茨城県つくば市のつくばエクスプレス「つくば駅」直結の複合施設「d_ll TSUKUBA(ディールつくば)」および「大和ハウスつくば駅前ビル」が、2025年2月28日に竣工し、同年3月28日より順次オープンしました。本プロジェクトは、大和ハウス工業が2023年から進めてきた「(仮称)つくば市吾妻20街区プロジェクト」であり、オフィス・店舗・駐車場から構成される3棟一体の駅前複合開発です。
研究学園都市として発展を続けるつくば市の中心において、交通結節点であるつくば駅と直結する利便性の高い立地を活かし、業務・商業・生活サービス機能を融合した新たな都市拠点となっています。また、再生可能エネルギーの活用や環境認証の取得など、環境配慮型開発としても注目されています。
d_ll TSUKUBA(ディールつくば)/大和ハウスつくば駅前ビルの概要
1.つくば駅直結の複合開発拠点
つくばエクスプレス「つくば駅」直結の立地に整備された複合施設群
駅前交通結節点における業務・商業・駐車機能の一体開発拠点
2.3棟構成による駅前再開発プロジェクト
「d_ll TSUKUBA」「大和ハウスつくば駅前ビル」「駐車場棟」で構成される施設群
駅前機能を集約した大規模複合開発プロジェクト
3.商業・生活サービス機能の集積
クリニック、カフェ、学習塾、保育施設など16店舗の導入計画
駅利用者と周辺住民を支える生活利便性向上拠点
4.柔軟なオフィス機能とビジネス拠点形成
スタートアップや企業入居を想定した分割可能なオフィス空間整備
大和ハウスグループ拠点を含む約200人規模の業務機能集積
5.駅周辺回遊性と都市連携の強化
ペデストリアンデッキ接続による周辺施設との歩行者ネットワーク形成
つくばセンター地区全体と連動した賑わい創出構造
6.環境配慮型のサステナブル開発
太陽光発電と蓄電池導入による再生可能エネルギー活用施設
ZEB Ready・BELS★5取得による環境性能重視型開発
7.地域経済活性化と交流拠点形成
年間約50万人来場を見込む駅前交流・ビジネス拠点形成
つくば市の成長と研究学園都市機能強化への寄与

建設された複合施設は、つくばエクスプレス「つくば駅」に直結する立地に、「d_ll TSUKUBA」「大和ハウスつくば駅前ビル」「D-Parkingつくば駅前ビル駐車場」の3棟で構成されています。駅前という高い交通利便性を最大限に活かし、鉄道利用者や周辺来訪者のスムーズな移動を実現しています。

また、353台収容可能な立体駐車場「D-Parkingつくば駅前ビル駐車場」を備えており、自動車でのアクセスにも対応しています。さらに、2階の屋外デッキを通じて周辺施設とも接続されており、鉄道・徒歩・自動車の各移動手段をシームレスにつなぐ都市型拠点となっています。

「d_ll TSUKUBA」は地上5階、地下1階の複合施設で、1~2階にはクリニックやカフェ、学習塾、保育施設など16店舗が入居予定となっており、駅前の生活利便性を高める役割を担っています。


3~5階はオフィスフロアとして整備されており、最大36区画に分割可能な柔軟な空間設計となっています。スタートアップ企業や大和ハウスグループ企業などが入居しており、多様な働き方に対応するビジネス拠点として機能しています。また、自律移動型清掃ロボットの導入など、先進技術を活用した施設運営が行われている点も特徴となっています。

「大和ハウスつくば駅前ビル」は地上4階のオフィスビルで、大和ハウス工業の茨城支店およびグループ会社3社が入居する拠点施設となっています。約200人規模の従業員が勤務する拠点として整備されています。
オフィス内にはフリーアドレスや集中ブースが設けられており、柔軟で効率的な働き方を実現しています。また、テラスデッキなどのリフレッシュ空間も整備されており、快適な就業環境が整えられています。
さらに、戸建住宅検討者向けの商談スペースやモデルルームも設けられており、住宅事業における顧客対応機能も備えた複合型オフィスとなっています。

2階屋外デッキは、つくば駅周辺のペデストリアンデッキと接続しており、「つくばセンタービル」や「センター広場」、周辺の商業施設へとスムーズに移動できる回遊性の高い構造となっています。

また、「BiViつくば」や「ダイワロイネットホテルつくば」などの大和ハウスグループ施設とも連携しており、駅周辺全体での賑わい創出に寄与しています。
複合施設全体では、オフィスワーカー約500人、年間来場者約50万人を想定しており、つくば駅前エリアの活性化に大きく貢献することが期待されています。

「d_ll TSUKUBA(ディールつくば)」と「大和ハウスつくば駅前ビル」は、環境省の「脱炭素先行地域」選定事業の一環として推進されており、再生可能エネルギーを活用した環境配慮型施設として整備されています。
各棟には太陽光発電システム(合計約70kW)やリチウムイオン蓄電池が導入され、再エネ由来電力の活用により再生可能エネルギー100%を実現しています。また、「ZEB Ready」や「BELS★5」などの環境認証を取得し、「d_ll TSUKUBA」ではCASBEE Aランクも取得しています。

さらに、EV充電設備の設置や駐車場壁面緑化なども行われており、脱炭素社会に対応した次世代型の駅前開発として高い評価を受けています。
最終更新日:2026年4月7日