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emCAMPUS EAST (エムキャンパス イースト)/ザ・ハウス豊橋

emCAMPUS(エムキャンパス)は、愛知県豊橋市駅前大通2丁目に建つ地上24階、地下1階、高さ99.850m、総戸数129戸のEAST(イースト)と地上16階、地下1階、高さ66.530mのWEST(ウエスト)から構成される大規模複合施設です。

立地は、JR・名鉄「豊橋」駅前から伸びる駅前大通りに面した場所に建っていた「名豊ビル」や「開発ビル」、隣接している「狭間児童広場」の跡地などに位置しており、交通結節点である豊橋駅から延びる都市軸の駅前大通りに面した交通利便性が高い中心市街地にも関わらず、交通、商業、業務施設の老朽化による機能の縮小が進んでいる課題がありました。
市街地再開発事業により、施設建築物と公共空間を一体的に整備し、土地の合理的かつ健全な高度利用の促進と都市機能の更新を図ることで、にぎわいの創出、商業・サービスの活性化およびまちなか居住の促進を行われました。

emCAMPUS EAST (エムキャンパス イースト)は、地上24階、地下1階、高さ99.850m、総戸数129戸のタワーマンションとなっており、施設構成は、地下1階に待機スペース、ゴミ置場、地上1階に商業施設・フードホール「emCAMPUS FOOD」、2階~3階に公共公益施設「豊橋市まちなか図書館」、4階に業務施設(オフィス、豊橋市駅前窓口センター)、5階に業務施設「emCAMPUS STUDIO」(オフィス、豊橋技術科学大学サテライト・オフィス)、屋上に屋上農園、6階~24階に住宅となっています。

ザ・ハウス豊橋の専有面積は58.84㎡~193.57㎡、間取りは1LDK~3LDK、共用施設にはエントランス、コミュニティラウンジ、ミーティングルーム、キッチンスペースが入っており、6~24階各階に防災備蓄倉庫、非常用発電機、AEDが備えられています。
構造面では、工場で製作したプレキャストコンクリート板を現場で兼用型枠として配置し、その上面に配筋、現場打コンクリートを打設して一体化する「ハーフプレキャスト工法」が採用されています。また、制振構造を採用しており、建物全体の変形や加速度を低減する目的で、鉄骨部には座屈拘束ブレース、RC部には鋼板ダンパー及びオイルダンパーといった制振部材を各方向に配置されています。

敷地中央部には、「豊橋市まちなか広場」が整備されており、まちなか広場には様々な用途で使用できる「多目的空間」と、憩いやくつろぎが得られる「みどりの空間」があります。また、2~3階に入る「豊橋市まちなか図書館」はウェルカムゾーンやアクティブゾーン、グローアップゾーン、リラクゼーションゾーン、ラーニングクリエイティブゾーンから構成されており、図書館内にはカフェや屋外テラスもあるほか、蔵書はすべて開架であり、開館時は約6万冊、将来は10万冊を目標としています。

建築主は豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合、参加組合員が中部ガス不動産株式会社、設計はアール・アイ・エー、北山孝二郎+K計画事務所共同企業体、施工は鹿島建設株式会社です。既存建築物解体着手は2018年1月、着工は2018年12月、竣工は2021年8月12日となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 emCAMPUS(エムキャンパス)
EASTマンション名:THE HOUSE TOYOHASHI (ザ・ハウス豊橋)
WESTマンション名:THE HOUSE TOYOHASHI WEST (ザ・ハウス豊橋ウエスト)
計画名 豊橋駅前大通二丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地 愛知県豊橋市駅前大通二丁目82番
用途 EAST:商業、業務、公共公益(図書館等)、住宅、駐車場、駐輪場
WEST:商業、業務、住宅系サービス等、住宅、駐車場、駐輪場
階数 EAST:地上24階、地下1階、塔屋2階
WEST:地上16階、地下1階、塔屋2階
高さ EAST:99.850m(軒高:93.55m)
WEST:66.530m(軒高:59.83m)
構造 EAST:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
制振構造(座屈拘束ブレース、鋼板ダンパー、オイルダンパー)
WEST:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
基礎工法 EAST:杭基礎(場所打ちコンクリート拡底杭)
WEST:直接基礎
総戸数 EAST:129戸(非分譲住戸を含む)
WEST:110戸(賃貸住戸6戸を含む)
敷地面積 EAST:5,013.54㎡
WEST:2,249.83㎡
建築面積 EAST:3,983.96㎡
WEST:1,574.23㎡
延床面積 EAST:33,429.30㎡
WEST:13,938.05㎡
着工 EAST:2018年12月 (既存建築物解体着手:2018年1月)
WEST:2021年6月 *既存建築物解体着手
竣工 EAST:2021年8月12日
WEST:2024年4月11日
建築主 豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員:中部ガス不動産株式会社
設計 アール・アイ・エー、北山孝二郎+K計画事務所共同企業体
施工 鹿島建設株式会社
特定業務代行者:鹿島建設株式会社
最寄駅 JR東海道新幹線、東海道本線、飯田線、名鉄名古屋本線「豊橋」駅、豊橋鉄道渥美線「新豊橋」駅、豊橋市内線「駅前大通」電停
備考 ▼施設構成
▽EAST
地下1階:待機スペース、ゴミ置場
地上1階:商業施設「emCAMPUS FOOD」
2階~3階:公共公益施設「豊橋市まちなか図書館」
4階:業務施設(オフィス、豊橋市駅前窓口センター)
5階:業務施設(オフィス、emCAMPUS STUDIO、豊橋技術科学大学サテライト・オフィス)
屋上:屋上農園
6階~24階:住宅「ザ・ハウス豊橋」

▽WEST
地下1階:機械室
地上1階~2階:商業施設、業務施設
3階:住宅共用、機械室 等
4階:住宅系サービス (賃貸住宅、シェアハウス)
5階~16階:住宅「ザ・ハウス豊橋WEST」


▼ザ・ハウス豊橋
専有面積:58.84㎡~193.57㎡
間取り:1LDK~3LDK
共用施設:エントランス、コミュニティラウンジ、ミーティングルーム、キッチンスペース、防災備蓄倉庫
 
 

位置図

区域図

出典:豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合

配置図

出典:豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合

断面図

出典:豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合

イメージパース

出典:株式会社サーラコーポレーション

▼街区全体

出典:豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合

写真

南西側から見たエムキャンパス イーストの様子です。

 

  

南西側から見たエムキャンパス イーストの低層基壇部の様子です。

 

 

南側から見たエムキャンパス イーストの様子です。低層基壇部は持ち出しのキャンチした庇が特徴的な外観となっています。

 

 

南側から見たエムキャンパス イーストの高層部分の様子です。

 

 

高層部分の共同住宅「ザ・ハウス豊橋」のバルコニー手摺には、ガラス手摺と格子手摺が採用されています。

 

 

南東側から見たエムキャンパス イーストの様子です。

 

 

南東側から見たエムキャンパス イーストの低層基壇部の様子です。

 

 

北東側から見たエムキャンパス イーストの様子です。

 

  

北東側から見たエムキャンパス イーストの様子です。

 

 

北側壁面には、壁面緑化が施されています。

 

 

塔屋は薄いミントグリーン色をした台形の独特な形状となっています。

 

 

北西側から見たエムキャンパス イーストの低層基壇部の様子です。

 

 

北西側から見たエムキャンパス イーストの様子です。

 

 

豊橋市まちなか広場から見上げたエムキャンパス イーストの様子です。

 

 

イーストとウエストの間に整備された「豊橋市まちなか広場」の様子です。豊橋市まちなか広場は、面積約2,200㎡、北側の様々な用途で使用できる「多目的空間」と、南側の憩いやくつろぎが得られる「みどりの空間」から構成されています。

 

 

敷地の南北を貫通する通路も整備され、通路に沿って並木が植えられています。

 

 

豊橋市まちなか広場のうち、「多目的空間」に面した場所には、フードホール「emCAMPUS FOOD」が設けられています。

 

 

豊橋市まちなか広場の南側には、「みどりの空間」が整備されています。

 

 

「みどりの空間」の様子です。自然の丘を想像させるアンジュレーションと呼ばれる起伏を設け、小さな子供がのびのびと遊べるような空間や、まちなか図書館とのつながりを考慮した空間となっています。

 

 

2階~3階に入る「豊橋市まちなか図書館」が入っています。

 

 

2階デッキに面したエントランスです。

 

 

2階デッキの様子です。豊橋市まちなか広場の「多目的空間」の周りには、楕円形にデッキが配置されています。

 

 

豊橋市まちなか広場の様子です。

 

 

ベンチも設置され、緑あふれる憩いの空間となっています。

 

 

豊橋市まちなか広場の全景です。超高層化によって空いた敷地を緑化し、緑あふれる都市空間が生み出されています。

 

 

豊橋市まちなか広場には、狭間児童広場に設置されていたに二宮金次郎像も移設されています。

 

 

駐車場車路です。

 

 

豊橋市まちなか広場から2階デッキへ上がる階段の様子です。

 

  

階段下には壁面緑化が施されています。

 

 

ザ・ハウス豊橋のエントランスです。

 

 

ザ・ハウス豊橋の館銘板です。

 

 

エムキャンパス イースト1階の店舗です。

 

 

豊橋まちなか駐車場、パーク500から直結している駅前大通りの地下道からも接続しており、駅前大通り北側の歩道からもアクセス可能な構造となっています。

 

 

駐車場からエムキャンパス イーストへとつながる地下1階歩廊には、豊橋市立松山小学校2020年度2年生と6年生の児童や、emCAMPUSプロジェクト関係者により描かれた笑顔のイラストが壁に描かれています。

 

 

現地にて撮影

エムキャンパス イーストのテナント一覧です。

 

 

2階~3階に入る「豊橋市まちなか図書館」の様子です。
「豊橋市まちなか図書館」はウェルカムゾーンやアクティブゾーン、グローアップゾーン、リラクゼーションゾーン、ラーニングクリエイティブゾーンから構成されており、図書館内にはカフェや屋外テラスもあるほか、蔵書はすべて開架であり、開館時は約6万冊、将来は10万冊を目標としています。

ウェルカムゾーンは、まちなか広場や商業施設を訪れた市民が気軽に立ち寄り、待ち合わせや散歩の休憩に利用できるよう施設の入口付近にマガジンコーナー、カフェカウンターが配置されていることが特徴となっており、中央部には大階段も設置されています。

 

 

各ゾーンのイメージです。

 

 

emCAMPUS EAST(エムキャンパス イースト)のサインです。emCAMPUS に来ることによって、その人毎の「笑む」が満ちていく。そんなキャンパスを目指すという想いを込め、“あなたの「笑む」が満ちるキャンパス”というコンセプトから、「emCAMPUS (エムキャンパス)」という施設名称となりました。

 

 

豊橋駅方面から見たエムキャンパスの様子です。

 

 

北側から見上げたエムキャンパス全景です。

 

 

南側から見上げたエムキャンパス全景です。

最終更新日:2024年12月20日

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