月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業

月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業は、東京都中央区月島三丁目で建設中の地上48階、地下1階、高さ181.53m、総戸数744戸の超高層タワーマンションです。

立地は、東京メトロ有楽町線「月島」駅と都営大江戸線「勝どき」駅の間、南側を清澄通り、東側を特別区道中月第810号線、北側を特別区道中月第805号線及び第822号線、西側を特別区道中月第811号線に面した約1.0haの区域に位置しています。
築年数の経過した木造家屋の密集や広場の不足等の課題を抱えており、防災機能の向上と都市機能の更新が求められており、再開発事業により分化した土地を集約し不燃性・耐震性の高い建物を整備するとともに、道路の一部拡幅や地域住民が避難できる広場の整備、災害時には帰宅困難者の一時滞在施設として建物を一部開放するなど、地域の防災性も高める計画となっています。

施設構成は、A敷地に地上48階、地下1階、総戸数744戸の共同住宅と商業施設が建設され、B敷地に地上2階の商業施設と保育所が整備され、にぎわいを創出し、安心して子育てができる環境を整えるものとされています。また、歩道状空地の確保により、ゆとりある歩行者空間を整備し、災害時の避難スペース・緊急車両の進入経路を確保するほか、地域に開かれたオープンスペースとして緑あふれる広場を設置するとともに、建物内の一部には帰宅困難者や地域住民のための避難・一時滞在施設を用意することで、防災機能の向上が図られます。

建築主は月島三丁目南地区市街地再開発組合、事業協力者は三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社、大成建設株式会社、設計は基本設計が株式会社佐藤総合企画、実施設計が大成建設・佐藤総合計画設計共同企業体、事業推進コンサルタントが株式会社本郷計画事務所、施工は大成建設株式会社、です。既存建築物の解体着手は2022年12月1日、着工は2024年1月29日、竣工は2028年2月29日となっています。

出典・引用元

・三井不動産レジデンシャル株式会社／野村不動産株式会社／大成建設株式会社月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ～約1.0ha、住宅・商業・子育て支援施設のミクストユースプロジェクト～
・三井不動産レジデンシャル株式会社／野村不動産株式会社／大成建設株式会社「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ約1.0ha、住宅・商業・子育て支援施設のミクストユースプロジェクト
・東京都月島三丁目南地区市街地再開発組合の設立を認可

過去の建設状況

→過去の建設状況

概要

名称	月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業
計画名	月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業
所在地	東京都中央区月島三丁目27番の一部、28、29、30番
用途	A敷地：共同住宅、店舗、駐車場、自転車置き場等 B敷地：店舗、子育て支援施設等
階数	A敷地：地上48階、地下1階 B敷地：地上2階
高さ	A敷地：177.15m (最高181.53m) 中央区資料：最高高さ181.530m／建物高さ177.150m／軒高：176.550m B敷地：9.93m (中央区資料：14.300m)
構造	A敷地：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造制振構造 B敷地：鉄骨造
基礎工法	A敷地：杭基礎 B敷地：杭基礎
総戸数	744戸
敷地面積	A敷地：5,640.04㎡ B敷地：935.89㎡
建築面積	A敷地：2,752.65㎡ (中央区資料：約2,799㎡) B敷地：624.77㎡ (中央区資料：約622㎡)
延床面積	A敷地：76,429.54㎡ (中央区資料：約76,299㎡) B敷地：1,251.44㎡ (中央区資料：約1,225㎡)
着工	2024年1月29日中央区資料：2023年11月解体着手：2022年12月1日
竣工	2028年1月31日中央区資料：2027年11月
建築主	月島三丁目南地区市街地再開発組合事業協力者：三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社、大成建設株式会社
設計	基本設計：株式会社佐藤総合企画実施設計：大成建設・佐藤総合計画設計共同企業体事業推進コンサルタント：株式会社本郷計画事務所
施工	大成建設株式会社特定業務代行者：大成建設株式会社
最寄駅	都営大江戸線「勝どき」駅、東京メトロ有楽町線、都営大江戸線「月島」駅
備考	ー