八王子市は、JR八王子駅南口の旧八王子医療刑務所跡地で整備を進めてきた「八王子駅南口集いの拠点(愛称:桑都の杜)」について、2026年10月3日(土)にグランドオープンすると発表しました。
「桑都の杜」は、公園・ライブラリ・歴史ミュージアム・交流スペースを一体的に整備した新たな複合公共施設で、「学び・交流・防災」をテーマにした八王子市最大級のサードプレイスです。2026年5月末には主要施設の工事が完了しており、10月の開業に向けて準備が進められています。オープン当日はオープニングセレモニーや各種イベントも開催予定で、八王子駅南口の新たなランドマークとして大きな注目を集めそうです。
桑都の杜の概要
1.2026年10月3日にグランドオープン
八王子駅南口の新たな交流拠点「桑都の杜」が2026年10月3日に開業決定。
オープニングセレモニーや各種記念イベントの開催予定。
2.旧医療刑務所跡地を活用した大規模整備
約5.2haの旧八王子医療刑務所跡地を活用した複合公共施設。
閉ざされた土地を市民へ開放する新たなまちづくりの推進。
3.サードプレイスを実現する複合施設
公園・ライブラリ・歴史ミュージアム・交流スペースを一体整備。
学び・交流・防災を担う新たなサードプレイスの創出。
4.多世代が楽しめる公園と防災機能
8つの山や芝生広場、インクルーシブ遊具などを備えた公園空間。
平常時の憩いと災害時の避難拠点を兼ね備えた都市公園。
5.学びと交流を育む文化施設
独自分類のライブラリや歴史・郷土ミュージアムを整備。
市民活動や文化発信を支える交流拠点「SPOT HACHIOJI」の設置。
6.八王子の歴史と文化を継承
養蚕・織物で栄えた「桑都」の歴史を継承する愛称と施設デザイン。
市民公募と小中学生投票で決定した新たなシンボルの誕生。
7.開業に向けて最終準備が進行
主要施設や公園の整備が完了し、2026年7月時点で開業準備が進展。
八王子駅南口の新たなランドマークとして期待される交流拠点。

八王子市は、「桑都の杜(そうとのもり)」の開業日を2026年10月3日(土)に決定しました。施設の中心となる「杜のセンター」をはじめ主要施設は2026年5月に工事を終え、現在は開業準備が進められています。
「桑都の杜」は、旧八王子医療刑務所跡地約5.2haを活用した大規模プロジェクトで、これまで閉ざされていた広大な土地が市民に開かれた公共空間へと生まれ変わります。

桑都の杜最大の特徴は、公園、ライブラリ、歴史・郷土ミュージアム、交流スペースを一体的に整備していることです。八王子市では、自宅や職場・学校に次ぐ「第三の居場所(サードプレイス)」として位置付けており、世代を問わず誰もが自由に過ごせる空間を目指しています。

施設には5万2,047㎡もの広大な敷地が確保され、緑豊かな公園と文化施設がシームレスにつながることで、一日を通して楽しめる新たな交流拠点となります。運営にはPFI方式を採用し、八王子市と民間事業者が連携することで、行政施設でありながら柔軟で魅力的な運営を実現するものとしています。

施設の中心となる「みんなの公園」は、市民参加で育てる新しい都市公園として整備されています。園内には八王子の自然をイメージした「8つの山」をはじめ、芝生広場、大屋根広場、ガーデン、ふわふわドーム、水遊び場、インクルーシブ遊具など、多世代が楽しめる施設が充実します。
大屋根広場はイベントやマルシェ、地域のお祭りなど幅広い用途に利用できるほか、予約すれば貸切利用も可能です。また、災害発生時には広域避難場所や防災拠点として機能し、防災倉庫や広場を活用した避難スペースも整備されるなど、平常時と非常時の双方で地域を支える重要な施設となります。

建物内には「いこいライブラリ」「八王子歴史・郷土ミュージアム」「SPOT HACHIOJI」が整備されます。ライブラリでは独自分類による蔵書配置を採用し、公園やカフェへ本を持ち出せる「どこでも図書館」を実現。自習スペースやグループ学習室、乳幼児向けスペースも設けられ、多世代が利用しやすい図書館となります。
歴史・郷土ミュージアムでは、八王子の歴史・自然・文化財を紹介する常設展示に加え、収蔵庫の一部公開や体験展示室を整備。木造舞台を備えた活動展示室では、市民による文化芸術活動や伝統芸能の発表も行われます。
さらに交流拠点「SPOT HACHIOJI」では、市民活動の相談や展示、チャレンジショップ、カフェなどを通じて、新たなコミュニティや地域文化の創出を支援するものとされています。


桑都の杜が整備される場所は、2018年まで約120年にわたり八王子医療刑務所が所在していた歴史ある土地です。その歴史を受け継ぎながら、市民の交流拠点として新たな価値を生み出すことを目指し、「桑都」の名が付けられました。愛称は886件の応募の中から選ばれ、市内小中学生による約1万票のWeb投票を経て決定しています。
ロゴマークには、養蚕・織物のまちとして栄えた八王子を象徴する「繭」をモチーフに採用。8色の繭が輪を描くデザインには、多様な人々が集い、未来へつながる交流拠点になってほしいという願いが込められています。
ブランドメッセージ「そうとう たのしい 桑都の杜」のもと、公園・文化・交流・学び・防災を融合した新しい公共施設として、八王子駅南口のまちづくりを象徴する存在になることが期待されます。


2026年7月に現地を訪れると、「杜の大屋根」をはじめ、「八王子歴史・郷土ミュージアム」「いこいライブラリ」「SPOT HACHIOJI」が入るメインの複合施設「杜のセンター」はすでに完成していました。また、公園や園路、芝生広場などの外構整備もほぼ完了しており、開業に向けた最終準備が進められていました。

約120年にわたり市民が立ち入ることのできなかった旧八王子医療刑務所跡地は、2026年10月3日、誰もが自由に利用できる「桑都の杜」として生まれ変わります。八王子駅南口の新たなシンボルとして、市民の憩いの場だけでなく、文化・交流・防災を担う重要な拠点となることが期待されます。
出典:八王子市 八王子駅南口集いの拠点整備(愛称:桑都の杜)
最終更新日:2026年7月14日