福岡大名ガーデンシティ/ザ・リッツ・カールトン福岡

福岡大名ガーデンシティ/ザ・リッツ・カールトン福岡は、福岡県福岡市中央区⼤名⼆丁⽬に建つ地上25階、地下1階、高さ110.88mの超高層ビルです。

立地は、北側を明治通り、南側を大名小前えのき通りに挟まれた場所に建っていた「大名小学校」、「中央消防署大名出張所」、「大名公民館」、「老人いこいの家」跡地に位置しています。福岡市主導の下、アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出する再開発促進プロジェクトであり、国家戦略特区を活用した航空法高さ制限の特例承認も行われた「天神ビッグバン」に認定されています。天神ビッグバン認定前の高さ制限は航空法上67mで、緩和によってこちらではNTTコム福岡天神ビルの鉄塔と同程度の高さ約115m程度まで建設可能になりました。

施設構成は「タワー」の地下1階に駐車場、地上1階~2階に商業施設、3階~4階にカンファレンス、5階~16階にオフィス、17階に切替階、18階~24階にホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」、「テラス」の1階に公民館、老人いこいの家、多目的室、2階~3階に創業支援・人材育成施設、3階に保育施設、4階にオフィス、4階~6階に機械室、7階~11階に共同住宅「福岡大名ガーデンシティ・レジデンス」、「旧大名小学校 南校舎」にスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」となっています。また、敷地南半分にはFCGCステージや大型ビジョンも設置され、イベントも開催可能な約3,000㎡の広場「福岡大名ガーデンシティ・パーク」が配置されています。

オフィススペックは、基準階面積は最大8分割可能な756.0坪 (2,500.0㎡)、天井高は2,800mm、基準床荷重は500kg/㎡となっており、災害発生時の停電への対応として3回線スポットネットワークによる受電が可能、九州初認定導管による中圧都市ガスによる供給がなされるものとされています。

ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」の客室構成は、デラックスキング 福岡スカイライン(50㎡)、デラックス ダブル 福岡スカイライン(50㎡)、プレミアムキング パークビュー(50㎡)、プレミアムキング ベイビュー(50㎡)、プレミアムダブル ベイビュー(50㎡)、クラブデラックスキング 福岡スカイライン(50㎡)、クラブデラックスダブル 福岡スカイライン(50㎡)、クラブデラックスキング ベイビュー(50㎡)、クラブデラックスダブル ベイビュー(50㎡)、デラックス キング スイート(75㎡)、デラックス ダブル スイート(75㎡)、プレミアムスイート(87㎡)となっており、付帯施設にはホテルエントランス・アライバルロビー、ウエディングチャペル・宴会場、ホテルロビー、レストラン、クラブラウンジ、スパ、ジム、プール、バーが入っています。
オーストラリアのメルボルンに拠点を構えるLayan Architects + Designersが監修したインテリアデザインとアートは、福岡の伝統工芸である絹織物「博多織」からインスピレーションを受けたものとなっています。

外観デザイン面では、大名屋敷などが建ち並ぶ城下町で侵入者を迎え撃つ雁行した町割りがあった歴史を彷彿させる、2つの建物が分かれてずれるような配置や、分節・雁行したガラスファサードが特徴となっています。構造面では、制振構造を採用しているほか、建物外形に沿って傾斜したCFT柱を採用、コア部分は制振及び耐震のブレースを設け、地下部分の架構は広場部分も含むSRC及びRC、Sによる耐震壁付きラーメン構造となっています。

建築主は大名プロジェクト特定目的会社、ホテル運営はマリオット・インターナショナル、設計は久米設計・醇建築設計共同企業体、施工は清水・鴻池・積和建設九州特定建設工事共同企業体です。着工は2019年7月、竣工は2022年12月となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 福岡大名ガーデンシティ (FDGC)
ホテル名:ザ・リッツ・カールトン福岡
計画名 福岡大名プロジェクト/旧大名小学校跡地活用事業
所在地 地名地番:福岡県福岡市中央区⼤名⼆丁⽬165番1、2及び3
住居表示_タワー:福岡県福岡市中央区大名2丁目6番50
住居表示_テラス:福岡県福岡市中央区大名2丁目6番53
用途 タワー:事務所、ホテル、店舗、カンファレンス
テラス:公民館、老人いこいの家、創業支援、人材育成施設、事務所、共同住宅
階数 タワー:地上25階、地下1階
テラス:地上11階
高さ タワー:110.88m (軒高:110.62m)
テラス:約46m
構造 鉄骨造 (柱:CFT造)、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
制振構造:オイルダンパー、座屈拘束ブレース
基礎工法 場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
総戸数 19戸 ※福岡大名ガーデンシティ・レジデンス
客室数 167室
敷地面積 約11,900㎡
建築面積 5,469.28㎡
延床面積 91,423.13㎡
着工 2019年7月
竣工 2022年12月
建築主 大名プロジェクト特定目的会社
(積水ハウス株式会社、西日本鉄道株式会社、西部瓦斯株式会社、株式会社西日本新聞社、福岡商事株式会社によるSPC)
ホテル運営:マリオット・インターナショナル
設計 久米設計・醇建築設計共同企業体
施工 清水・鴻池・積和建設九州特定建設工事共同企業体
最寄駅 福岡市営地下鉄空港線「天神」駅、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅、福岡市営地下鉄空港線「赤坂」駅
備考 ▼施設構成
▽タワー
地下1階:駐車場
地上1階~2階:商業施設
3階~4階:カンファレンス
5階~16階:オフィス
17階:切替階
18階~24階:ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」

▽テラス
1階:公民館、老人いこいの家、多目的室
2階~3階:創業支援・人材育成施設
3階:保育施設
4階:オフィス
4階~6階:機械室
7階~11階:共同住宅「福岡大名ガーデンシティ・レジデンス」

▽南校舎
スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」


▼ザ・リッツ・カールトン福岡
客室:デラックスキング 福岡スカイライン(50㎡)、デラックス ダブル 福岡スカイライン(50㎡)、プレミアムキング パークビュー(50㎡)、プレミアムキング ベイビュー(50㎡)、プレミアムダブル ベイビュー(50㎡)、クラブデラックスキング 福岡スカイライン(50㎡)、クラブデラックスダブル 福岡スカイライン(50㎡)、クラブデラックスキング ベイビュー(50㎡)、クラブデラックスダブル ベイビュー(50㎡)、デラックス キング スイート(75㎡)、デラックス ダブル スイート(75㎡)、プレミアムスイート(87㎡)
付帯施設:ホテルエントランス・アライバルロビー、ウエディングチャペル・宴会場、ホテルロビー、レストラン、クラブラウンジ、スパ、ジム、プール、バー
 
 
 

位置図

区域図

出典:大名プロジェクト特定目的会社

配置図

出典:大名プロジェクト特定目的会社

断面図

出典:大名プロジェクト特定目的会社

施設構成

出典:大名プロジェクト特定目的会社

イメージパース

出典:大名プロジェクト特定目的会社

▼テラス

出典:CBRE

▼福岡大名ガーデンシティ・パーク

出典:大名プロジェクト特定目的会社

写真

タワー

北西側から見た福岡大名ガーデンシティの様子です。タワーは地上25階、地下1階、高さ110.88mとなっています。

 

 

北西側から見た福岡大名ガーデンシティの高層部分の様子です。

 

 

頂部にはザ・リッツ・カールトンのロゴが取り付けられています。

 

 

北側正面から見上げた福岡大名ガーデンシティの様子です。

 

 

北側から見た福岡大名ガーデンシティの低層部分の様子です。

 

 

貫通通路周辺の様子です。貫通通路に吸い込まれるような形で斜めになった外壁が特徴的です。

 

 

北側には、「中央警察署 大名警察官連絡所」が設置されています。

 

 

オフィスエントランスです。

 

 

出典:大名プロジェクト特定目的会社

「スカイロビー」のイメージパースです。

 

 

出典:大名プロジェクト特定目的会社

「カンファレンスラウンジ」のイメージパースです。

 

 

出典:大名プロジェクト特定目的会社

ザ・リッツ・カールトン福岡の「ホテルロビー」のイメージパースです。

 

 

出典:大名プロジェクト特定目的会社

ザ・リッツ・カールトン福岡の「客室」のイメージパースです。

 

 

福岡大名ガーデンシティの案内板です。

 

  

案内板に掲載されている施設構成イメージです。

 

 

テナント一覧です。

 

 

明治通り沿いに整備された公開空地の歩道状空地です。

 

 

タワーの中央付近を南北に貫く貫通通路の様子です。

 

 

貫通通路に面した店舗です。貫通通路に沿って水盤が設けられていました。

 

 

南東側から見た福岡大名ガーデンシティの様子です。

 

 

南西側から見上げた福岡大名ガーデンシティの様子です。

 

 

南側から見た福岡大名ガーデンシティの低層部分の様子です。

 

 

2つの建物が分かれてずれるような配置や、分節・雁行したガラスファサードが特徴の外観デザインとなっています。

 

 

テラス

福岡大名ガーデンシティ テラスです。テラスは地上11階、高さ約46mとなっています。

 

 

テラスの外壁には、福岡大名ガーデンシティ・パークに面して横5.6m×縦11.7mの大型屋外LEDビジョンが設置されています。

 

  

南校舎

「旧大名小学校 南校舎」を保存し、スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」が設けられました。

 

 

福岡大名ガーデンシティ・パーク側から見た南校舎の様子です。

 

 

福岡大名ガーデンシティ・パーク

「福岡大名ガーデンシティ・パーク」の様子です。全体面積3,000㎡、芝生の敷かれた貸出面積約1,980㎡ある広場となっています。

 

 

壁面緑化が特徴的な屋内約160㎡のイベントホール「福岡大名ガーデンシティ・ステージ」です。

 

 

福岡大名ガーデンシティ・パーク内の通路の様子です。石貼りの通路でベンチなども設けられています。

 

 

通路に面して小川が設けられています。

 

 

大名の森に住む守り神をコンセプトに子どもたちが登ったりして遊ぶことができる「大名の大狛犬」です。

最終更新日:2024年7月10日

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