神宮前交差点に面した旧「原宿八角館ビル」跡地の仮囲いに建築計画のお知らせ板が設置され、「(仮称)神宮前六丁目八角館建替計画」の概要が明らかとなりました。事業主は三菱地所株式会社と東急不動産株式会社で、地上6階・地下2階、高さ30m、延床面積約2,920㎡の都市型商業施設が建設される計画です。
設計は建築家・妹島和世氏率いるSANAA・三菱地所設計設計監理共同体が担当し、2026年10月着工、2030年8月の竣工を予定しています。計画地は「オモカド」と「ハラカド」が向かい合う神宮前交差点に位置しており、新たなランドマークの誕生によって原宿・表参道エリアの回遊性や街並みがさらに進化することが期待されます。
(仮称)神宮前六丁目八角館建替計画の概要
1.神宮前交差点で建替計画が始動
現地仮囲いに建築計画のお知らせ板が設置され、「(仮称)神宮前六丁目八角館建替計画」の概要が判明。
神宮前交差点に新たな商業施設を建設する開発プロジェクトの本格始動。
2.地上6階・地下2階の商業施設を建設
物販店舗と飲食店で構成される鉄骨造・地上6階、地下2階、高さ30m、延床面積約2,920㎡の施設を計画。
2026年10月着工、2030年8月竣工予定の商業施設建設計画。
3.設計はSANAA・三菱地所設計JV
設計は妹島和世氏率いるSANAA・三菱地所設計設計監理共同体が担当。
神宮前交差点にふさわしい新たなランドマーク創出への期待。
4.旧原宿八角館ビルの建替事業
1978年竣工の原宿八角館ビルを建て替え、新たな都市機能へ更新。
三菱地所と東急不動産による共同事業として進められる開発計画。
5.神宮前交差点東側の「オモカド」
2012年開業の東急プラザ表参道「オモカド」は、2024年に現名称へ改称。
商業機能とクリエイティブ機能を融合した原宿・表参道のランドマーク。
6.神宮前交差点西側の「ハラカド」
2024年開業の東急プラザ原宿「ハラカド」は、文化創造・発信拠点をコンセプトに建設。
全75店舗やクリエイターズプラットフォームを備えた新たな交流拠点。
7.原宿・神宮前エリアのさらなる進化
「オモカド」「ハラカド」に加え、新たな商業施設の建設で神宮前交差点一帯の再編が加速。
世界へ向けた原宿カルチャーの発信力向上と回遊性強化への期待。

現地仮囲いには建築計画のお知らせ板が設置され、「(仮称)神宮前六丁目八角館建替計画」の概要が公表されました。建設地は東京都渋谷区神宮前六丁目4番1号、神宮前交差点に面した旧「原宿八角館ビル」の跡地です。2026年8月時点では、既存建築物の解体されて更地となっています。


計画では、敷地面積520.39㎡、建築面積430.00㎡、延床面積2,920.00㎡の鉄骨造・地上6階、地下2階、高さ30.0mの商業施設を建設。用途は物販店舗と飲食店で、2026年10月1日に着工し、2030年8月31日の竣工を予定しています。建築主は三菱地所株式会社と東急不動産株式会社で、施工者は今後決定されます。


本計画の大きな注目点は、世界的建築ユニット「SANAA」と三菱地所設計による設計監理共同体が設計を担当することです。共同体の代表はプリツカー賞受賞建築家として知られる妹島和世氏が務めます。
建設予定地には1978年竣工の「原宿八角館ビル」が建っていましたが、老朽化に伴い2025年から解体工事が進められていました。新施設では、神宮前交差点という日本有数のランドマーク性を持つ立地にふさわしい、新たな都市景観を創出する建築デザインが期待されます。

計画地の北側には、2012年開業の「東急プラザ表参道『オモカド』」があります。原宿セントラルアパート跡地に建設された商業施設で、2024年4月に「東急プラザ表参道原宿」から現在の名称へ変更されました。特徴的なガラスファサードや屋上テラスを備え、現在はコミュニティ型商店街「LOCUL」など、新たなクリエイティブ拠点としての機能も強化されています。

一方、神宮前交差点の西側には、2024年4月に開業した「東急プラザ原宿『ハラカド』」が立地しています。東京メトロとの共同事業として建設された施設で、「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」をコンセプトに、全75店舗が集積。クリエイターズプラットフォームや屋上テラス、小杉湯原宿など、従来の商業施設とは異なる文化発信拠点として注目を集めています。

「ハラカド」の開業により神宮前交差点では、原宿・表参道エリア全体を文化創造・発信拠点として再編する街づくりが進められています。「オモカド」と「ハラカド」は交差点を挟んで連携し、イベントやデジタルサイネージなどを活用した情報発信を行うことで、原宿カルチャーの新たな発信拠点としての役割を担っています。

今回明らかになった「(仮称)神宮前六丁目八角館建替計画」は、その両施設に隣接する重要なピースとなるプロジェクトです。神宮前交差点では近年、大規模商業施設の更新が相次いでおり、新たな商業施設の誕生によって街並みの連続性や回遊性がさらに高まり、国内外から多くの来街者を集める原宿・表参道エリアの魅力向上につながることが期待されます。
最終更新日:2026年8月8日