(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業は、神奈川県川崎市宮前区鷺沼三丁目で建設中の地上32階、地下2階、高さ132.270m、総戸数342戸の「駅前街区」と、地上19階、地下2階、高さ88.360m、総戸数110戸の「北街区」から構成される超高層ツインタワーマンションです。立地は、東急田園都市線「鷺沼」駅南口、南側を 川崎市85号線 鷲沼36号線及び川崎市121号線 小台23号線、北側を東急田園都市線に面し、区域中央を川崎市57号線 久末鷺沼線が貫く一帯に位置しています。既存建築物には「フレルさぎ沼」や「第2東急鷺沼ビル」、「セレサ川崎農業協同組合鷺沼支店」などの雑居ビルが建ち並んでいたほか、駅前交通広場が立地していました。
再開発区域内は、駅前広場が狭小であるなど都市基盤施設の整備水準が低く、駅周辺に低未利用地が点在することで、まちの賑わいが失われていることなどが課題となっています。再開発事業では、交通広場の拡充による公共交通の利便性向上に加え、鷺沼の新たな顔として、駅・生活機能・地域をつなぐ広場や交流機能を配置。さらに、高低差を活かした駅前空間の整備により、楽しく快適に街歩きを楽しめる環境を創出し、「駅前に住む」「駅前で働く」「駅前で一日過ごす」といった、住む人にも訪れる人にも魅力的で快適なライフスタイルの実現を目指す計画です。
施設構成は、「駅前街区」の地下ピットに雨水貯留槽、排水溝ピット、地下2階に駐車場、地下1階に設備機械室、荷さばき施設、商業、地上1階に住宅、交通広場、2階に商業、通路、3階に商業・業務、公共、通路、4階~5階に公共、大ホール、ピット階にピット、6階~37階に住宅、P階に設備機械室となり、「北街区」の地下ピットに雨水貯留槽、排水溝ピット、地下2階に駐車場、地下1階に駐車場、公共、地上1階~6階に公共(宮前区役所含む)、ピット階にピット、7階~20階に住宅、PH階に設備機械室となります。
建築主は鷺沼駅前地区市街地再開発組合、構成員は東急株式会社、セレサ川崎農業協同組合、株式会社横浜銀行、三井住友信託銀行株式会社、東急ライフィア株式会社、東急プロパティマネジメント株式会社、設計は基本設計が株式会社東急設計コンサルタントです。着工は駅前街区が2027年10月、北街区が2032年3月、竣工は駅前街区が2033年8月、北街区が2036年3月となっています。
出典・引用元
・東急株式会社/東急電鉄株式会社/鷺沼駅前地区市街地再開発組合 駅まち一体の鷺沼駅前再開発が今冬始動!~鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業と連携した鷺沼駅改良工事を実施します~
・川崎市 鷺沼駅周辺地区のまちづくり
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:東急株式会社
概要
| 名称 |
(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 |
| 計画名 |
(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 |
| 所在地 |
駅前街区:神奈川県川崎市宮前区鷺沼三丁目1番2 外 北街区:神奈川県川崎市宮前区鷺沼三丁目1番2 外 |
| 用途 |
駅前街区:店舗、共同住宅、事務所、図書館 等 北街区:共同住宅、事務所 等 |
| 階数 |
駅前街区:地上32階、地下2階 北街区:地上19階、地下2階、塔屋1階 |
| 高さ |
駅前街区:132.270m (ニュースリリース:約133m) 北街区:88.360m (軒高:82.460m) (ニュースリリース:約89m) |
| 構造 |
駅前街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造 制振構造 北街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 制振構造 |
| 基礎工法 |
駅前街区:ー 北街区:ー |
| 総戸数 |
駅前街区:342戸 北街区:110戸 |
| 敷地面積 |
駅前街区:約11,170㎡ 北街区:約3,680㎡ |
| 建築面積 |
駅前街区:約9,440㎡ 北街区:約3,150㎡ |
| 延床面積 |
駅前街区:約83,193㎡ 北街区:約26,123㎡ |
| 着工 |
駅前街区:2027年10月 北街区:2032年3月 |
| 竣工 |
駅前街区:2032年8月 北街区:2036年3月 |
| 建築主 |
鷺沼駅前地区市街地再開発組合 構成員:東急株式会社、セレサ川崎農業協同組合、株式会社横浜銀行、三井住友信託銀行株式会社、東急ライフィア株式会社、東急プロパティマネジメント株式会社 |
| 設計 |
基本設計:株式会社東急設計コンサルタント |
| 施工 |
ー |
| 最寄駅 |
東急田園都市線「鷺沼」駅 |
| 備考 |
▼施設構成 🔻駅前街区 地下2階:駐車場 地下1階:商業、駐車場、駐輪場 地上1階:商業、交通広場、駐車場 2階:商業、駐車場(住宅) 3階:商業、文化・交流施設、業務 4階~5階:文化・交流施設 中間ピット:ピット 6階~30階:住宅 31階~32階:塔屋
🔻北街区 地下2階~地下1階:住宅、業務、駐車場 地上1階:住宅、駐車場、駐輪場 1階~6階:業務 2階:駐車場(住宅) 4階:文化・交流施設 7階~19階:住宅 PH階:塔屋
当初計画(2022年12月時点):駅前街区_地上37階、地下2階、高さ約146m、総戸数380戸、延床面積約86,000㎡/北街区_地上20階、地下2階、高さ約92m、総戸数130戸、延床面積約29,000㎡ |
位置図
標識
▼駅前街区
▼北街区
区域図
出典:川崎市
配置図
出典:東急株式会社
出典:東急株式会社
断面図
出典:東急株式会社
イメージパース
▼当初計画
出典:東急株式会社
2026年8月建設状況
南東側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業は、川崎市宮前区鷺沼一・三丁目および小台一丁目の約2.3haを対象に、鷺沼駅を中心とした地域生活拠点の形成を目指す大規模な再開発事業です。駅前街区と北街区の2街区で構成され、商業、住宅、業務、行政、文化、交流など、多様な都市機能を集積する計画となっています。
駅周辺の土地利用を再編し、駅と周辺市街地を一体的に活用できる都市空間を整備することで、地域の利便性や魅力を高めるものとしています。また、交通広場の拡充や歩行者ネットワークの整備も進め、鉄道やバスなどの交通機関と各施設を安全かつ円滑に繋ぐ計画です。さらに、文化・交流機能、子育て支援機能、行政サービスなどを導入し、子どもから高齢者まで幅広い世代が暮らし、働き、訪れ、交流できる新たなまちの形成を目指すものとしています。
出典:東急株式会社
(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業では、商業施設や住宅だけでなく、市民館、図書館、大ホール、宮前区役所、小ホールなどの公共・文化施設を一体的に整備します。これらの機能を駅周辺に集約することで、買い物や通勤・通学、行政手続き、文化活動、子育て、地域交流などを一つのエリア内で行いやすくします。
駅前街区では、多世代のライフスタイルに対応する商業、子育て支援、業務、文化・交流機能などが導入されます。駅直結の都市型住宅と組み合わせることで、駅前で暮らし、働き、学び、過ごせる環境を形成します。日常的な利用に加え、イベントや市民活動の場としても活用されることで、駅前に人が集まり、長時間滞在できるまちを目指すものときています。
北街区では、宮前区役所を中心とした行政サービス機能を集約し、住民が必要な手続きを効率的に行える環境が整えられます。駅前街区との相乗効果によって、行政、文化、商業、住宅が連携する地域の交流拠点を創出するものとしています。多様な機能を徒歩圏内に集積することで、移動負担を軽減し、地域生活の核となる持続的なまちづくりを進めます。
出典:東急株式会社
駅周辺では、鷺沼駅の改良工事と再開発事業を連携させ、駅から周辺市街地まで連続する歩行者ネットワークが整備されます。駅前街区には、駅改札と交通広場をつなぐ広場や開放通路を設け、駅前街区と北街区を結ぶ歩行者通路も整備する計画です。これにより、駅を利用する人が各施設へ安全かつ分かりやすく移動できるようにします。
さらに、交通広場の拡充やバス乗り場の増設、交差点の集約化などにより、鉄道とバス、タクシー、自転車、徒歩の乗り換えを円滑にする交通結節機能の強化を図ります。
駅改良工事で新設される地下改札や南北自由通路とも連携し、駅の南北を行き来しやすい構成になります。高齢者、障害者、子ども連れの利用者にも配慮したバリアフリー動線を確保し、鉄道・バス・タクシーと周辺施設をスムーズにつなぐ、誰もが歩きやすく利用しやすい駅まち空間を形成する計画です。
出典:東急株式会社
駅前広場では、緑豊かで市民が過ごしやすい憩いの場を整備し、買い物や通勤の途中に立ち寄れる滞留空間が創出されます。ベンチや植栽などを配置し、日常的な休憩や待ち合わせに利用できるだけでなく、イベントや市民活動、地域行事にも活用できる柔軟な広場を目指します。駅前に人が自然に集まり、交流が生まれることで、施設利用者と地域住民の接点を増やす狙いです。
出典:東急株式会社
建物の外装や内部仕上げには、自然素材や緑を取り入れ、周辺環境との調和を図ります。ガラス面との組み合わせによって明るく開放的な印象をつくり、超高層建築による圧迫感を軽減する工夫も取り入れます。緑化や広場の整備を通じて、都市的な利便性と落ち着いた居心地を両立させる駅前景観を形成します。
一方、近年の工事費高騰や建設環境の変化への対応として、内部レイアウトの合理化や地下階の面積縮小などを進め、経済性と施工性の向上を図っています。事業の実現性を確保しながら、必要な都市機能や公共性を維持することが重要となります。
駅前街区
2026年8月建設状況
南東側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。低層部分には、日常の買い物や飲食に対応する商業施設のほか、市民館・図書館、大ホール、業務機能などが配置されます。これにより、単なる住宅・商業施設にとどまらず、地域住民が文化活動や学習、仕事、交流のために利用できる複合的な拠点を形成するものとしています。
中高層部分には都市型住宅を整備し、駅直結に近い利便性を活かした居住環境を提供します。さらに、駅前交通広場や歩行者空間、駅改札と交通広場をつなぐ広場なども整備します。駅から施設内へ自然に移動できる動線を確保し、雨天時や混雑時にも配慮した、快適で分かりやすい駅前空間の形成を図る計画です。
南側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
南西側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
北側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
西側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
南西側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
北西側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
北側から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
既存の駅前広場から見た建設中の(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区の様子です。
北街区
事業着手前(2026年8月)
西側から見た(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 北街区の様子です。地下・低層部には公共施設や駐車場を配置し、1階から6階には宮前区役所などの公共機能が整備されます。区役所機能を駅に近い場所へ集約することで、行政手続きや相談、各種サービスを利用する住民の利便性向上が期待されます。7階から19階には都市型住宅を配置し、約110戸の住宅を整備する計画です。
また、駅前街区との歩行者動線や施設間の連携を高めるとともに、小ホールなどの文化機能も導入します。行政サービスだけでなく、地域の発表会や講座、交流活動などにも対応できる場を設けることで、北街区を地域コミュニティの拠点として活用します。駅前街区と一体となった北側の拠点形成により、駅周辺全体の回遊性と滞在性を高めます。
東側から見た(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 北街区の様子です。
北側から見た(仮称) 鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 北街区の様子です。
GoogleEarth
最終更新日:2026年8月26日