藤沢駅南口391地区市街地再開発事業は、神奈川県藤沢市南藤沢2丁目に建設される地上17階、地下2階、高さ約80mの超高層ビルです。
立地は、「藤沢」駅南口の東側一帯、南側を藤沢駅宮前線、西側及び北側をを鵠沼1号線、東側を鵠沼2号線に囲まれた場所に位置しています。区域内には、「フジサワ名店ビル」と「湘南ダイヤモンドビル」、「ザ・プライム」の3棟の大型の既存建築物が建っており、JR東海道線と小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線が乗り入れる郊外ターミナル駅「藤沢駅」にペデストリアンデッキで直結しています。
都市拠点にふさわしい都市機能の集積、駅前にふさわしい一体的な都市環境と良好な市街地環境の形成が目標として再開発が進められており、駅前広場も含めた整備がなされ、「湘南の玄関口」の新拠点形成に向けて再開発が行われることとなりました。
施設構成は地上2階~7階に店舗、8階~11階に事務所、13階~17階に宿泊施設となります。
建築主は藤沢駅南口391地区市街地再開発準備組合、事業協力者は株式会社フジタ、事業推進支援コンサルタントは株式会社タウンプランニングパートナー、商業コンサルタントは株式会社オーク計画研究所です。着工は2027年夏頃、竣工は2031年秋頃となっています。
出典・引用元
・藤沢駅南口391地区市街地再開発準備組合
・藤沢市 第178回 藤沢市都市計画審議会 資料3-1 藤沢駅南口391地区に関する都市計画提案について
概要
名称 |
藤沢駅南口391地区市街地再開発事業 |
計画名 |
藤沢駅南口391地区市街地再開発事業 |
所在地 |
神奈川県藤沢市南藤沢2丁目1番 |
用途 |
店舗、事務所、多目的ホール、宿泊施設、駐車場 |
階数 |
地上17階、地下2階 |
高さ |
約80m |
構造 |
ー |
基礎工法 |
ー |
客室数 |
ー |
敷地面積 |
約3,180㎡ |
建築面積 |
約2,400㎡ |
延床面積 |
約35,200㎡ |
着工 |
2027年冬頃 |
竣工 |
2031年秋頃 |
建築主 |
藤沢駅南口391地区市街地再開発準備組合 事業協力者:株式会社フジタ |
設計 |
事業推進支援コンサルタント:株式会社タウンプランニングパートナー 商業コンサルタント:株式会社オーク計画研究所 |
施工 |
ー |
最寄駅 |
JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄「藤沢」駅 |
備考 |
▼施設構成 ※断面図より読み取り 地下:ー 地上2階~7階:店舗 8階~11階:事務所 12階:ー 13階~17階:宿泊施設 |
位置図
区域図
断面図
施設構成・イメージ
「駅前広場上空から見た計画地」の完成予想パースです。
「地下通路から見た広場」の完成予想パースです。
現地状況
南西側から見た藤沢駅南口391地区市街地再開発事業の建設地の様子です。
南西側に建つ「湘南ダイヤモンドビル」です。1968年3月竣工、地上7階のビルとなっており、ペデストリアンデッキによって藤沢駅に直結しています。
北西側から見た藤沢駅南口391地区市街地再開発事業の建設地の様子です。
北西側に建つ「フジサワ名店ビル」です。1965年に竣工した地上8階のビルとなっています。
北東側から見た藤沢駅南口391地区市街地再開発事業の建設地の様子です。
南東側から見た藤沢駅南口391地区市街地再開発事業計画地の様子です。南東側に建つ地上7階の「ザ・プライム」が建っています。
「藤沢」駅は、JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄が乗り入れており、1日平均乗降客数はそれぞれJRが20万0,928人、小田急が15万6,546人、江ノ電が20,614人となっており、合計37万8,088人となっています。
最終更新日:2024年10月29日