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JR東海道線に100年ぶりの新駅「村岡新駅(仮称)」!!2032年頃開業を目指して工事が本格化!!周辺では新たなまちづくりも!!

村岡新駅(仮称)は、藤沢市と鎌倉市の境界付近、東海道本線の大船駅~藤沢駅間に整備される新駅です。旧湘南貨物駅跡地を活用して整備が進められており、東日本旅客鉄道、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の4者が連携して事業を推進しています。工事費は約159億円で、2024年に施工協定が締結され、2032年ごろの開業を目指して整備が進められています。

JR東日本エリアの東海道線では約100年ぶりとなる新駅となる見込みで、交通利便性の向上だけでなく、周辺の研究開発拠点や医療施設と連携した新しい都市拠点の形成が期待されています。さらに、駅舎は国内の駅として初めてZEBカテゴリー認証を取得する環境配慮型の施設として計画されており、持続可能な駅づくりの象徴的なプロジェクトとなっています。

村岡新駅(仮称)の概要

1.村岡新駅(仮称)の概要
村岡新駅は、東海道本線の大船駅~藤沢駅間に整備される新駅。
東日本旅客鉄道と神奈川県、藤沢市、鎌倉市が連携して進める新たな都市拠点形成の基盤となる駅整備計画。

2.旧湘南貨物駅跡地を活用した駅整備
新駅は、かつて貨物輸送拠点として存在した湘南貨物駅跡地周辺を活用して整備される計画。
広い用地を生かし、鉄道駅と周辺開発を一体化させた新しい都市空間の創出を目指す計画。

3.4者連携による新駅整備事業
神奈川県、藤沢市、鎌倉市、JR東日本の4者が協力して推進する広域的な鉄道整備プロジェクト。
費用負担は神奈川県30%、藤沢市27.5%、鎌倉市27.5%、JR東日本15%とする共同整備方式。

4.2032年ごろの開業を目指す計画
2024年5月に施工協定が締結され、工事期間は2033年3月(現地標識∶2032年11月末日)までとする工程。
2032年ごろの開業を目標とする長期的な鉄道インフラ整備プロジェクト。

5.大規模な線路改良と鉄道設備更新
新駅ホームを東海道線上下線の線間に設置するため、線路切換など大規模な鉄道工事の実施。
架線設備の更新や信号設備の最適化など、安全で安定した列車運行を支える鉄道インフラ整備。

6.国内初となるZEB認証駅舎
駅舎はZEB Ready認証を取得し、駅舎として国内初となるZEBカテゴリー認証の取得。
LED照明や自然採光・自然換気などを活用した省エネルギー型駅舎の整備。

7.新駅を核とした大規模まちづくり
藤沢市村岡地区と鎌倉市深沢地区では約38haの土地区画整理事業が進行。
研究開発拠点や医療施設と連携し、ヘルスケア産業などの集積を目指す新都市拠点形成。


*JR東海道線・村岡新駅(仮称)の建設地付近の様子

村岡新駅(仮称)は、東海道本線の大船駅と藤沢駅のほぼ中間地点に位置する新駅として計画されています。設置場所は、かつて貨物輸送拠点として利用されていた湘南貨物駅の跡地周辺であり、現在は区画整理による開発を前提とした広大な用地が確保されています。

この地域は藤沢市と鎌倉市の市境に近く、周辺には研究施設や医療施設などが集積するエリアが広がっています。新駅の整備によって、鉄道アクセスが大幅に改善されることで、地域の交通利便性の向上と都市機能の強化が期待されています。

*イメージパース/出典∶東日本旅客鉄道株式会社
*位置図/出典∶東日本旅客鉄道株式会社

新駅整備は、JR東日本と神奈川県、藤沢市、鎌倉市の4者による共同事業として進められています。2021年には駅設置に関する覚書が締結され、2022年には基本協定が結ばれました。その後、2024年5月20日には施工協定が締結され、具体的な工事計画が正式にスタートしています。

総事業費は約159億円とされ、費用負担の割合は神奈川県が30%、藤沢市と鎌倉市がそれぞれ27.5%、JR東日本が15%となっています。このように自治体と鉄道事業者が協力して整備する新駅は、地域のまちづくりと一体的に進める「戦略的新駅」として位置付けられています。

*南西側から見たJR東海道線・村岡新駅(仮称)建設地の様子
*駅前広場や橋上駅舎、自由通路が新設される

施工協定では、工事期間は2024年から2033年3月末までと定められており、現地標識では2032年11月末日までとの記載、開業は2032年ごろが目標とされています。新駅のホームは東海道線の上下線の間に設置される計画で、そのため事前に線路配置を変更する大規模な線路切換工事が必要となります。

*北東側から見た村岡新駅(仮称)の建設地の様子

この工事では、貨物線や東海道上り線の移設を含む線路改良が行われるほか、架線設備の更新や信号設備の最適化など、鉄道インフラ全体の改良も同時に進められています。夜間の作業を中心に慎重に工事が進められており、既存の列車運行に影響を与えないよう高度な工程管理が求められています。

*北側から見た村岡新駅(仮称)の建設地の様子

村岡新駅(仮称)の大きな特徴の一つが、環境配慮型の駅舎です。駅舎は「ZEB Ready」の認証を取得しており、駅舎としては国内で初めてZEBカテゴリーを取得する事例となります。

ZEB(Zero Energy Building)とは、建物で消費する年間の一次エネルギー量を大幅に削減することを目指す建築物のことを指します。村岡新駅ではLED照明や床断熱の採用に加え、自然換気や自然採光を取り入れることで空調負荷を低減し、省エネルギー化を実現する計画です。

この取り組みはJR東日本グループの環境長期目標「ゼロカーボンチャレンジ2050」にも沿ったものであり、持続可能な社会の実現に向けた象徴的な駅づくりとなっています。

*村岡新駅(仮称)は2025年1月8日に工事着手式が開催されて着工している

村岡新駅の整備は単なる鉄道駅の新設にとどまらず、周辺地域の大規模な都市開発と一体で進められています。藤沢市の村岡地区と鎌倉市の深沢地区では、約38ヘクタールに及ぶ土地区画整理事業が進められています。

この開発では駅前広場や道路、公園などの公共施設整備に加え、商業、業務、住宅、医療・福祉機能などを備えた複合的な都市拠点の形成が計画されています。近隣には医療研究拠点の湘南アイパークや総合病院も立地しており、新駅の開業を契機にヘルスケア・研究分野の産業集積を促進する新しい都市拠点として発展することが期待されています。

出典・引用元
神奈川県 村岡新駅(仮称)の設置について
東日本旅客鉄道株式会社 東海道本線大船・藤沢間村岡新駅(仮称)で ZEB 認証を取得しました
東日本旅客鉄道株式会社 東海道本線大船・藤沢間村岡新駅(仮称)設置に伴う工事等の施行に関する協定の締結について

過去の記事→2019年4月5日投稿 JR東海道線 村岡新駅

最終更新日:2026年3月17日

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