道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業は、東京都渋谷区道玄坂2丁目で建設中の地上30階、地下3階、高さ156.14mのオフィス棟と地上11階、地下2階、高さ60mのホテル棟から構成される超高層ツインビルです。
立地は、東京都渋谷区道玄坂の渋谷マークシティ北側に建っていた「新大宗ビル2、3、4号館」や「世界堂ビル」、「スヤマビル」等の跡地に位置しています。交流・憩いの広場や業務、商業、宿泊施設等の整備により、国内外の人々の交流の場となる新たなにぎわいの形成に寄与するほか、渋谷駅周辺の歩行者ネットワーク形成や敷地内にまとまった広場空間を配置し、地域の回遊性の向上を図るものとされています。また、老朽化した建物の共同化や、周辺の狭あい道路の拡幅、帰宅困難者対策としての一時滞在施設等の整備により、災害に強いまちづくりが進められます。
ホテル棟には、テイクアンドギヴ・ニーズが運営する「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)」が出店し、渋谷・道玄坂にありながらカジュアルに染まらない、遊び慣れた大人をターゲットにしたラグジュアリーブティックホテルとなります。付帯施設には、エリア最大級のルーフトッププールが設けられ、ルーフトップレストラン&バーやシアタールーム、スパ、レストランなどが入ります。
建築主は道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合、参加組合員は三菱地所株式会社、設計は三菱地所設計・山下設計設計共同体、デザイン総合監修は株式会社北川原温建築都市研究所、事業コンサルタントは株式会社都市企画です。既存建築物の解体着手は2023年2月24日、着工は2024年1月初旬、竣工は2027年2月初旬となっています。
出典・引用元
・三菱地所株式会社 「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」再開発組合設立のお知らせ
・三菱地所株式会社 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)」出店決定
・三菱地所株式会社 「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可及び特定建築者の決定について
・東京都 道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合の設立を認可します
・渋谷区 道玄坂二丁目地区まちづくり
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:渋谷区
概要
名称 |
道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 ホテル:TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) |
計画名 |
道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 |
東京都渋谷区道玄坂2丁目38番他 |
用途 |
事務所、ホテル、飲食店舗、物販店舗、駐車場 |
階数 |
オフィス棟:地上30階、地下3階、塔屋2階 ホテル棟:地上11階、地下2階 |
高さ |
オフィス棟:156.14m ホテル棟:60m |
構造 |
地上:鉄骨造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 |
杭基礎、べた基礎 |
客室数 |
ー |
敷地面積 |
6,724.77㎡ |
建築面積 |
5,230.00㎡ |
延床面積 |
87,100.00㎡ |
着工 |
2024年1月初旬 解体着手:2023年2月24日 |
竣工 |
2027年2月初旬 |
建築主 |
道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合 参加組合員:三菱地所株式会社 |
設計 |
三菱地所設計・山下設計設計共同体 デザイン総合監修:株式会社北川原温建築都市研究所 事業コンサルタント:株式会社都市企画 |
施工 |
ー |
最寄駅 |
JR、東急電鉄、京王電鉄、東京メトロ「渋谷」駅 |
備考 |
ー |
位置図
標識
区域図
出典:三菱地所株式会社
配置図
出典:三菱地所株式会社
断面図
出典:三菱地所株式会社
施設構成・イメージ
出典:三菱地所株式会社
「ルーフトッププール」の完成予想パースです。
出典:三菱地所株式会社
「スパ」の完成予想パースです。
2023年9月既存建築物解体状況
北西側から見た既存建築物の解体、除去が進む道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
北東側から見た既存建築物の解体、除去が進む道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 ホテル棟部分の様子です。
敷地形状はコの字型をしており、凹んだ中央部分には「中央広場」が整備されます。
北西側から見た既存建築物の解体、除去が進む道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 オフィス棟部分の様子です。
北東側から見た既存建築物の解体、除去が進む道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
東側から見た既存建築物の解体、除去が進む道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
2023年9月14日撮影
最終更新日:2023年11月16日