NAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)

NAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)は、愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目に建つ地上42階、地下1階、高さ149.100m、総戸数435戸の超高層タワーマンションです。立地は、新洲崎JCT北西側に建っていたパナソニックの工場跡地やMIDスポーツセンター等の跡地に位置しており、工場跡地約15,000㎡のうち、北東側5,898.70㎡に名古屋駅周辺で最高層となるタワーマンションが建設されました。

専有面積は54.25㎡~135.45㎡、間取りは1LDK~3LDK+Nとなり、共用施設には、グランドロビー、エグゼクティブラウンジ、ゲストルーム等が入るほか、敷地の約40パーセントを緑化した約2,000㎡の庭園を有しています。また、デザインの監修には建築家の光井純氏、植栽計画はローズスタイリストの大野耕生氏が起用されています。

防災対策として、災害時によるダメージに備えた自家発電装置や屋上にはガス発電機を設置しており、非常用エレベーター、防災センター(管理事務室)の照明・コンセントに活用されるものとされています。また、名古屋エリア分譲住宅で初めてガス中圧管引込を採用し、各階には防災倉庫の設置や共用部には非常用飲料水生成システムWELL UP、かまどスツール、非常用マンホールトイレ設置がなされています。更に構造面では、3~33階に各階8基、合計248基採用された低降伏点鋼と呼ばれる特殊な鋼材による制振ダンパーを用いた制振構造を採用しています。
環境面では、敷地面積の約70パーセントを空地としており、そのうち生物多様性に貢献する面積率は敷地の約40パーセントを占め、更に自然観察会といった具体的な環境教育プログラムが計画されているなど、維持管理や外来種対策まで考慮されている点で高い評価を受けて「いきもの共生事業所Ⓡ認証」を取得しています。

建築主は総合地所株式会社、名鉄都市開発株式会社、三交不動産株式会社、大和ハウス工業株式会社、住友商事株式会社、京阪電鉄不動産株式会社、設計は株式会社長谷工コーポレーション、デザイン監修は光井純氏、施工は株式会社長谷工コーポレーションです。着工は2020年3月31日、 竣工は2023年4月15日となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 NAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)
計画名 (仮称)名駅南二丁目計画 新築工事
所在地 愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目702番1
用途 共同住宅(分譲)
階数 地上42階、地下1階、塔屋2階
高さ 149.100m
構造 鉄筋コンクリート造
制振構造(低降伏点鋼)
基礎工法 場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
総戸数 435戸
敷地面積 5,898.70㎡
建築面積 1,717.79㎡
標識:1,702.63㎡
延床面積 53,805.34㎡
標識:53,811.03㎡
着工 2020年3月31日
標識:2020年3月下旬
竣工 2023年4月15日
建築主 総合地所株式会社、名鉄都市開発株式会社、三交不動産株式会社、大和ハウス工業株式会社、住友商事株式会社、京阪電鉄不動産株式会社
設計 株式会社長谷工コーポレーション
デザイン監修:光井純氏
施工 株式会社長谷工コーポレーション
最寄駅 名鉄「名鉄名古屋」駅、近鉄「近鉄名古屋」駅、JR、名古屋市営地下鉄、あおなみ線「名古屋」駅、あおなみ線「ささしまライブ」駅
備考 専有面積:54.25㎡ ~ 135.45㎡
間取り:1LDK~3LDK+N
共用施設:グランドロビー、エグゼクティブラウンジ、ゲストルーム
 
 
 

位置図

標識

イメージパース

出典:NAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー) 公式サイト

写真

西側から見たNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の様子です。

 

 

角住戸には床から天井付近まであるダイレクトウィンドウが採用されており、アウトフレームとなっています。彫りの深い外観が特徴的です。

 

 

外観デザインは、ブラウン系統の色合いとホワイト系統の色合いのコントラストが美しく、リズミカルな垂直ラインが印象的な外観デザインとなっています。

 

 

南西側から見たNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の様子です。

 

 

南側から見たNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の様子です。

 

 

東側から見上げたNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の様子です。

 

  

敷地南側にはNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)のマンションギャラリー、いわゆるMR(モデルルーム)がありました。こちらの南側の敷地と隣接するコインパーキング計約9,100㎡には、需要を見極めながら二棟目のタワーマンション建設などを検討する構想もあります。

 

 

名古屋市道江川線及び名古屋高速都心環状線沿いの地上部外構の様子です。

 

 

「車寄せ」の様子です。

 

 

北側から見たNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の様子です。

 

 

「グリーンアプローチ」の様子です。

 

 

グリーンアプローチを進むと「メインエントランス」があります。

 

 

「グランドロビー」の様子です。グランドロビーはガラス張りの二層吹き抜けの空間となっています。

 

 

ミッドランドスクエア展望台から見たNAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の様子です。名駅エリアの超高層ビル群から離れた所に1棟だけポツンとタワーマンションが建っており、遠方からも目立ちます。

 

 

NAGOYA the TOWER(名古屋 ザ タワー)の頂部の様子です。小さめの塔屋があります。

2023年8月12日撮影

最終更新日:2023年11月25日

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