都市開発ニュース
鳥取駅の駅前広場・複合施設・バスターミナル等を再編する「鳥取駅周辺再生整備計画(素案)」が公表!!山陰の一大ターミナル駅が大きく生まれ変わる!!
JR大阪駅前にダイナミックな滝や池を備えた都市の森が誕生する「うめきたの森」!!2026年11月20日開園を目指して緑豊かな木々が遂に姿を現す!!
全長約67mの巨大LEDビジョン・スカイメディア金山ルーフも設置された「金山総合駅デジタルサイネージ」!!駅コンコースがメディア空間に生まれ変わる!!
花車ビルなどが建ち並ぶ名駅五丁目地区で再開発計画浮上「名駅五丁目みらい構想 Ver.2」!!地上40階建てクラスの超高層3棟からなる大規模複合施設を建設か!?
晴海四丁目の上屋・倉庫跡地で進む大規模な都市基盤整備「晴海四丁目まちづくり」!!晴海西小学校第二校舎の建設や道路造成が進行中!!
大阪府吹田市・万博記念公園駅前で2027年1月中旬に着工する「(仮称)万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」!!18,000人収容アリーナを核とした大規模複合開発!!
新川崎に量子・AI・半導体の研究開発拠点が誕生「新川崎・創造のもりイノベーション拠点整備事業」!!2029年度開業を目指す次世代イノベーション拠点!!
まちのリビングのような駅を目指して改修する「東急田園都市線 宮崎台駅リニューアル工事」!!2028年度完成に向けて進む駅・駅前広場の大規模改修!!
遂に高架橋の姿も現した京成立石駅周辺を高架化する「京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」!!上り仮ホームや仮線整備も進む2026年夏時点施工状況!!
千葉ニュータウンに建っていた地上13階、高さ90.8mの超高層ビル・旧三菱UFJ銀行千葉センターを解体する「NRT11解体工事(地上部)」!!新たなデータセンターへ転換・建設!!
品川駅~高輪ゲートウェイ駅間に新たに2棟の超高層複合ビル「高輪ゲートウェイシティ 5・6街区」!!オフィスをメインに医療・人財・叡智、水素・GX機能を導入!!高輪築堤も保存検討!!
東京港のコンテナふ頭の中核を約330万TEUの処理能力へ「大井コンテナふ頭将来像」!!AI活用やASC導入、ターミナルの拡張・一体運営などで世界トップクラスの物流拠点を構築!!
遂に現地に開発事業等計画公開板が設置されて2026年9月15日に着工する「日本製鋼所 中央研究所(仮称)」!!柏の葉イノベーションキャンパスエリアの136街区も開発が本格化へ!!
晴海三兄弟の北東側に広がる約1.9万㎡の空き地「晴海フラッグ販売センター跡地」が売却へ!!複合開発が想定され、晴海運河沿いにはプロムナードも整備か!?
千葉県袖ケ浦市・袖ケ浦駅近く約50haの開発構想「袖ケ浦駅西側地区」!!新たなまちづくり・産業基盤の形成を検討!!
新川崎で着工から13年が経過してもまだまだ建設が続く「クレストプライムレジデンス」!!2,500戸超の巨大マンション街で「プロムナード八番街」の建設が進む!!
現地に建築計画のお知らせ板が設置された「(仮称)神宮前六丁目八角館建替計画」!!妹島和世氏率いるSANAA設計で神宮前交差点に新たな商業施設誕生へ!!
東急新横浜線 新綱島駅前で建設が進む池谷家住宅主屋を活用した「新綱島MICCA」!!古民家+2棟の木造商業施設による新たな駅前拠点が2026年秋誕生へ!!
大阪城公園と大阪城東部地区を結ぶ新たな歩行者動線となる「大阪城公園接続デッキ」!!2028年春頃の開通を目指しデザインイメージを公表!!
つくばエクスプレス研究学園駅近くで2026年秋に開業する高架下商業施設「寿横丁」!!とりせん研究学園店跡地の開発計画や商業ビル建設進行などにより駅前商業地が形成へ!!

大分駅周辺の未来像を描く民間提案が集結「大分駅東大規模公有地(22街区・54街区)」!!超高層や低層建築など様々な形態の提案概要が公表!!

大分駅東側に位置する22街区・54街区について、大分市は民間アイデアの再募集を実施し、その提案概要を公表しました。令和元年に一度募集が行われていましたが、その後の新型コロナウイルス感染症の拡大や物価高騰など社会経済情勢の変化、さらに駅周辺の開発進展を踏まえ、改めて利活用の方向性を検討する必要が生じたことが背景にあります。今回の募集では12団体から提案が寄せられ、交通結節機能の強化や複合的な都市機能の導入、さらには中心市街地全体の回遊性向上を目指す多様なアイデアが示されました。本募集は事業者決定を目的としたものではありませんが、今後のまちづくりの方向性を占う重要な材料として注目されます。

大分駅東大規模公有地(22街区・54街区)の概要

1.再募集の背景
新型コロナや物価高騰など社会経済情勢の変化を踏まえた再検討の必要性。
駅周辺開発の進展に対応し、まちづくりの方向性を見直すための再募集。

2.対象地の位置と特性
大分駅東側に位置する22街区・54街区という大規模公有地の高い開発ポテンシャル。
両街区を一体的に活用し、面的な都市機能の再編を担う重要拠点としての位置づけ。

3.募集プロセスの概要
公募要項公表から対話実施まで段階的に進められた民間アイデア募集のプロセス。
19団体参加・12団体提案による多様な視点の集積と検討材料の蓄積。

4.中心市街地への波及効果
来訪目的施設の導入によるにぎわい創出と周辺エリアへの波及を目指す提案群。
既存機能の再編や都市軸強化を通じた中心市街地全体の活性化。

5.空間構成と都市デザイン
デッキ接続や広場整備による歩行者中心の回遊性向上と都市軸の強化。
商業・交流・居住など多機能を重層的に配置した複合都市空間の形成。

6.交通結節機能の強化
バスターミナルを核とした交通結節機能の高度化と利便性向上。
人流を生み出し滞留を促す拠点としての都市ハブ機能の構築。

7.事業手法と今後の方向性
土地売却や定期借地、PFIなど多様な手法による民間活力の活用。
提案を踏まえた利活用方針の整理と今後の事業化検討への展開。


*現在の22街区の様子

今回の民間アイデア募集は、社会情勢の大きな変化を受けて実施されたものです。前回の令和元年の募集以降、新型コロナウイルスの影響による都市活動の変容や建設コストの上昇など、都市開発を取り巻く環境は大きく変化しました。また、大分駅周辺では民間施設の整備が進み、都市の重心や人の流れも変わりつつあります。こうした状況を踏まえ、22街区・54街区の役割を改めて整理し、中心市街地全体の回遊性や滞留性をさらに高めるための新たな視点が求められました。本募集は、単なる土地活用ではなく、面的なまちづくりの中核として両街区を位置づけることを目的としています。

出典∶大分市
出典∶大分市

対象となる22街区(7,527.92㎡)と54街区(10,968.59㎡)は、大分駅東側に広がる大規模な公有地であり、駅前に近接する希少な開発用地です。両街区は一体的な活用が前提とされており、単独の敷地としてではなく、中心市街地全体を見渡した中での役割が重視されています。提案においても、点的な開発ではなく、周辺施設や公共空間との連携を前提とした面的な視点が求められました。この立地特性から、交通・商業・居住・文化など多様な機能を融合させた都市拠点としての高いポテンシャルが期待されています。

*現在の22街区の様子

募集は令和7年7月に公募要項が公表され、その後説明会や質疑を経て進められました。参加表明は19団体、最終的に提案書は12団体から提出されています。令和8年1月には対話も実施され、各提案の具体性や実現可能性について意見交換が行われました。そして令和8年3月26日、これら提案の概要が公表され、民間ならではの多様な発想が明らかとなりました。今回のプロセスは、単なる書類審査ではなく対話を重視した点も特徴であり、今後の方針検討に向けた基礎的な知見が蓄積されています。

*現在の54街区の様子

提案の多くは、22街区・54街区単体ではなく、中心市街地全体への波及効果を重視している点が特徴です。例えば、両街区に来訪目的となる施設を整備し、そのにぎわいを周辺エリアへ広げるという考え方や、既存の公共施設機能を移転・再編することで都市機能の更新を図る提案が見られました。また、都市軸の強化や回遊ネットワークの形成を意識した構想も多く、駅周辺と既存市街地をつなぐ結節点としての役割が強調されています。これにより、単なる駅前開発にとどまらず、都市全体の構造再編につながる可能性が示唆されています。

*現在の54街区の様子

両街区の一体活用に向けては、2階レベルのデッキによる接続や広場・テラスの整備など、歩行者中心の空間形成が多くの提案で共通しています。これにより東西方向の都市軸を強化し、安全で快適な回遊環境を実現することが意図されています。また、用途構成においても、商業機能だけでなく、体験・交流・居住・文化などを組み合わせた複合的な機能導入が提案されました。交通結節機能を核としつつ、その上層や周辺に多様な都市機能を重層的に配置することで、日常利用と来訪目的の双方に対応する都市空間の形成が目指されています。

*大分駅には駅直結の超高層複合施設「アミュプラザおおいた」が建っている

事業手法については、土地売却や定期借地、PFI方式など多様なスキームが提案されており、民間活力の最大限の活用が意識されています。特に、54街区の売却による財源確保や、公共施設部分のみを市が保有する区分所有方式など、財政負担を抑えつつ整備を進める工夫が見られました。一方で、本募集はあくまでアイデア収集を目的としたものであり、提案の事業化や事業者決定を行うものではありません。今後はこれらの提案を踏まえ、大分市が利活用方針を整理し、具体的な事業化に向けた検討が進められる見込みです。中心市街地の将来像を左右する重要なプロジェクトとして、今後の動向が注目されます。

*大分駅周辺総合整備事業により整備が行われた大分いこいの道と大分駅周辺の様子

大分市では、中心市街地の分断や交通混雑といった課題を解決するため、「大分駅周辺総合整備事業」を核とした大規模な面的整備が進められてきました。中でも鉄道の高架化を図る連続立体交差事業は、複数の踏切を除去し、南北に分断されていた市街地の一体化を実現する重要な基盤整備です。これにより交通の円滑化と安全性向上が図られ、都市活動の効率性が大きく高まりました。

また、駅南側では土地区画整理事業により道路、公園、駅前広場などの都市基盤が再編され、低未利用地の解消と高度利用が進められています。さらに、幅員100m規模のシンボルロード整備や幹線道路網の強化により、歩行者空間の充実と回遊性向上が図られました。こうした面的整備は、都市機能の再配置と交通ネットワークの再構築を一体的に進めることで、県都にふさわしい都市構造への転換を支えています。

*AIにより作成した大分駅周辺の未来予想図

都市基盤整備と並行して、中心市街地では商業・文化機能の集積によるにぎわい創出が進められています。駅直結の大規模複合施設である「アミュプラザおおいた」は、商業・宿泊・温浴など多様な機能を備えた新たな都市の顔として高い集客力を発揮しています。さらに、大分県立美術館の整備により、芸術文化を軸とした交流と滞在の促進が図られ、都市の魅力向上に寄与しています。

加えて、末広町一丁目地区では「OITA GATE CITY」として再開発が進み、プレミストタワー大分などの住宅・商業複合施設が整備されることで、居住機能の都心回帰と新たな人口流入が期待されています。これらの開発は、既存ストックの更新と新規投資を組み合わせ、エリアマネジメントやイベント活動と連動することで、持続的なにぎわいと都市価値の向上を実現する戦略的なまちづくりを形成しています。

出典:大分市 22街区・54街区の利活用に向けた民間アイデアを新たに募集します!
各団体による提案→大分市 22街区・54街区 利活用に関する民間アイデア募集の提案概要について

最終更新日:2026年4月7日

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