最新の都市開発ニュース
TX万博記念公園駅周辺で進む242haの大規模開発「島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業」!!遂に南側の谷田部付近も造成が進む!!
旧大沼山形本店や市立病院済生館一帯を大規模に再開発する「七日町第1ブロック東地区市街地再開発」!!地上7階と地上15階の複合施設段階的に建設して2040年度竣工へ!!
JR東海グループがマリオットと連携して開発する「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」を2026年秋に開業!!近接して複合ビルの「(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクト」も2028年開業予定!!
「バスターミナル東京八重洲 第2期エリア」が2026年3月20日開業へ!!全体完成時には国内最大級20バース規模に!!
【速報】名鉄名古屋駅再開発、着手時期が“未定”に 人材不足による施工事業者辞退でスケジュール大幅変更・計画全体を再検証へ
新船橋のイオンモール船橋西側隣接地一帯に建設される総戸数1,224戸の大規模分譲マンション「(仮称)船橋市山手一丁目計画 新築工事」!!
東急プラザ銀座が「GinzaNovo(ギンザノボ)」に改称!!江戸切子をモチーフとしたガラスファサードによる「光の器」が美しい都市型商業施設!!
大分県日出町「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」を大規模にリゾート化するエンタメリゾート化に向けた基本構想を発表!!ホテルや大屋根の新設などを進める計画!!
東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)初石駅で進む自由通路整備・橋上駅舎化「初石駅施設整備事業」!!令和7年12月21日(日)始発から供用開始へ!!
京王線調布駅南口一帯約1.9haで計画が進む大規模再開発「調布駅南口中央地区第一種市街地再開発事業」!!住商複合の再開発ビルの建設や公園、道路整備計画も!!
新横浜に新設を検討していることが公表公表された「横浜市新図書館」!!多様なメディアと本の物流に対応した“知の拠点”に!!
2025年12月7日に新駅舎(新東口改札)と新下りホームの供用が開始された東武鉄道伊勢崎線「とうきょうスカイツリー」駅!!2028年度の事業完了を目指して高架化事業が進む!!
東京駅前・JPタワーの南側に地域冷暖房の配管が出現!!構築が進む「丸の内二丁目地区地域冷暖房施設」の新設!!
自民党内に第二青函トンネル建設推進議員連盟が発足!!自動運転車専用道路と鉄道貨物線を併設する北海道と青森を結ぶ新たな海底トンネル「第2青函トンネル(津軽海峡トンネルプロジェクト)」!!
歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 が丸の内LOVE WALKERに掲載!!第25回丸の内を歩くのはなぜ気持ちいい? 皇居前の特等席「丸の内二重橋ビル」が守り抜いた“100尺の美学”
茨城県つくば市・約168.2ha、計画人口約1.1万人の大規模都市開発「上河原崎・中西特定土地区画整理事業」!!新昭和とエスコンによる大規模複合商業施設計画も浮上!!
千葉県流山市・江戸川台駅東口で計画が進む公民複合拠点施設「ジェトロ跡地活用事業」!!優先交渉権者にリープ不動産を代表企業とするグループが選定!!
JR船橋市場町社宅跡地の大規模開発により建設が進む4棟・総戸数738戸の大規模分譲マンション「ブランズシティ船橋ビアレ」!!賃貸・商業の複合街区も有する巨大プロジェクト!!
奈良県橿原市・アリーナも新設される構想がある「(仮称)医大新駅周辺まちづくり(奈良県立医科大学附属病院南側地区)」の一般競争入札が開始!!近鉄橿原線医大新駅を中心に大規模な複合拠点形成へ!!
日比谷公会堂や大音楽堂も再整備する計画が進む「都立日比谷公園再生整備」!!大噴水・小音楽堂付近の工事が着工し、芝庭広場はリニューアルオープン!!

成田国際空港の滑走路新設・延伸整備着手へ!!新旅客ターミナルビル建設や圏央道延伸・鉄道新駅構想も!!

成田国際空港では、今後の航空需要拡大に備え、「新しい成田空港」構想に基づき、大規模な機能強化が進められています。2025年5月から始まる本格工事では、B滑走路の延伸(2,500m→3,500m)と新たなC滑走路(3,500m)の建設、新たな旅客ターミナルや貨物地区の整備、さらにはアクセス道路など周辺インフラの再編が予定されています。本整備により、年間発着回数は50万回へと大幅に増加し、羽田空港とともに首都圏の空の玄関口としての機能が大きく高まる見通しです。

成田空港株式会社は2025年4月4日付で、滑走路の新設や延伸など成田空港の機能強化に関する工事について、2025年5月にも本格的に着工する予定であることを国土交通大臣に報告しました。工事はまもなく開始される見込みで、C滑走路は2029年3月31日に供用開始される予定です。

→成田国際空港株式会社 『新しい成田空港』構想検討会
→成田空港株式会社 成田空港の更なる機能強化 滑走路整備計画の概要について
→国土交通省 成田国際空港の施設変更許可について~成田国際空港の更なる機能強化に向けて~
→日本経済新聞 成田の滑走路新設・延伸 来月にも本格着工 国交相に報告

成田国際空港の滑走路新設・延伸整備の概要
  1. 整備の目的と背景
    航空需要の増加に対応し、成田空港の機能強化と首都圏の国際競争力向上を図るため、滑走路増設や新ターミナル建設など大規模な再整備が計画されている。
  2. B滑走路の延伸
    既存のB滑走路は、現在の2,500mから3,500mへ延伸され、大型機や長距離国際線の運航にも対応可能となる。
  3. C滑走路の新設
    空港西側に新たなC滑走路(3,500m)を建設し、三本の滑走路による柔軟な同時運用が可能となることで、発着容量が大幅に拡充される。
  4. 新旅客ターミナル・貨物地区の整備
    新たな旅客ターミナルと最新の物流機能を備えた貨物地区を整備し、利用者の利便性向上と国際物流ハブとしての機能強化を図る。
  5. 周辺インフラ・アクセス道路の整備
    空港周辺のアクセス道路(西側アクセス道路など)の新設・拡張により、交通利便性と輸送効率を向上させる。
  6. 環境・地域への配慮
    地元住民との対話や防音対策を重ね、環境負荷を抑えながら地域と共生する空港づくりを推進する。
  7. 地域経済への波及効果
    空港整備を通じて雇用創出、観光促進、商業施設の発展など地域経済の活性化が期待される。

出典:成田空港株式会社

今回の再整備では、既存の第1~3ターミナルに加えて、新たな旅客ターミナルビルの建設が計画されています。この新ターミナルは、C滑走路とB滑走路の間に設置され、将来的な需要増に対応する柔軟な運用が可能になります。また、貨物取扱能力の強化を図るため、既存の貨物地区を移設・拡張し、最新の物流機能を備えた新貨物地区が整備される予定です。国際物流のハブとしての機能を強化し、日本の輸出入産業全体の競争力向上にも寄与することが期待されています。

出典:国土交通省

滑走路やターミナルの配置は、安全性と効率性の両立を重視して設計されています。現行のA・B滑走路に加え、新設されるC滑走路は、北西から南東方向に伸びる形で計画されており、既存の滑走路と交差しない独立運用が可能です。これにより、航空機の同時発着が容易になり、混雑緩和や遅延の抑制にもつながります。また、B滑走路の延伸によって、大型機の運航にも対応可能となり、長距離国際線の誘致がより現実的になります。

出典:成田空港株式会社

B滑走路は現在の2,500mから1,000m延伸され、3,500mとなります。この延伸は、着陸帯の拡大とともに、航空機の安全な離着陸を支える重要な整備です。延伸部分はB滑走路北側付近に位置しており、地元住民との対話や騒音対策が慎重に進められてきました。整備に伴って誘導路の新設や滑走路照明の整備も行われ、将来の運用効率向上に資するインフラが構築されます。

出典:成田空港株式会社

新設されるC滑走路は、長さ3,500m、幅45mで、現在の空港区域の南東側に建設されます。このC滑走路の導入により、成田空港は三本の滑走路を同時運用できる体制となり、天候や運用制限に左右されにくい柔軟な運用が可能になります。一方、地域住民への影響も大きいため、国や成田空港会社(NAA)は住民との協議を重ね、防音工事や生活支援などの環境対策を進めています。

出典:成田空港株式会社

新ターミナルビルは、航空機の大型化や利用者数の増加に対応する先進的な施設として整備されます。ターミナル内には、最新のセキュリティ設備や自動化されたチェックイン・搭乗システム、快適性を高めた待合空間が導入される予定です。また、エコ空港としての取り組みも重視され、再生可能エネルギーの導入や建築物のZEB化などの環境配慮、グリーンインフラの整備など、サステナブルな空港開発が目指されます。集約ワンターミナル方式にすることで、多様なニーズに応える空港ターミナルとなる計画です。

空港機能の拡充に伴い、周辺のアクセス道路網の整備も進められています。GoogleEarthの空撮画像からは、農地や山林が切り開かれ、整備途上の圏央道の様子を確認することができます。東関東自動車道と空港を結ぶアクセス道路の強化、新たな周辺道路(成田空港西側アクセス道路など)の建設により、空港と首都圏をつなぐ交通の利便性が向上します。これにより、旅客の移動だけでなく、空港で働く従業員や物流輸送の効率も大幅に改善される見通しです。また、圏央道では新たなインターチェンジ(IC)の設置構想も掲げられています。

鉄道アクセスについては、1カ所に集約された新ターミナルビル直下に新たな鉄道駅を整備する方針です。JR東日本と京成電鉄の乗り入れる区間を複線化し、特急「成田エクスプレス」や「スカイライナー」、アクセス特急などの列車を増発できる体制を整えます。現在は、軌間の違いによりJRと京成が並列の単線を別々に使用しているため、ダイヤ設定や輸送力に限界があります。複線化により混雑緩和や運行の安定化が期待され、将来的に年間7,500万人の利用を見込む成田空港の需要にも対応可能となります。

1978年の開港以来、幾多の困難を乗り越えて発展してきた成田空港。現在はLCCの拠点や国際物流ハブとしての役割も担い、年間約30万回の発着を記録する一大国際空港へと成長しました。今回の整備により、2030年代には年間50万回規模の運用が可能となり、世界有数のハブ空港としての地位がさらに確立される見通しです。整備による利便性向上や地域への経済波及効果も大きく、空港アクセスの改善、地元雇用の創出、関連産業の活性化など、多方面にわたる波及効果が期待されています。

最終更新日:2025年4月6日

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