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東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業

東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業は、東京都豊島区東池袋一丁目で建設中の地上31階、地下4階、高さ174.67mの超高層ビルです。立地は、「池袋」駅の北東に位置し、北側を特別区道12-20、西側を特別区道12-40、南側を特別区道12-21、東側を国道254号線に囲まれた一帯に位置しています。

区域内では、老朽化した建物が多く、国際アート・カルチャー都市に資する機能が十分に整備されていないほか、土地の有効活用が図られていないなど、不健全な土地利用状況が課題となっていました。再開発事業により既成市街地や低未利用地の更新を図るとともに、文化施設、事務所、イベントホールを主要用途とする複合建築物を整備し、国際アート・カルチャー都市・池袋の魅力向上に資する新たな文化・交流拠点の形成を目指すものとされています。

施設構成は、地下4階~地下3階に駐車場、地下2階~地下1階にイベントホール、地上1階に事務所等エントランス・イケバス運行拠点、2階に防災備蓄倉庫・駐輪場・住宅、3階に文化体験施設、4階に設備室等、5階に文化体験施設、中間免震層を挟み、6階に設備室等、7階~31階に事務所、32階に設備室等となります。「イケバス運行拠点」には、イケバスの乗降場をはじめ、待機・充電スペース、待合所、観光案内所、トイレ、事務所などを1階に配置し、地域の交通結節機能が整備されます。また、敷地内には約2,000㎡の「ゲート広場」やアトリウム、にぎわいを創出する広場を整備。さらに、池袋駅から線路沿いに整備されている「池袋駅前公園」と一体的な歩行者空間を形成することで、全長約500mにわたる緑のプロムナードも創出されます。

建築主は東池袋一丁目地区市街地再開発組合、参加組合員は住友不動産株式会社、設計は株式会社アール・アイ・エー、施工は大成建設株式会社です。既存建築物の解体着手は2023年度、着工は2025年5月下旬、竣工は2028年7月下旬となっています。

出典・引用元

豊島区 市街地再開発事業(東池袋一丁目地区)
東京都 東池袋一丁目地区市街地再開発組合の設立を認可します
内閣府 国家戦略特区 第17回 東京都都市再生分科会 配布資料 資料1 都市再生特別地区(東池袋一丁目地区)都市計画の概要

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:住友不動産株式会社

概要

名称 東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業
計画名 東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都豊島区東池袋一丁目49番1
用途 事務所、集会場、店舗、駐車場、駐輪場
階数 地上31階、地下4階
豊島区資料:地上32階、地下4階、塔屋1階
高さ 174.67m  (最高174.67m)
豊島区資料:175.000m (建築物高さ:173.000m)
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
免震構造(中間免震構造)
基礎工法 直接基礎工法
敷地面積 9,900.21㎡
事業区域:15,000㎡
建築面積 7,618.38㎡
延床面積 155,561.00㎡
着工 2025年5月下旬
既存建築物解体着手:2023年度
竣工 2028年7月下旬
建築主 東池袋一丁目地区市街地再開発組合
参加組合員:住友不動産株式会社
設計 株式会社アール・アイ・エー
施工 大成建設株式会社
最寄駅 JR、東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道「池袋」駅
備考 ▼施設構成
地下4階~地下3階:駐車場
地下2階~地下1階:イベントホール
地上1階:事務所等エントランス、イケバス運行拠点
2階:防災備蓄倉庫、駐輪場、住宅
3階:文化体験施設
4階:設備室等
5階:文化体験施設
ー中間免震層ー
6階:設備室等
7階~31階:事務所
32階:設備室等

▼公共施設
・幹線道路:放射第8号線(幅員20.0m(40m)、延長約110m)
・区画道路:特別区道12-20(幅員5.8m(9m)、延長約110m)
・区画道路:特別区道12-40(幅員9.0m(12m)、延長約60m)
・区画道路:特別区道12-21(幅員6.3m(12m)、延長約130m)

 

 
 
 

位置図

標識

区域図

出典:住友不動産株式会社/内閣府

配置図

出典:東京都

断面図

出典:住友不動産株式会社/内閣府
出典:住友不動産株式会社/内閣府

2026年8月建設状況

南西側から見た建設中の東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業の様子です。東池袋一丁目地区では、老朽化した建物や低未利用地などを更新し、文化体験施設、イベントホール、事務所などを備えた大規模な複合建築物が建設されます。池袋が掲げる「国際アート・カルチャー都市」の実現に向けて、アニメやマンガ、ゲーム、デジタルコンテンツなど、池袋が培ってきた多様な文化を体験し、国内外に発信できる新たな文化・交流拠点の形成を目指すものとされています。

施設整備内容では、文化体験施設約4,400㎡、イベントホール約4,300㎡も示されています。展示、上映、ライブ、講演、交流イベントなど、幅広い用途に対応できる施設として整備し、来街者が池袋の文化に触れる機会を増やす計画です。日常的な利用に加え、大規模な催事や国際的なイベントにも対応することで、池袋の魅力をさらに高めることが期待されています。

 

出典:住友不動産株式会社/内閣府

4つの街区を統合して土地の高度利用を図り、事務所、文化体験施設、イベントホール、駐車場などを一体的に整備します。複数の機能を一つの建築物に集約することで、働く人、施設を利用する人、周辺を訪れる人が行き交う、にぎわいのある都市空間を形成するものとされています。

高層階にはまとまった床面積を持つ事務所を配置し、企業の入居や新たな業務需要の創出を図る計画です。低層部には文化・交流機能を配置することで、建物内部だけでなく、周辺の道路や広場とも連続した、開かれたまちの拠点を目指すものとしています。

 

出典:住友不動産株式会社/内閣府
出典:住友不動産株式会社/内閣府

池袋駅から池袋駅前公園を経て建設地までを連続的に整備し、全長約500mの「みどりのプロムナード」を創出します。駅から計画地までの歩行ルートに緑や滞留空間を設けることで、来街者が歩きながら周辺の文化施設や公園、商業施設を楽しめる回遊性の高いまちを形成します。

敷地内には、文化体験施設と一体的に利用できる約2,000㎡の「みどりの丘」を整備します。イベント時には屋外活動や休憩の場として活用でき、日常時には来訪者や地域住民が気軽に過ごせる緑豊かな空間となる計画です。また、南北区道からの人の流れを受け止める約2,000㎡の「ゲート広場」も設け、イベントや交流、待ち合わせ、滞留を促します。周辺道路の拡幅・美装化や池袋駅前公園の整備と合わせ、歩行者が安全で快適に移動できる都市空間の実現を図ります。

 

出典:住友不動産株式会社/内閣府
出典:住友不動産株式会社/内閣府

池袋駅周辺の公園や文化・交流施設を結ぶ電気バス「イケバス」の運行拠点が計画地内に整備されます。拠点には、乗降場、車両の待機・充電スペース、利用者向けの待合スペース、観光案内所などを配置し、池袋を訪れる人が各施設へ移動しやすい交通環境を整えます。

運行拠点は約700㎡で、乗降場3台、待機・充電スペース7台などを想定しています。電気バスの活用によって、駅と周辺の文化施設、公園、商業エリアを結ぶ公共交通の利便性を高めるとともに、環境負荷の低減にもつなげます。また、公共的駐車場約100台を整備し、自家用車からイケバスや徒歩への乗換えを促します。これにより、池袋駅前や周辺道路への自動車流入を抑制し、歩行者を中心とした安全で回遊しやすいまちづくりを進める計画です。

 

出典:住友不動産株式会社/内閣府
出典:住友不動産株式会社/内閣府

災害時の地域防災力を高めるため、ホールやエントランスなど合計約5,500㎡を帰宅困難者の一時滞在施設として確保し、約3,300人の受け入れを想定しています。大規模災害が発生した際には、駅周辺に滞留する人を受け入れ、安全な待機場所や情報提供の場として活用する計画です。さらに、防災備蓄倉庫やコージェネレーションシステム、非常用発電設備を整備し、停電時にも一定の電力やエネルギーを確保できる自立分散型エネルギーシステムが導入されます。平常時の省エネルギーだけでなく、災害時の事業継続や施設機能の維持にも配慮した計画となっています。

環境面では、地域冷暖房の面的利用、省エネルギー化、太陽光発電、BEMS、高断熱化、屋上や地上部の緑化などが組み合わされます。建物単体の環境性能を高めるだけでなく、周辺地域とのエネルギー連携や緑のネットワーク形成にもつなげ、環境負荷の低減と快適な都市環境の両立を目指すものとしています。

 

北西側から見た建設中の東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

  

北東側から見た建設中の東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

東側から見た建設中の東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

撮影時は、地下躯体工事が進められており、山留めや切梁、火打などの鉄骨が複雑に入り組む空間が見えました。

 

 

地下は地下4階まであるため、非常に深く掘削されていることが確認できます。

 

 

乗り入れ構台には、クローラークレーンなどが搬入されていました。

 

 

南東側から見た建設中の東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

池袋駅から東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業の建設地までは、全長約500mの「みどりのプロムナード」が整備されます。

最終更新日:2026年8月25日

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