(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画は、神奈川県横浜市神奈川区星野町、神奈川1丁目に建設される地上47階、地下2階、高さ180mの「C-1地区」、地上42階、地下2階、高さ165mの「C-2地区A棟」、地上52階、地下2階、高さ195mの「C-2地区B棟」から構成される総戸数2,200戸程度の超高層タワーマンションです。
立地は、コットンハーバー地区、JR貨物東高島駅の北西側一帯で進められている「東高島駅北地区土地区画整理事業」地内、「東京避雷針工業横浜支店」や「岩崎鉄工所」、「京浜交通 神奈川営業所」などの跡地や運河を埋め立てた場所に位置しています。
(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画では、地域の活性化と住民間の交流促進を目的とした多様な広場が整備されます。これらの広場は、それぞれ異なる目的を持ち、地域の人々に豊かな生活環境を提供します。
各地区・棟の用途及び規模は以下の通りです。
・A地区:健康・医療・福祉_面積約0.9ha_高さの最高限度31m
・B地区:健康・医療・福祉_面積約0.7ha_高さの最高限度60m
・C地区:商業・住居_面積約3.3ha_高さの最高限度150~180m
・D-1地区:商業・業務_面積約0.5ha_高さの最高限度31m
・D-2地区:下水道施設_面積約0.4ha_高さの最高限度31m
・E地区:業務_面積約0.8ha_高さの最高限度31m
・F地区:公園・広場_面積約0.6ha_高さの最高限度31m
・G地区:健康増進等_面積約3.1ha_高さの最高限度31m
コミュニティ広場は地域の賑わいを生み出し、神奈川台場公園や公園1との連携を図ることにより、地域の憩いの場として機能します。台場保全広場・歴史の広場は、神奈川台場を保全し、歴史教育や憩いの場として活用されます。神奈川台場は、松山藩によって築造された稜堡式城郭で、歴史的価値が高く、後世に「土地の記憶」として継承されることが重要視されています。
健康の広場は地域の人々が活発な運動を行える場で、運動を通じて多世代の交流の場として活用されます。また、グリーンサークルはランニングやウォーキングを快適に楽しむための周回遊歩道で、健康増進と地域の景観を楽しむ場として整備されます。
つなぎの広場は、歩行者ネットワークを形成し、東神奈川まち・海軸からセンターポイントへのアクセスを提供します。賑わいや水辺の広がりを感じることができるデッキが設置され、地域の魅力を高めます。また、歴史散策ネットワークとして、神奈川宿歴史の道と神奈川台場を結ぶ動線が整備され、地区内の歴史的資源を後世に伝えるためのガイドパネルが設置される予定です。これにより、地域の歴史や文化を日常生活の中で感じることができ、地域への誇りや愛着が醸成されます。
この計画は、少子高齢化社会に対応した持続可能なまちづくりを目指し、地域住民と外部の人々が交流する場を提供することにより、活発なコミュニティの形成と防災力の強化を促進します。また、外国人住民の生活支援や文化交流の充実も図り、横浜都心部のグローバル化を促進します。
建築主は日本貨物鉄道株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社です。着工は2025年度、竣工は2029年度となっています。
出典・引用元
・横浜市 (仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 環境影響評価の手続
・横浜市 第70回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)
・東高島駅北地区土地区画整理組合
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:横浜市
概要
名称 |
(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 |
計画名 |
(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 |
所在地 |
神奈川県横浜市神奈川区星野町、神奈川1丁目 |
用途 |
住宅施設、商業施設、公益的施設等 |
階数 |
C-1地区:地上47階、地下2階、塔屋2階 C-2地区A棟:地上42階、地下2階、塔屋2階 C-2地区B棟:地上52階、地下2階、塔屋2階 |
高さ |
C-1地区:約180m (建築物高さ:約165m) C-2地区A棟:約165m (建築物高さ:約150m) C-2地区B棟:約195m (建築物高さ:約180m) |
構造 |
ー |
基礎工法 |
ー |
総戸数 |
2,200戸程度 |
敷地面積 |
約28,100㎡ C-1地区:約11,000㎡ C-2地区:約17,100㎡ |
建築面積 |
約11,600㎡ C-1地区:約4,300㎡ C-2地区:約7,300㎡ |
延床面積 |
約225,000㎡ C-1地区:約87,000㎡ C-2地区:約138,000㎡ |
着工 |
2025年度 |
竣工 |
2029年度 |
建築主 |
日本貨物鉄道株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社 |
設計 |
ー |
施工 |
ー 土地区画整理事業事業協力者:三井不動産グループ、大成建設共同企業体 |
最寄駅 |
JR京浜東北線、横浜線「東神奈川」駅、京急本線「京急東神奈川」駅 |
備考 |
ー |
位置図
区域図
出典:横浜市
配置図
出典:横浜市
断面図
出典:横浜市
イメージパース
出典:横浜市
▼当初計画
出典:横浜市
施設構成・イメージ
出典:横浜市
(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画のボリューム模型です。
出典:横浜市
「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の完成予想パースです。
出典:横浜市
「コミュニティ広場」の鳥瞰完成予想パースです。
出典:横浜市
「コミュニティ広場」の完成予想パースです。
出典:横浜市
「健康の広場」の完成予想パースです。
出典:横浜市
「グリーンサークル」の完成予想パースです。
出典:横浜市
「つなぎの広場」の完成予想パースです。
出典:横浜市
「まち・海軸」の完成予想パースです。
2024年12月現地状況
南東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画の様子です。
C-1地区
南側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-1地区の様子です。
東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-1地区の様子です。
北西側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-1地区の様子です。
C-2地区A棟
東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-2地区A棟の様子です。
北側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-2地区A棟の様子です。
西側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-2地区A棟の様子です。
C-2地区B棟
東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-2地区B棟の様子です。
北側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-2地区B棟の様子です。
西側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 C-2地区B棟の様子です。
A地区
北東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 A地区の様子です。
南西側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 A地区の様子です。
北西側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 A地区の様子です。
B地区
北側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 B地区の様子です。
西側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 B地区の様子です。
D-1地区/D-2地区
南側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 D-1地区/D-2地区の様子です。
北側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 D-2地区の様子です。
北側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 D-1地区の様子です。
E-1地区/E-2地区
東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 E-1地区/E-2地区の様子です。
北側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 E-1地区/E-2地区の様子です。
南側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 E-1地区/E-2地区の様子です。
F地区
東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 F地区の様子です。
G地区
南側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 G地区の様子です。
東側から見た(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画 G地区の様子です。
Google Earth
最終更新日:2024年12月19日