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Happiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井

Happiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井は、福井県福井市中央1丁目に建つ地上21階、地下2階、高さ91.6m、総戸数88戸のタワーマンションです。立地は、「福井」駅西口、北側を西口駅前広場、西側を福井駅豊島上町線、東側を福井駅に囲まれた場所に位置しています。

従前の再開発区域内は、福井駅周辺の大型商業施設の撤退などによりにぎわいや活力が低下し、駅周辺や市中心部全体に悪影響を及ぼしていました。そのため、県都の玄関口にふさわしい整備が求められていました。再開発事業により地域全体の都市政策上の課題に対応するべく、自治体・経済界・権利者が連携し、「にぎわい交流拠点」の形成を目指したまちづくりを進めています。北陸新幹線開業など都市間競争への対応も視野に入れ、公共施設整備と街区の再編を一体的に進めるものです。商業・文化機能に加え、質の高い住宅を整備し、「おもてなしの拠点」と「生活の拠点」として中心市街地の活性化を図ることが目的です。

施設構成は、地下1階に駐車場、地上1階に商業施設・屋根付き広場「ハピテラス」・福井市まちなか案内所、2階に福井市観光物産館および商業施設、3階~4階に多目的ホール「ハピリンホール」・公益施設・オフィス、5階に福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」、6階~21階に共同住宅となります。施設名称「ハピリン(Happiring)」は公募によって選ばれたもので、「福井」の「福(幸福)」と「井(井戸)」のイメージを英語の単語に置き換えた、「ハッピー(Happy)」と「リング(Ring)」を掛け合わせた造語です。ビルを中心に“幸せの輪”が広がってほしいという願いが込められています。

建築主は福井駅西口中央地区市街地再開発組合、設計は株式会社アール・アイ・エー、施工は株式会社竹中工務店です。着工は2013年9月25日、竣工は2016年3月31日となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 Happiring (ハピリン)
マンション名:シンフォニアタワーコート福井
計画名 福井駅西口中央地区第一種市街地再開発事業
所在地 福井県福井市中央1丁目2番1号
用途 共同住宅、店舗、公益施設、駐車場
階数 地上21階、地下2階、塔屋2階
高さ 91.6m
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
免震構造 (中間免震構造)
基礎工法
総戸数 88戸
敷地面積 5,554.06㎡
建築面積 4,614.00㎡
延床面積 35,136.82㎡
着工 2013年9月25日
竣工 2016年3月31日
建築主 福井駅西口中央地区市街地再開発組合
設計 株式会社アール・アイ・エー
施工 株式会社竹中工務店
特定業務代行者:株式会社竹中工務店
最寄駅 JR北陸新幹線、ハピラインふくい、えちぜん鉄道「福井」駅、福井鉄道福武線「福井駅」電停
備考 ▼施設構成
地下1階:駐車場
地上1階:商業施設、屋根付き広場「ハピテラス」、福井市まちなか案内所
2階:福井市観光物産館、商業施設
3階~4階:多目的ホール「ハピリンホール」、公益施設、オフィス
5階:福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」
6階~21階:共同住宅

 

位置図

模型写真

現地にて撮影

イメージパース

現地にて撮影/出典:福井市

北西側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の様子です。ハピリンは、さまざまな機能を併せ持っています。1階にはガラスの大屋根とスクリーンで覆われた「ハピテラス」や「福井市まちなか案内所」があり、2階には福井の特産品やグルメを楽しめる「福福館(福井市観光物産館)」や飲食店が集積しています。3〜4階には多目的ホール「ハピリンホール」や能舞台、公益施設、オフィスが設けられています。

 

 

北西側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の低層部分の様子です。

 

  

低層基壇部のハピテラス(屋根付き広場)の様子です。

 

 

南西側から見上げたHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の様子です。

 

 

1階商業施設の様子です。

 

  

南西側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の様子です。

 

 

駐車場出入口です。

 

 

南東側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の様子です。

 

 

エントランスです。

 

 

北東側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の様子です。

 

  

北東側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の高層部分の様子です。アウトフレームが目立ち、格子状の外観が特徴となつています。

 

 

北東側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の低層基壇部の様子です。北側には、屋根付き広場「ハピテラス」が設けられており、大庇の下には全面ガラスファサードの空間が広がっています。

 

  

北東側から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の高層部分の様子です。

 

 

Happiring(ハピリン)のロゴです。

 

 

ウェルカムセンター(まちなか案内所)です。

 

 

隣接する高架下商業施設「くるふ福井駅」は、1991年度から2019年度にかけての連続立体交差事業で整備され、2005年4月に高架化と新駅舎が完成しました。前身の商業施設「PRISM」には33店舗が入り、東はAOSSAや東口交通広場、西は西口交通広場やハピリン、繁華街とつながっていました。2023年5月にリニューアルのため閉館し、仮設営業を経て、2024年3月の北陸新幹線延伸開業に合わせ約3,700㎡に拡張し再開業しました。

 

屋根付き広場「ハピテラス」

屋根付き広場「ハピテラス」は、大庇やトップライト、側面ガラスに囲まれた全天候型空間で、イベント会場や待合いスペース、憩いの場として活用されています。飲食やライブ、展示会、スケートリンクなど多彩な催しでまちを活気づけています。また、北陸新幹線金沢〜敦賀間開業に伴い、福井のおもてなし拠点としての役割が一層期待されています。

 

施設には横6.6m×縦3.7mの大型デジタルサイネージ「ハピリンビジョン」が設置され、福井新聞社が運営。ニュースや天気予報、観光案内、イベント情報などを20分1サイクルで、毎日8時~22時に放映し、来訪者への情報発信を行っています。

 


地上の公開空地の広場です。

 

  

Happiring(ハピリン)の施設構成です。

 

 

2階しあわせ広場(催事スペース)です。

 

 

福井市の公益施設です。

 

 

多目的ホール「ハピリンホール」

ハピリンホールは、能舞台・ステージ・フロアの3形態で利用でき、伝統芸能や式典、講演会、発表会、説明会、学会、パーティー、ワークショップなど多彩なイベントに対応する多目的ホールです。伝統芸能練習室やリハーサル室も備え、小規模イベントや分科会にも活用できます。収容人数は能舞台利用で最大432席、ステージ利用で240席、フロア利用ではスクール形式216席、パーティー形式120席です。

 

福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」

5階には、福井市自然史博物館の分館である「セーレンプラネット」が入居しています。ここでは、宇宙や天文に関する展示室を通じて、宇宙の神秘を「身近に」「わかりやすく」「楽しく」学ぶことができます。さらに、日本最高レベルの解像度を誇るリアル8Kの映像を投映できるドームシアター(プラネタリウム)も備えており、科学教育や観光資源としても注目を集めています。

 

足羽川から見たHappiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井の様子です。

 

 

当初、この再開発事業の中核施設としてはホテルやNHK福井放送局の誘致が想定されていました。しかし2008年、福井商工会議所からホテル誘致への協力は困難との回答があり断念。さらに福井市長の要請にもかかわらず、NHK本部からも「事業参画は困難」との返答があり、2011年に計画は一度白紙となりました。この背景には、NHK会長が橋本元一氏から福地茂雄氏に交代し、経営方針の変更により地方局移転計画が一時中断された事情があったとされています。NHK移転を断念した後、福井市は再開発計画の見直しを行い、より地域の特性や観光振興、交流機能に重点を置いた複合施設の整備を目指して再構築されました。

 

Happiring(ハピリン)/シンフォニアタワーコート福井とFUKUMACHI BLOCKの様子です。

最終更新日:2025年8月9日

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