ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスは、東京都北区赤羽台1丁目で建設中の地上29階、地下2階、高さ101.24m、総戸数550戸の超高層タワーマンションです。立地は、赤羽駅北西側、東側を特別区道北1984号、北側をうつり坂、西側を特別区道北2053号、南側を大坂に囲まれた「赤羽台周辺地区 地区計画」における旧北区立赤羽台東小学校跡地と隣接するUR都市機構用地に位置しています。
「赤羽台周辺地区のゲートウェイとして、多様な人々が集い、行き交い、にぎわう都市生活拠点の形成」というコンセプトのもと、北区とUR都市機構が保有する土地の一体的な活用を図り、さらに魅力あるまちづくりを推進しています。これにより、赤羽台団地およびその後背エリアを含む赤羽台周辺地区のゲートウェイ空間の形成を目指した開発が進められています。「擁壁を切り開き、地域をつなぐ」をテーマに、敷地内の貫通通路沿いに設けられた棚田状のコミュニティスペースは、赤羽駅前と本地区周辺の結節点として機能し、地域の多様な人々の「縁」と未来の「縁」を繋ぐ、先進的な場所づくりを目指しています。
地上29階、地下2階の「タワー棟」、地上5階、地下2階の「レジデンス棟」、地上3階の「コミュニティ棟」から構成されており、地下2階~地上1階には生活利便施設(店舗等)や公共駐輪場などが入ります。住戸専有面積は31.33㎡~137.83㎡、間取りは1DK~3LDK、共用施設にはエントランス、コーチエントランス、エントランスホール・ラウンジ、キッズライブラリー、ワーキングラウンジ、サウンドルーム、スカイラウンジ、ランドリールーム、ゲストルーム セレニティ・スイート、ゲストルーム モダン・コンフォート、デッキラウンジ、アウトドアデッキが入ります。
建築主は三菱地所レジデンス株式会社、住友商事株式会社、近鉄不動産株式会社、設計は前田建設工業株式会社一級建築士事務所です。着工は2025年5月1日、竣工は2029年3月10日となっています。
出典・引用元
・ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
・北区 赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区(東京都北区)の土地譲受事業者が決定
・北区/UR都市機構 赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区(東京都北区)の 土地譲受事業者が決定 ~赤羽台周辺地区のゲートウェイ形成に向けた取り組みを進めてまいります~
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
概要
| 名称 |
ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス |
| 計画名 |
赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区/赤羽台ゲートウェイ計画 |
| 所在地 |
東京都北区赤羽台1丁目1番36、3番2、赤羽西1丁目498番2 |
| 用途 |
共同住宅、店舗、公共駐輪場 |
| 階数 |
地上29階、地下2階 タワー棟:地上29階、地下2階 レジデンス棟:地上5階、地下2階 コミュニティ棟:地上3階 |
| 高さ |
101.24m |
| 構造 |
鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
| 基礎工法 |
杭基礎 |
| 総戸数 |
550戸(他に生活利便施設5区画、公共自転車置場1区画) |
| 敷地面積 |
売買対象面積:13,759.59㎡ 建築確認対象面積:13,759.05㎡ 標識:13,759.57㎡ |
| 建築面積 |
7,709.04㎡ |
| 延床面積 |
60,027.57㎡ |
| 着工 |
2025年5月1日 |
| 竣工 |
2028年10月中旬 標識:2029年3月10日 |
| 建築主 |
三菱地所レジデンス株式会社、住友商事株式会社、近鉄不動産株式会社 |
| 設計 |
前田建設工業株式会社一級建築士事務所 |
| 施工 |
ー |
| 最寄駅 |
JR京浜東北線、埼京線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン「赤羽」駅 |
| 備考 |
専有面積:31.33㎡~137.83㎡ 間取り:1DK~3LDK 共用施設:エントランス、コーチエントランス、エントランスホール・ラウンジ、キッズライブラリー、ワーキングラウンジ、サウンドルーム、スカイラウンジ、ランドリールーム、ゲストルーム セレニティ・スイート、ゲストルーム モダン・コンフォート、デッキラウンジ、アウトドアデッキ |
位置
標識
区域図
出典:北区
配置図
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
断面図
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
イメージパース
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
▼当初計画
出典:北区
施設構成・イメージ
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
「ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス」は、低地と台地を隔てていた擁壁を取り除き、高低差のある三つのエリアを緩やかにつなぐ新しい街づくりを目指しています。住宅や生活利便施設だけでなく、広場や庭園などの公共的空間を配置することで、自然と人々の暮らしが調和する都市空間を形成し、地域コミュニティの育成を促進します。四季の移ろいを感じながら暮らせる環境づくりを重視し、住まう人や訪れる人の心に潤いをもたらすとともに、赤羽エリアにおける新たなランドマークとなることを目指しているとのことです。
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
建築デザインにおいては、敷地全体のランドスケープや街並みとの調和を重視し、永続的な美しさを追求しています。タワー棟は、29階建・全430邸の超高層分譲マンションとして計画され、トーンの異なるガラス手摺とマリオンを用いたファサードによって垂直性を強調し、端正で都会的な印象を与える外観としています。角部には大開口の窓を設けることで、開放感と透明感を演出し、地域の新たな象徴的存在となることを意図しています。
一方、レジデンス棟は全120邸、5階建の落ち着いた低層マンションで、土の質感を感じさせる暖色系の手加工タイルを外壁に用い、周囲の景観に溶け込む柔らかで温かみのある佇まいを実現しています。共用施設には、子どもがのびのびと遊べる「キッズライブラリー」や、リモートワークや学習に適した「ワーキングラウンジ」、音楽活動などに利用できる「サウンドルーム」のほか、バーベキューを楽しめる「デッキラウンジ」や来客を迎えるための「ゲストルーム」など、多様な暮らし方に対応する空間が用意されています。さらに、敷地全体には高木から低木、草花まで多種多様な植栽が施され、季節ごとに異なる表情を見せる緑豊かな景観を日常的に楽しめるよう工夫されています。
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
敷地内には、赤羽駅方面からの玄関口として設けられる「ゲートウェイプラザ」をはじめ、自然とふれあえる「ノースミッドプラザ」と「サウスミッドプラザ」、そして最も高い位置に広がる「ヒルズトッププラザ」など、段階的に構成された多彩な広場が計画されています。ゲートウェイプラザではシンボルツリーと噴水が来訪者を迎え、開放的で賑わいのある空間を演出します。大階段を上がった先に広がるノースミッドプラザとサウスミッドプラザは、緑に包まれた穏やかな時間を過ごせる場として計画されており、賑わいとくつろぎが共存する中間エリアとなります。
さらに、最上部のヒルズトッププラザは、静けさと交流の両立を目指す丘上の広場として構想され、暮らしの中に心地よいリズムを生み出します。また、敷地内にはピクニックテーブルを備えた「コミュニティガーデン」も設けられ、自然の中で人と人とがつながる憩いの場を提供します。これらのエリアを結ぶ動線として、赤羽駅と赤羽台をつなぐ「セントラルコリドー」や、季節の風景を楽しめる「桜の路」が整備され、歩行者が快適に移動できる環境が整えられます。
出典∶ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンス 公式サイト
ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスでは、環境負荷の低減と快適性の両立を図るため、「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」を採用しています。断熱性能の向上と高効率設備の導入により、一次エネルギー消費量を年間で20%以上削減し、居住空間内の温度差を小さく保つことで、一年を通して快適な室内環境を実現します。また、共用部を含む建物全体でBELS認証を取得予定であり、断熱構造や保温浴槽、節湯水栓、エコジョーズ、人感センサーなど、さまざまな省エネ設備が導入されます。
これにより、光熱費を抑えつつ、環境に配慮した持続可能な暮らしを提供します。開発を担う三菱地所レジデンスは、2030年までにCO₂排出量を2019年比で50%削減する目標を掲げ、すべての新築分譲・賃貸物件においてZEH-M Orientedを標準仕様とする方針を明示しています。これらの取り組みを通じて、同社は脱炭素社会の実現に向けた住宅開発を加速させています。
2025年4月建設状況
南東側から見た建設中のザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの様子です。
撮影時は、擁壁の施工が進められていました。台地の傾斜地に位置しており、南東側には広場の「ゲートウェイプラザ」が整備されます。
東側から見た建設中のザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの様子です。
北東側から見た建設中のザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの様子です。擁壁が目立ちます。
北西側隣接地には、地上4階、高さ20.61m、延床面積6,902.89㎡の「北区児童相談所等複合施設」が建設されます。設計は隈研吾建築都市設計事務所です。
「北区児童相談所等複合施設」のお知らせ板です。
西側隣接地には「東洋大学 赤羽台キャンパス」があります。
北西側から見た建設中のザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの様子です。
ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの建設地の様子です。撮影時は更地でした。
南西側から見た建設中のザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの様子です。
敷地南側には大坂があります。
南側から見た建設中のザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスの様子です。廃墟が解体され、更地になっていました。
最終更新日:2025年10月21日