都市開発ニュース
茨城県つくば市・大和ハウス工業による570戸の大規模マンション等からなる複合開発「吾妻二丁目国家公務員宿舎跡地(70街区)」!!イオンの都市型商業施設「そよら」も出店へ!!
秋葉原エリアで計10棟・3.2万㎡の解体工事が始動した「TOPPAN台東地区」!!TOPPAN創業地で大規模な建替計画が進む!!
住友不動産が旧東京都知事公館跡地などで「(仮称)松濤マンション計画」に向けた解体工事に着手へ!!東急百貨店健康保険組合保健センター跡地も一体開発!!
品川駅西口の第一京浜で遂に工事が本格化した「東京メトロ南北線延伸(品川・白金高輪間)」!! 2030年代半ばの開業を目指して新たな地下鉄駅や駅前広場整備が進む!!
軌道第一次分割工事施行認可取得を受けて遂に工事着手を目指す「多摩都市モノレール延伸(上北台〜箱根ケ崎)事業」!!2030年代半ばの開業へ向け本格始動へ!!
2026年8月7日に博多駅前で開園する「明治公園」!!Park-PFIを活用した5つの広場と立体園路が生み出す未来志向の都市型公園!!
2027年度以降に工事着手を目指す「小田急電鉄総合車両所移転計画」!!伊勢原で進む次世代車両基地整備と新たな地域拠点形成!!
天神エリア近接地の那の津で建設が進む「ボートレース福岡パーク化事業」!!国内最大級の屋内スケートボードパークを整備へ!!
森ビルの虎ノ門ナンバービル群を一斉更新する大規模再開発「虎ノ門三丁目プロジェクト」!!事業区域が判明!?
西武新宿駅と新宿駅を結ぶ地下通路「新宿駅北東部地下通路線」が2027年度以降に事業着手へ!!新宿駅周辺の地下歩行者ネットワークが大幅に強化!!
エリア最大級の賃貸オフィスビルとして肥後大津駅前に建設される「(仮称)JR肥後大津ビル」!!TSMC進出で急成長する半導体都市を支える新たなビジネス拠点に!!
鉄骨建方が進む福岡空港直結の複合施設「福岡空港国内線複合施設及び既存ターミナルビル増改築工事」!!国内空港最大級の商業施設と空港直結ホテルが2027年夏開業!!
新秋津駅~秋津駅に全天候型乗換通路を整備へ!!JR東日本と西武鉄道が連絡線を活用した観光特急の直通運転を発表!!「パラレルワールド」の都市伝説で知られる乗換駅が大きく変わる!!
金沢・武蔵ヶ辻で複合施設への再開発構想が公表された「金沢スカイビル」!! 金沢エムザとANAホリデイ・イン金沢スカイが入る築50年超のランドマーク刷新へ!!
2028年まちびらきを目指して遂に造成工事に着手した「九州大学箱崎キャンパス跡地地区」!!日本最大級のスマートシティとして開発が進む!!
野村證券高輪研修センター跡地に約1.5haの大規模住宅開発始動!!2035年度竣工へ向けて進む高輪の新たな高級レジデンス計画「(仮称)高輪二丁目計画」!!
イオンレイクタウンに水辺の新名所誕生!!「レイクサイド ダイニング」「レイクサイド パーク」が2026年5月30日(土)開業へ!!
富士駅北口駅前広場整備の中核施設として整備される「(仮称)富士駅北口駅前公益施設」!!スタディ&ワークスペースやSTEAMラボ、富士山テラスを備える新たな市民活動拠点に!!
鉄骨建方が進み駅舎の全貌が見えてきたJR鹿児島本線「JR貝塚駅」!!2027年開業へ向けて橋上駅舎と自由通路が姿を現す!!
名鉄岐阜駅の旧商業施設「ect(イクト)」をリニューアル!! 再開発計画を見直し、2027年度に新たな商業施設として開業へ!!

横浜市の旧上瀬谷通信施設地区で、関東圏初の高速道路IC直結型「次世代基幹物流施設」開発計画が始動!!

横浜市の旧上瀬谷通信施設地区において、関東圏で初めてとなる高速道路インターチェンジ直結型の「次世代基幹物流施設」開発計画が本格的に始動しました。三菱地所、東急不動産、シーアールイーの3社が共同で進めるこのプロジェクトは、総延床面積約70万㎡を誇る東棟・西棟の2棟構成で、自動運転トラックやダブル連結トラックなど次世代モビリティに対応した新しい物流拠点の整備を目指しています。

2030年頃に東棟、2031年頃に西棟が竣工予定であり、物流効率の大幅な向上、人手不足解消への貢献、さらには災害時における防災拠点機能の強化も見込まれています。国が掲げる「フィジカルインターネット」の実現に資する中核拠点として、関東物流の未来を担う重要なプロジェクトです。

→三菱地所株式会社/東急不動産株式会社/株式会社シーアールイー 関東圏初・高速道路IC直結「次世代基幹物流施設」開発計画始動
→横浜市 旧上瀬谷通信施設地区

旧上瀬谷通信施設地区「次世代基幹物流施設」の概要
  1. 国内最大級の次世代物流施設
    延床面積約70万㎡の東棟・西棟による2棟構成の基幹拠点
  2. インターチェンジ直結型の立地
    東名高速道路の新設インターチェンジと専用ランプ直結による国内初の施設
  3. 次世代モビリティへの対応
    自動運転トラックやダブル連結トラックに対応した先進的物流拠点
  4. 2030年代前半の稼働開始
    東棟2030年頃、西棟2031年頃竣工による段階的供用開始
  5. フィジカルインターネットへの貢献
    情報共有による共同配送推進とCO₂削減を目指す中核拠点
  6. 災害時の防災拠点機能
    広域防災拠点との連携による物資供給・避難支援拠点
  7. 横浜西部のまちづくりとの一体化
    国際園芸博覧会や農業・観光振興と連動した持続可能な都市モデル

出典:三菱地所株式会社/東急不動産株式会社/株式会社シーアールイー

今回の物流施設は、延床面積約70万㎡という国内でも最大級の規模を持ち、マルチテナント型で複数企業が入居可能な設計です。最大の特徴は、東名高速道路に新設されるインターチェンジと直結する専用ランプウェイを設ける点にあります。これにより、長距離輸送に対応する自動運転トラックやダブル連結トラックが一般道に降りることなく直接物流施設を利用できるため、輸送効率の向上や交通混雑の緩和、安全性の向上が期待されます。

工事スケジュールは2027年秋以降に東棟、2028年頃に西棟で順次着工し、それぞれ2030年頃、2031年頃に竣工を迎える計画です。施設稼働後は、国内外の物流需要に柔軟に対応する関東圏の新たな基盤として機能していきます。

*建設地の位置する旧上瀬谷通信施設地区を貫く環状4号線

本計画は単独の施設整備にとどまらず、全国規模で展開される次世代物流ネットワークの一角を形成します。三菱地所と東急不動産はすでに関西圏・京都府城陽市で基幹物流施設を計画しており、さらに東北・仙台、中京圏、九州・佐賀県や茨城県でも類似プロジェクトを進めています。

*一面の大草原や雑木林が広がる旧上瀬谷通信施設地区の様子

今回の関東計画により、東名高速道路から新名神高速道路に至る大動脈の両端に次世代モビリティ対応の物流ターミナルが整備されることになり、国内物流の骨格を支えるネットワークがより強固になります。また、貨物や倉庫、車両の稼働状況をデジタルで可視化・共有する「フィジカルインターネット」の社会実装にも寄与し、企業の枠を超えた共同配送の実現やCO₂削減など、環境・経済両面での効果が期待されています。

出典:横浜市

計画地である旧上瀬谷通信施設地区は、かつて米軍により長期間使用されていた約248ヘクタールの広大な跡地です。2015年に返還されたのち、横浜市が「土地利用基本計画」を策定し、農業振興、観光・賑わい、物流、防災・公園という4つのエリアに区分して再整備が進められています。

今回の物流施設はその中でも物流地区の中核を担う存在であり、横浜市が整備を進める広域防災拠点との連携も想定されています。大規模災害発生時には、物流施設の大容量・高機能な倉庫を活用し、緊急物資輸送や避難者受け入れの支援を行う計画です。都市の安全性と経済活動を両立させるまちづくりの一環として、防災機能を兼ね備えた物流施設が大きな役割を果たすことになります。

*旧上瀬谷通信施設地区には、農地も広がる

旧上瀬谷通信施設地区では、物流施設の整備に加え、2027年に「GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)」が開催されるなど、多様な都市基盤整備が同時進行しています。新たなインターチェンジの整備や周辺道路網の拡充により、横浜西部地域の高速道路アクセスは大幅に改善される見込みです。

これにより、地域住民の生活利便性の向上はもちろん、新しい産業の集積や観光客の流入促進も期待されます。また、農業振興地区や観光・賑わい地区との相乗効果により、物流のみならず農業・観光・防災が一体となった持続可能なまちづくりが進展します。今回の「次世代基幹物流施設」計画は、単なる経済インフラの整備にとどまらず、横浜市郊外の新たな価値創造の拠点となり、未来の都市モデルを先導する存在となるでしょう。

最終更新日:2025年8月29日

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