930㎡
B街区:約2,175㎡
C街区:約759㎡
建築面積 約9,000㎡
A街区:約6,970㎡
B街区:約1,730㎡
C街区:約480㎡
延床面積 約201,301㎡
A街区:約192,057㎡
B街区:約8,490㎡
C街区:約754㎡
着工 2027年10月
竣工 2031年9月
建築主 宮益坂地区市街地再開発組合
事業協力者:東急株式会社、ヒューリック株式会社
設計
施工
最寄駅 JR、東急電鉄、京王電鉄、東京メトロ「渋谷」駅
備考 ▼施設構成
🔻A街区
地下3階:機械室
地下3階~地下1階:駐車場
地下1階~地上4階:店舗
4階:産業育成支援施設
5階~7階:ホール
8階:機械室
9階:産業育成支援施設
9階~27階:事務所
28階:機械室
28階~33階:宿泊滞在施設
PH1階~PH2階:機械室

🔻B街区
地下2階~地上1階:店舗
地上1階:駐輪場
2階:ー
3階~7階:店舗

🔻C街区
地下1階:駐輪場
地上1階:店舗
1階~2階:神社
 
 

位置図

区域図

出典:内閣府
出典:渋谷区

配置図

出典:内閣府
出典:渋谷区

断面図

出典:内閣府
出典:渋谷区
出典:渋谷区

施設構成・イメージ

出典:内閣府

「アーバン・コアの整備」のイメージです。

 

 

出典:内閣府

「A街区 交差点に面する広場と一体となり坂道に沿って斜めにのびるアーバン・コア」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「B街区 スカイウェイと広幅員で連続し、上空レベルに広場空間を確保」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「改札前の広がりある地下広場空間を整備」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「アーバン・コアへの視認性を確保する地下広場」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「渋谷駅周辺エリアの発展を支える都市基盤の整備」のイメージです。

 

 

出典:渋谷区

地下2階平面図です。地下2階でアーバン・コアと地下通路が直結します。

 

 

出典:渋谷区

地下1階の平面図です。

 

出典:渋谷区

地上1階の平面図です。交差点側にアーバン・コアが接続します。

 

 

出典:渋谷区

地上2階の平面図です。傾斜地に立地するため、街区中央付近を南北に貫く立体道路が設けられています。

 

 

出典:渋谷区

地上3階の平面図です。

 

 

出典:渋谷区

地上4階の平面図です。A街区とB街区を結ぶ大山街道上の上空通路はこのレベルに位置しています。また、南側でヒカリエデッキと接続します。

 

 

出典:内閣府

「大山街道沿道のにぎわい空間」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「B街区 大山街道沿道広場」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「神社前広場」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「区画道路」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「区道919号路線」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「渋谷駅周辺エリアの発展を支える都市基盤の整備」のイメージです。

 

 

出典:内閣府

「エネルギー系統図」のイメージです。

 

 

出典:内閣府

「夜景」の完成予想パースです。

 

 

現地状況

西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。2024年4月撮影。

 

 

A街区

南西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区の建設地の様子です。

 

 

北西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区の建設地の様子です。

 

 

北東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区の建設地の様子です。

 

 

南東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区の建設地の様子です。

 

 

A街区とB街区の間は東西方向に大山街道(宮益坂)が貫いています。

 

 

B街区

南東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区の建設地の様子です。

 

 

C街区

南東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 C街区の建設地の様子です。C街区には宮益御嶽神社があります。

 

 

Google Earth

最終更新日:2025年4月28日

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