IT TOWER TOKYOは、東京都豊島区西池袋三丁目に建つ地上27階、地下4階、高さ140.124mの超高層ビルです。立地は、東側を劇場通り、北側を都道441号に面した場所に建っていた「池袋マルイ」跡地に位置しています。 施設構成は、地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上4階に商業施設「IT tower TOKYO SHOP&CAFE」、1階~2階にオフィスエントランス、5階にコワーキングスペース・カフェ「SHARE LOUNGE」、6階~7階にメディカル&ウェルネス施設「総合健診センター ヘルチェック」、8階にクリニックモール「IT tower クリニックモール」、6階~25階にオフィス(8階にリフレッシュスペース、14階にシェアオフィス・レンタルオフィス「ワークスタイリング」、17階にプレミアムラウンジ)、26階~27階に機械室となります。また、地下通路にて「池袋」駅と直結します。 構造面では、AMD、オイルダンパー、アンボンドブレースダンパーを用いた制振構造を採用し、4階上部にベルトトラス、26階にハットトラスを設け、水平剛性を高めて強風時の居住性改善や、地震時の変形抑制に効果を発揮するものとされています。環境性能面では、コージェネシステム(CGS)を採用しているほか、外気冷房・自然換気といった自然エネルギーを有効に活用、屋上に約30kwの太陽光パネルを設置し、オフィス部分でZEB Ready認証を取得しています。 建築主はIT tower TOKYO合同会社、設計は清水建設株式会社、施工は清水建設株式会社です。既存建築物解体着手は2021年10月1日、着工は2023年5月18日、竣工は2025年12月末となっています。また、グランドオープンは2026年3月14日で開業しています。
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称
IT TOWER TOKYO
計画名
(仮称)池袋西口プロジェクト
所在地
東京都豊島区西池袋三丁目28番13号 標識:東京都豊島区西池袋三丁目28番4、5、6、9、10
用途
事務所、店舗、自動車車庫
階数
地上27階、地下4階
高さ
140.124m (最高140.124m)
構造
鉄骨造、 一部鉄骨鉄筋コンクリ ート造、鉄筋コンクリ ート造 制振構造 (AMD、オイルダンパー、アンボンドブレースダンパー、ハットトラス、ベルトトラス)
基礎工法
杭併用直接基礎
敷地面積
3,348.29㎡ ニュースリリース:3,348㎡
建築面積
1,944.68㎡ ニュースリリース:1,945㎡
延床面積
41,662.08㎡ ニュースリリース:41,639㎡
着工
2023年5月18日 既存建築物解体着手:2021年10月1日
竣工
2025年12月末
建築主
IT tower TOKYO合同会社
設計
清水建設株式会社
施工
清水建設株式会社
最寄駅
JR、東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ「池袋」駅
備考
▼施設構成 地下4階~地下2階:駐車場 地下1階~地上4階:商業施設「IT tower TOKYO SHOP&CAFE」 1階~2階:オフィスエントランス 5階:コワーキングスペース・カフェ「SHARE LOUNGE」 6階~7階:メディカル&ウェルネス施設「総合健診センター ヘルチェック」 8階:クリニックモール「IT tower クリニックモール」 6階~25階:オフィス ・8階:リフレッシュスペース ・14階:シェアオフィス・レンタルオフィス「ワークスタイリング」 ・17階:プレミアムラウンジ 26階~27階:機械室 グランドオープン:2026年3月14日
位置図
標識
断面図
現地にて撮影
イメージパース
出典∶IT tower TOKYO合同会社
北東側から見たIT TOWER TOKYOの様子です。
北東側から見たIT TOWER TOKYOの低層部分の様子です。
低層部分の外観は、ベージュ色の外装にスリット窓という組み合わせとなっており、同じ池袋エリアに建つHareza 池袋に近いデザインとなっています。
北東側から見たIT TOWER TOKYOの高層部分の様子です。中高層部分はガラスカーテンウォールによるファサードで構成されており、白色の外装材が垂直方向に伸びるラインとして配置されています。これにより、外観にシャープで縦方向の強調が生まれ、印象的なデザインとなっています。
北側から見上げたIT TOWER TOKYOの様子です。
北西側から見たIT TOWER TOKYOの様子です。
北西側から見たIT TOWER TOKYOの低層部分の様子です。
南西側から見たIT TOWER TOKYOの様子です。
駐車場出入口です。地下には、84台収容のIT tower TOKYO PARKINGが入ります。
南東側から見たIT TOWER TOKYOの様子です。
東側から見たIT TOWER TOKYOの様子です。
商業施設エントランスです。
商業施設エントランスは、ガラスファサードに大きく張り出した庇という組み合わせとなっています。
東側公開空地の広場です。
北側公開空地の歩道状空地です。
公開空地を配置していることが記載された総合設計制度表示板です。
現地にて撮影
フロア構成です。
現地にて撮影
ショップ一覧です。
南東側、豊島区立池袋西口公園方面から見たIT TOWER TOKYOの様子です。
IT TOWER TOKYOの頂部には、ロゴが取り付けられています。
商業施設「IT tower TOKYO SHOP&CAFE」
地下1階から地上4階には、商業施設「IT tower TOKYO SHOP&CAFE」が入っています。カフェやレストラン、食品スーパー、ドラッグストアなど多彩な店舗が集まり、オフィスワーカーや来街者、地域住民のニーズに応える都市型商業ゾーンとなります。池袋エリア初出店の店舗も含まれ、日常利用から食事、休憩まで幅広いシーンに対応する賑わいの拠点が形成されています。
商業施設テナントには、地下1階には紅茶メニューを充実させたカフェ「TULLY’S COFFEE &TEA」やサラダボウル専門店「WithGreen」が出店するほか、ナチュラル志向のスーパーマーケット「ビオラル」、ドラッグストア「ウエルシア」などが入ります。
1階にはニューヨーク発のベーカリー&カフェ「THE CITY BAKERY」、カジュアルイタリアン「カプリチョーザ」、食品スーパー「成城石井」などが出店し、日常的に利用しやすい飲食・物販機能が集積しています。
2階には「スターバックス」が出店しており、来館者がくつろげるカフェ空間が提供されています。また、商業施設の核店舗として家電量販店「ビックカメラ」が2階から4階に出店しています。「ビックカメラ IT tower TOKYO店」は「ライフスタイルと家電の発信拠点」をコンセプトとした体験型店舗として計画されており、専門販売員による提案や実演を通じて、家電製品を中心とした新しいライフスタイルを提案する店舗となります。
コワーキングスペース・カフェ「SHARE LOUNGE」
5階には、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手がけるコワーキングスペース・カフェ「SHARE LOUNGE」が池袋エリアに初出店します。ラウンジの居心地の良さとオフィス機能を兼ね備えた空間で、カフェやバーとしての利用のほか、イベントスペースとしても活用可能です。集中して作業ができる半個室や打ち合わせに適したブース席、最大14名まで利用できる会議室などを備え、多様なシーンに対応します。また、平日ランチタイムには職域食堂として利用できる「コミュニティ食堂」の導入も予定されており、入居企業同士や来館者の交流を促進する場となります。
オフィス
オフィスは、整形無柱のレイアウトを採用することで高い自由度を確保しており、部門を超えたチームコミュニケーションの活性化や社内外のメンバーとの連携を促進する環境が整えられています。多様な働き方に対応する先進的な設備を備え、イノベーション創出を加速させるオフィス空間を提供するものとされています。オフィススペックは、基準階面積が291坪(963.2㎡)、天井高3,000mm、OA高さ100mm(6、15、25階300mm)、床荷重500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン1,000kg/㎡)、OAコンセント容量60VA/㎡となっています。
メディカル&ウェルネス施設
*写真は2階オフィスエントランスのもの
6階〜7階には、メディカル&ウェルネス施設として「総合健診センター ヘルチェック」が入っています。法定健診や人間ドック、生活習慣病検診、レディースドック、脳ドックなど多様な検査を提供し、オフィスワーカーや地域住民の健康管理を支えるものです。また8階にはクリニックモール「IT tower クリニックモール」が設けられ、各種医療機関が入るほか、日常的な医療サービスを身近に利用できる環境を整えられています。
リフレッシュスペース/プレミアムラウンジ
*写真は西側エントランスのもの
8階には、オフィスワーカー専用のリフレッシュスペースが設置されています。オフィスフロアとは異なる環境でランチや休憩を楽しむことができ、日常の業務の合間にリラックスできる空間が提供されています。さらに17階には、高層階に入居する企業向けのプレミアムラウンジが設けられています。落ち着いた雰囲気のラウンジ空間で、来客対応や商談、ミーティング、出張者のワークスペースなど、オフィス外のサードプレイスとして利用可能となっています。
ワークスタイリング
14階には、三井不動産が展開するシェアオフィス・レンタルオフィス「ワークスタイリング」が入ります。「Sky Park」をコンセプトとした開放的なデザインが特徴で、オープンスペースのほか個室や会議室、1席単位で契約可能なレンタルオフィスなどを備えています。短期プロジェクトでの利用や拠点開設など、多様なビジネスニーズに対応し、入居企業や周辺エリアのワーカーに新たな働き方の選択肢を提供するものとされています。
地下通路接続(池袋駅直結)
IT TOWER TOKYOは、池袋駅西口からアゼリア通りを進んだ西口五差路に位置し、抜群の視認性を備えています。さらに、JR各線(山手線・埼京線・湘南新宿ライン)、東京メトロ各線(丸ノ内線・有楽町線・副都心線)、東武東上線、西武池袋線の8路線が乗り入れる池袋駅と地下通路で直結しており、各改札から雨に濡れることなくオフィスロビーへダイレクトにアクセスできます。
地下通路は東武百貨店、西武百貨店、ルミネ、パルコ、エソラ、エチカなどの大型商業施設ともつながっており、交通利便性と回遊性に優れた立地となっています。
建物は地上27階、地下4階、高さ約140mの超高層ビルであることから、2つのトラス架構を有する制振構造が採用されています。4階上部のベルトトラスと26階のハットトラスによって建物全体の水平剛性を高め、強風時の揺れや地震時の変形を抑制します。また、アンボンドブレースダンパーやオイルダンパーが振動エネルギーを吸収することで揺れを低減し、屋上にはアクティブ・マス・ダンパー(AMD)を設置することで強風時の建物の揺れを抑制します。これにより、想定震度6強程度の地震においても建物被害を小破程度に抑える高い耐震性能を確保しています。
環境性能面では、再生可能エネルギー電力の調達率100%を実現し、脱炭素社会の実現に貢献する先進的なオフィスビルを目指しています。屋上には約30kWの太陽光発電設備を設置するほか、コージェネレーションシステムや高効率空冷モジュールチラーを採用し、省エネルギー性能を高めています。さらに、外気冷房や自然換気、Low-E複層ガラス、全熱交換器などを組み合わせることで空調負荷を低減するとともに、BEMS(ビルエネルギー管理システム)によるエネルギーの見える化と最適運転制御を行い、高効率なビル運用を実現します。これらの取り組みにより「オフィスZEB Ready」の認証取得を目指したものとなっています。
豊島区立池袋西口公園とIT TOWER TOKYOの様子です。
最終更新日:2026年3月16日