(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業は、東京都港区赤坂7丁目に建設される地上46階、地下1階、高さ164.14m、総戸数643戸の超高層タワーマンションです。
立地は、北側を国道246号(青山通り)、東側を薬研坂通り、南側を特別区道第617号線、西側を特別区道873号線に囲まれた一帯に位置しています。既存建築物には、「赤坂中央マンション」、「赤坂三生マンション」、「赤坂ナショナルコート」、「アカサカKフラット」、「赤坂ジートルンクビル」、「上松ビル」、「薬研坂ビル」などが建ち並んでいました。
再開発事業により土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、老朽マンション等の建築物の更新と共に都市基盤の整備を一体的に行い、防災機能の強化やバリアフリーに配慮した安全で快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、緑豊かな公共的空間の確保、多様なライフスタイルに対応した居住機能、業務及び生活利便施設の導入を図るものとされています。
施設構成は、地下1階に共同住宅共用部、駐輪場、機械室、店舗、地上1階に駐車場、2階に共同住宅エントランス、店舗、各種学校、3階に共同住宅共用部、SOHO、事務所、4階~5階に共同住宅、事務所、6階~46階に共同住宅、PH1階~PH2階に塔屋となります。また、歩道状空地や広場などが整備されるほか、隣接する高橋是清翁記念公園の緑との連続性に配慮した緑地整備も行われます。
建築主は赤坂七丁目2番地区市街地再開発組合、参加組合員は日鉄興和不動産株式会社、野村不動産株式会社、設計は基本設計が株式会社日本設計、実施設計が清水建設・日本設計設計共同企業体、施工は清水建設株式会社です。既存建築物解体着手は2024年3月4日、着工は2025年5月1日、竣工は2028年10月31日となっています。
出典・引用元
・東京都 赤坂七丁目2番地区市街地再開発組合設立認可
・日鉄興和不動産/野村不動産株式会社「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ
・日刊建設工業新聞 赤坂七丁目2番地区再開発(東京都港区)/都が権利変換計画認可、3月に清水で解体
・港区 赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称 |
赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 |
赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 |
地名地番:東京都港区赤坂7丁目140番~155番、158番、159番、161番、163番 住居表示:東京都港区赤坂7丁目2番 |
用途 |
共同住宅、事務所、店舗、専修学校 |
階数 |
地上46階、地下1階 |
高さ |
164.14m |
構造 |
高層棟:鉄筋コンクリート造 中層棟:鉄骨造 |
基礎工法 |
高層棟:場所打ち杭 中層棟:既成杭 |
総戸数 |
643戸 |
敷地面積 |
8,710.00㎡ |
建築面積 |
5,220.00㎡ |
延床面積 |
87,839.00㎡ |
着工 |
2025年5月1日 既存建築物解体着手:2024年3月4日 |
竣工 |
2028年10月31日 |
建築主 |
赤坂七丁目2番地区市街地再開発組合 参加組合員:日鉄興和不動産株式会社、野村不動産株式会社 |
設計 |
基本設計:株式会社日本設計 実施設計:清水建設・日本設計設計共同企業体 |
施工 |
清水建設株式会社 特定業務代行者:清水建設株式会社 |
最寄駅 |
東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目」駅、都営大江戸線「青山一丁目」駅 |
備考 |
▼施設構成 地下1階:共同住宅共用部、駐輪場、機械室、店舗 地上1階:駐車場 2階:共同住宅エントランス、店舗、各種学校 3階:共同住宅共用部、SOHO、事務所 4階~5階:共同住宅、事務所 6階~46階:共同住宅 PH1階~PH2階:塔屋 |
位置図
標識
▼解体工事のお知らせ
区域図
配置図
断面図
イメージパース
▼当初計画
2024年7月既存建築物解体状況
南東側から見た(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業の建設地の様子です。
北東側から見た(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業の建設地の様子です。
再開発区域内の様子です。撮影時は既存建築物の解体、除去が進められていました。
北西側から見た(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業の建設地の様子です。
南西側から見た(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業の建設地の様子です。
再開発事業に合わせて高橋是清翁記念公園の擁壁改修整備も行われる計画となっています。また、区域西側には広場1号と緑地が整備されます。
赤坂三生マンションなどの大型のマンションも解体工事が始まりました。
最終更新日:2024年8月18日