都市開発ニュース
名鉄豊田線上豊田駅周辺約23.8haで計画が進む大規模なまちづくり「(仮称)豊田上豊田駅周辺土地区画整理事業」!!遂にゾーニングも公表されて始動へ!!
JR常磐線北柏駅前・アクロスプラザ北柏も開業した「北柏駅北口土地区画整理事業」!!2027年度完了へ向けて駅前広場や道路整備が進む!!
熊本県大津町・肥後大津駅前に駅前広場や自由通路、複合施設を整備する「肥後大津駅周辺まちづくり」!!TSMC効果を生かした新たな玄関口へ!!
中野駅の新たな駅ビル商業施設「アトレ中野」が2026年12月9日開業へ!!南北通路・橋上駅舎・歩行者デッキ・駅前広場も12月6日に供用開始!!
東成田駅直上に京成高架新駅を整備!!集約型ワンターミナル方式による新ターミナルを建設する「成田空港施設の機能強化」!!2030年代へ向けた大規模再整備計画が始動!!
千葉ロッテマリーンズの新ファーム本拠地と一体整備される「(仮称)貞元総合公園」!!千葉県君津市に2030年開園へ!!
遂に西鉄貝塚線と福岡市地下鉄箱崎線の直通運転を検討開始へ!!6両編成化を含めた輸送力増強も検討!!
遂に鉄道地下化工事が本格化した「西武新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」!!新井薬師前駅と沼袋駅を地下化して駅周辺ではまちづくり構想も!!
旦過市場を再整備して市場や商業施設、北九州市立大学などが入る「旦過市場地区再整備事業」!!大英産業が旦過市場いちばん館の優先交渉権者に選定!!
遂に将来イメージも公表された竹ノ塚駅東口の再開発「竹ノ塚駅周辺地区まちづくり」!!高層住宅や商業施設などから構成される複合開発に!!
恵庭市・恵み野で約46haの大規模開発プロジェクト「北海道日本ハムファイターズ ファーム(二軍)施設」!!スポーツを核とした複合開発に!!
ヤクルト新二軍施設の正式名称が「スワローズ ウィングス スクエア」に決定!!茨城県守谷市に未来へ羽ばたく燕の翼をイメージした球場が出現!!
遂に日本へ返還された米軍根岸住宅地区跡地で計画が進む「(仮称)新根岸地区土地区画整理事業」!!住宅・文教・公園が融合する新たなまちに!!
新所沢パルコ跡地で総戸数280戸大規模マンションとヤオコーのスーパーから構成される複合開発「(仮称)所沢市緑町1丁目計画」!!現地にお知らせ板も設置されて既存建築物の解体工事が進む!!
あおなみ線・野跡駅前の「野跡駅前市有地開発事業」で事業者の募集が開始!!結婚式場のセントグレース大聖堂跡地に新たな施設を建設へ!!
JR常磐線・北柏駅北口で計画が進む「北柏駅南北自由通路整備事業」!!バリアフリー化へ向けた新自由通路のデザインは木目調案が最多支持!!
TSMC進出で激変する菊陽町!!半導体クラスターの中心街として整備される「(仮称)原水駅周辺土地区画整理事業」!!住宅・商業・研究開発が集積する未来都市構想!!
東京大学西千葉キャンパス跡地に誕生する「千葉 学美の杜」!!カスミ西千葉店開業&西千葉レジデンス アベニュー完成間近!!75,000㎡の文教複合都市の開発が進行中!!
新舞子で建設が進む韓国発の世界的人気施設「Arte Museum Nagoya(アルテミュージアムナゴヤ)」!!新舞子の海辺に東海最大級のイマーシブ空間が誕生!!
遂に着工した羽田空港隣接の約3.3haに広がる都市公園「(仮称)羽田空港公園」!!飛行機を間近に望む芝生広場やパデルコートを整備!!

金沢・武蔵ヶ辻で複合施設への再開発構想が公表された「金沢スカイビル」!! 金沢エムザとANAホリデイ・イン金沢スカイが入る築50年超のランドマーク刷新へ!!

石川県金沢市の都心軸に位置する武蔵ヶ辻地区で、金沢丸越百貨店が運営する「金沢スカイビル」の再開発構想が公表されました。金沢エムザを核店舗とし、高層部にはANAホリデイ・イン金沢スカイが入る同ビルは1973年に完成し、開業から既に50年以上が経過しています。

老朽化に対応するため、隣接するホテル棟を含む約1万9,000㎡の区域を一体的に再整備し、商業・住宅・ホテルの3機能を備えた複合施設へ建て替える計画です。2025年6月には武蔵ヶ辻を含む「金沢駅東地域」が都市再生緊急整備地域に指定されており、金沢の都心再生を象徴する大型プロジェクトとして注目を集めています。

金沢スカイビル再開発構想の概要

1.金沢スカイビル再開発構想の公表
武蔵ヶ辻の金沢スカイビル一帯で、商業・住宅・ホテル機能を備えた複合施設への建て替え構想の公表。
金沢都心の新たなランドマーク形成を目指す大規模再開発計画。

2.地権者による早期事業化への要望
地権者や関係者が金沢市長とともに石川県知事を訪問し、事業推進への支援を要請。
官民連携による都心再生の本格始動。

3.約1万9,000㎡の一体再整備計画
金沢スカイビルと隣接するホテル棟を含む広大な敷地の一体的な再整備構想。
武蔵ヶ辻地区の都市機能を刷新する面的開発。

4.金沢スカイビルとANAホリデイ・イン金沢スカイ
1973年竣工の地上18階建て複合ビルと、上層階に入る国際ブランドホテル。
築50年以上を経たランドマークの更新時期。

5.金沢エムザの歴史と地域拠点機能
丸越を前身とし、1973年の移転以来武蔵ヶ辻の核店舗として営業する百貨店。
近江町市場とともに地域のにぎわいを支える商業中核。

6.都市再生緊急整備地域指定の追い風
金沢駅東地域の指定により、規制緩和や税制優遇などの支援制度を活用可能。
都心軸の再開発を後押しする国家的支援。

7.武蔵ヶ辻の新たな都市拠点への期待
商業、観光、居住の機能を集積し、多世代が集う複合拠点への再生。
伝統と現代都市機能が融合する金沢都心の未来像。


武蔵ヶ辻交差点に面する金沢スカイビル一帯の再開発が、本格的に動き出しました。2026年5月19日、地権者や関係者が金沢市長とともに石川県知事を訪問し、早期の建て替えに向けた支援を要請したとのことです。

構想では、金沢スカイビルと隣接するホテル棟を含む約1万9,000㎡を一体的に再整備し、低層部に商業施設、中層〜高層部に住宅とホテルを配置する複合施設へ建て替える方針です。百貨店、ホテル、住宅を組み合わせることで、昼夜を通じてにぎわいを生み出し、都心居住や観光需要にも対応する計画となっています。

武蔵ヶ辻は、近江町市場や尾山神社、香林坊と金沢駅を結ぶ中心的な結節点です。再開発によって都市機能の高度化が進み、金沢都ホテル跡地や日銀金沢支店跡地などと並ぶ都心再生の重要な拠点となることが期待されています。

金沢スカイビルは1973年10月1日に竣工した地上18階、地下2階、高さ69.0mの大型複合ビルで、延床面積は約62,185㎡。完成当時は日本海側で最も高い建築物であり、金沢の近代化を象徴するランドマークでした。設計は釣谷建築事務所、施工は竹中工務店が担当し、第6回中部建築賞も受賞しています。

高層部にはANAホリデイ・イン金沢スカイが入居しています。ホテルは10階から18階に位置し、101室の客室とレストラン、宴会場を備え、長年にわたり国内外の観光客やビジネス客を迎えてきました。2014年にIHGの「ホリデイ・イン」ブランドへ転換し、国際的な知名度を高めています。

しかし、建設から半世紀以上が経過し、耐震性能や設備の更新が課題となっていました。今回の再開発は、こうした課題を解消するとともに、新たな都市機能を導入する絶好の機会と位置づけられています。

金沢エムザは、武蔵ヶ辻地区を代表する百貨店です。前身は戦前から続く「丸越」で、1973年の金沢スカイビル開業とともに現在地へ移転し、「金沢名鉄丸越百貨店」として新たなスタートを切りました。

2002年の大規模改装時に「めいてつ・エムザ」へ名称変更し、2021年には名鉄グループから独立して現在の「金沢エムザ」となりました。現在は地下の食品館から上層階のファッション、生活用品、催事場まで幅広い売場を展開し、向かいにある近江町市場とともに武蔵ヶ辻のにぎわいを支える中心施設となっています。

2014年には土産物専門店街「黒門小路」を開設し、北陸新幹線開業後に増加した観光客にも対応しました。地元住民の日常利用と観光需要の双方を取り込む、金沢ならではの百貨店として高い存在感を保っています。

2025年6月、武蔵ヶ辻を含む「金沢駅東地域」が都市再生緊急整備地域に指定されました。これにより、建築規制の緩和や税制支援などの制度を活用できるようになり、大規模再開発を後押しする環境が整いました。

対象区域は約59haに及び、金沢駅から武蔵ヶ辻、南町、香林坊、片町へと連なる都心軸全体の再生が進められます。伝統的な街並みとの調和を図りながら、観光、商業、居住、業務の各機能を高度に集積させることで、国際観光都市としての競争力を高める狙いです。

金沢スカイビルの再開発は、こうした都市政策の中核を担うプロジェクトです。1970年代の金沢の高度成長を象徴したランドマークが、次世代の都心居住・観光・商業の拠点として生まれ変わることで、武蔵ヶ辻は再び金沢の「もうひとつの顔」として大きな注目を集めることになりそうです。

最終更新日:2026年5月20日

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