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西宮市役所第二庁舎(危機管理センター)

西宮市第二庁舎(危機管理センター)は、兵庫県西宮市六湛寺町に建つ地上12階、地下1階、高さ61.860mの超高層ビルです。立地は、北側を国道2号線、西側を市役所前線、南側を六湛寺公園に囲まれた場所に位置しています。

巨大地震や台風、集中豪雨など多発する自然災害や多様な危機事案に対し、西宮市の防災・危機管理の中枢拠点として機能することを目的に整備されました。大地震動後やライフライン途絶時においても、迅速かつ的確に業務を継続できるよう、中間層免震による免震構造の採用で高度な耐震性能と高い安全性、優れた業務継続性(BCP)を備えた庁舎を目指したものとなっています。

施設構成は、地下1階に駐車場、地上1階にエントランス、1階~3階に消防本部、4階に防災機器管理局、5階に情報管理部・マシンルーム、6階に電気室、6階~11階に都市局・土木局・上下水道局、12階に機械室となります。

建築主は西宮市、設計は久米設計・大林組設計共同企業体、施工は大林・羽衣特定建設工事共同企業体です。着工は2019年1月25日、竣工は2021年3月31日となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 西宮市第二庁舎(危機管理センター)
計画名 西宮市第二庁舎(危機管理センター)整備事業
所在地 地名地番:兵庫県西宮市六湛寺町50番1、51番1
住居表示:兵庫県西宮市六湛寺町8番28
用途 庁舎
階数 地上12階、地下1階、塔屋1階
高さ 61.860m
構造 上部構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
下部構造:鉄筋コンクリート造
免震構造(中間層免震)
基礎工法 場所打ちコンクリート杭基礎
敷地面積 2,435.51㎡
建築面積 1,541.66㎡
延床面積 16,617.00㎡
着工 2019年1月25日
竣工 2021年3月31日
建築主 西宮市
設計 基本設計:山下設計
実施設計:久米設計・大林組設計共同企業体
施工 大林・羽衣特定建設工事共同企業体
最寄駅 阪神本線「西宮」駅、JR東海道本線(神戸線)「西宮」駅
備考 ▼施設構成
地下1階:駐車場
地上1階:エントランス
1階~3階:消防本部
4階:防災機器管理局
5階:情報管理部・マシンルーム
6階:電気室
6階~11階:都市局、土木局、上下水道局
12階:機械室

位置図

標識

イメージパース

出典:西宮市

南西側から見た西宮市第二庁舎(危機管理センター)の様子です。

 

 

平常時の業務効率と非常時の迅速な連携を両立するため、シンプルで機能的なフロア構成と明快な動線計画を採用しています。低層部には消防本部、防災危機管理局、情報管理部を配置し、災害時の即応性を確保するとともに、上層部には都市局・土木局・上下水道局などの一般執務部門を集約配置しています。中央に直線状の廊下を設けた基準階計画により、分かりやすい動線と効率的な執務空間を実現しています。

 

南側には六湛寺公園が広がっています。

 

 

エントランスです。

 

 

メインエントランスと歩道状空地、駐車スペースです。

 

 

敷地内の既存の2本のクスノキが保存活用されており、クスノキが作り出す雄大な風景を損なわない景観づくりが行われています。

 

 

クスノキの概要が記載された案内板です。

 

 

北西側から見た西宮市第二庁舎(危機管理センター)の様子です。

 

  

環境面では、自然採光や自然換気の活用、高断熱化やLow-E複層ガラスの採用により、平常時の省エネルギーと災害時の機能維持を両立しています。外構・景観計画では、既存のクスノキをはじめとする保護樹木を活かし、周辺環境と調和した緑化を実施しています。建物意匠は本庁舎との調和を重視し、市民に安心感を与える防災拠点としてのランドマーク性を備えたデザインとしています。

 

北東側から見た西宮市第二庁舎(危機管理センター)の様子です。

 

  

駐車場出入口です。

 

 

1階上部の中間免震層の様子です。構造形式には、1階上部に免震層を設けた中間層免震構造を採用し、特に重要な防災拠点施設として最大級の耐震安全性を確保しています。主要設備は浸水被害を避けるため上層階に配置し、非常用発電設備やコージェネレーションシステムにより、72時間以上の業務継続を可能としています。また、電力・通信・給排水などライフラインの多重化を図り、大規模災害時でも機能を維持できる計画としています。

 

南東側から見た西宮市第二庁舎(危機管理センター)の様子です。

 

 

西宮市第二庁舎(危機管理センター)と周辺の様子です。

 

 

六湛寺公園から見た西宮市第二庁舎(危機管理センター)の様子です。  

最終更新日:2025年12月24日

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