日本生命札幌ビルは、北海道札幌市中央区北3条西4丁目に建つ地上23階、地下2階、高さ99.879mの「オフィス棟」と地上4階の「商業棟 noasis 3.4」から構成される超高層ビルです。立地は、東側を札幌駅前通、北側を北4条通、南側を札幌市北3条広場 (アカプラ)に囲まれた旧「日本生命札幌ビル」と旧「札幌第1合同庁舎」跡地に位置しています。都市再生特別地区の指定を受けることにより、高さ及び容積率制限の緩和措置を受けて建設されています。
施設構成は地下1階~地下2階に駐車場、地下1階~地上4階に店舗、5階~23階にオフィスとなります。
オフィススペックは、基準階面積830.62坪 (2,745.85㎡)、天井高2,800mm、床荷重500kg/㎡となっており、竣工時は北海道最大規模の延床面積となるオフィスビルとなっていました。
また、商業棟「noasis 3.4」は、地下1階から地上4階まである吹き抜けのアトリウム空間にガラススキンやルーバーなどによる意匠が特徴で、札幌駅前通地下歩行空間 (チ・カ・ホ)と直結しています。
建築主は日本生命保険相互会社、設計は株式会社久米設計、施工は大林組、竹中工務店、鹿島建設、清水建設、岩田地崎建設、伊藤組土建、丸彦渡辺建設 共同企業体です。着工はオフィス棟が2004年5月、商業棟が2007年1月、竣工はオフィス棟が2006年9月、商業棟が2009年4月となっています。
概要
名称 |
日本生命札幌ビル 商業棟:noasis 3.4 |
計画名 |
ー |
所在地 |
北海道札幌市中央区北3条西4丁目1番1 |
用途 |
事務所、店舗、駐車場 |
階数 |
オフィス棟:地上23階、地下2階、塔屋1階 商業棟:地上4階 |
高さ |
99.879m (軒高:93.40m) |
構造 |
鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 制振構造 |
基礎工法 |
ー |
敷地面積 |
9,731.78㎡ |
建築面積 |
7,519.15㎡ |
延床面積 |
107,329.21㎡ |
着工 |
オフィス棟:2004年5月 商業棟:2007年1月 |
竣工 |
オフィス棟:2006年9月 商業棟:2009年4月 |
建築主 |
日本生命保険相互会社 |
設計 |
株式会社久米設計 |
施工 |
大林組、竹中工務店、鹿島建設、清水建設、岩田地崎建設、伊藤組土建、丸彦渡辺建設 共同企業体 |
最寄駅 |
JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄「さっぽろ」駅 |
備考 |
▼施設構成 地下1階~地下2階:駐車場 地下1階~地上4階:店舗 5階~23階:オフィス |
位置図
写真
南西側から見た日本生命札幌ビルの様子です。
南西側から見た日本生命札幌ビルの低層部分の様子です。
北西側から見た日本生命札幌ビルの様子です。
北西側から見た日本生命札幌ビルの低層部分の様子です。
東側から見た日本生命札幌ビルの様子です。
南東側から見た日本生命札幌ビルの様子です。
敷地東側には、低層基壇部となっている地上4階の「商業棟 noasis 3.4」が建っています。
札幌市北3条広場 (アカプラ)から見上げた日本生命札幌ビルの様子です。
札幌市北3条広場 (アカプラ)側の日本生命札幌ビルの低層部分は、ガラスファサードの外観となっています。
エントランスです。
フロア構成・テナント一覧です。
飲食テナント一覧です。
オフィスエントランスです。
noasis 3.4のアトリウム空間です。ガラススキンやルーバーなどによる意匠が特徴となっており、札幌駅前通地下歩行空間 (チ・カ・ホ)と直結しています。
JRタワー展望室から見た日本生命札幌ビルの様子です。
最終更新日:2024年9月16日