都市開発ニュース
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千葉県庁を大規模に建て替えて約6.5万㎡の新庁舎を整備する「千葉県庁舎等再整備」!!5つの配置パターンを比較検討!!
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熊本県大津町・肥後大津駅前に駅前広場や自由通路、複合施設を整備する「肥後大津駅周辺まちづくり」!!TSMC効果を生かした新たな玄関口へ!!
中野駅の新たな駅ビル商業施設「アトレ中野」が2026年12月9日開業へ!!南北通路・橋上駅舎・歩行者デッキ・駅前広場も12月6日に供用開始!!
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千葉ロッテマリーンズの新ファーム本拠地と一体整備される「(仮称)貞元総合公園」!!千葉県君津市に2030年開園へ!!
遂に西鉄貝塚線と福岡市地下鉄箱崎線の直通運転を検討開始へ!!6両編成化を含めた輸送力増強も検討!!
遂に鉄道地下化工事が本格化した「西武新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」!!新井薬師前駅と沼袋駅を地下化して駅周辺ではまちづくり構想も!!
旦過市場を再整備して市場や商業施設、北九州市立大学などが入る「旦過市場地区再整備事業」!!大英産業が旦過市場いちばん館の優先交渉権者に選定!!
遂に将来イメージも公表された竹ノ塚駅東口の再開発「竹ノ塚駅周辺地区まちづくり」!!高層住宅や商業施設などから構成される複合開発に!!
恵庭市・恵み野で約46haの大規模開発プロジェクト「北海道日本ハムファイターズ ファーム(二軍)施設」!!スポーツを核とした複合開発に!!

名鉄名古屋本線東岡崎駅に建設される駅ビル複合施設「東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業」!!特定業務代行者の募集へ!!

名鉄名古屋本線の主要駅である東岡崎駅北口において進められている「東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業」は、老朽化した駅ビルの建替えと交通結節機能の抜本的な強化を柱とした大規模な都市再編プロジェクトです。2026年3月には、事業の中核を担う特定業務代行者の募集が開始され、実施設計・施工・事業推進支援などを包括的に担うパートナー選定がいよいよ本格化しました。

施行区域は約0.6haとコンパクトながら、駅直結という高いポテンシャルを有しており、商業・業務・公共機能・バスターミナルを備えた複合施設の整備によって、岡崎市の玄関口にふさわしい都市拠点の形成が期待されています。さらに、南口開発と一体となった「SWING HIGAOKA」構想のもと、駅を起点とした人の流れを創出し、都市機能の高度化と地域全体の回遊性向上を図る重要プロジェクトとして位置づけられています。

東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の概要

1.特定業務代行者の募集開始
名鉄都市開発および名古屋鉄道による特定業務代行者の募集開始と選定手続きの本格化。
設計・施工・事業推進を一体的に担うパートナー選定による事業推進体制の確立。

2.事業の背景と課題
岡崎市の玄関口である東岡崎駅北口における駅ビル老朽化と都市機能低下。
交通混雑や歩行者空間不足による交通結節機能の弱体化と再整備の必要性。

3.再開発の目的と方向性
公共施設整備と商業・業務機能導入によるにぎわいと交流拠点の形成。
「SWING HIGAOKA」構想に基づく人の流れ創出と都市活力向上。

4.計画地と事業概要
東岡崎駅北口に隣接する約0.6haの施行区域における第一種市街地再開発事業。
高度利用地区指定と交通広場再編による都市機能の集約と高度利用。

5.施設計画の特徴
地上10階建・延床約1.2万㎡の複合施設に商業・業務・公共・交通機能を集積。
低層部のにぎわい空間と中高層オフィスによる都市活動の創出。

6.事業スケジュール
都市計画決定から解体完了を経て実施設計・新築工事へ移行する段階的整備。
2030年竣工を目標とした長期的な再開発プロジェクトの進行。

7.特定業務代行者の役割
安井建築設計事務所との連携による実施設計・監理・施工の一体的推進。
保留床処分や事業支援を含むプロジェクト全体の推進主体としての中核的役割。


*東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の位置する名鉄名古屋本線東岡崎駅

2026年3月16日、名鉄都市開発は、名古屋鉄道を代表施行者とする本事業において、特定業務代行者の募集を開始しました。今回の募集は、再開発事業における設計・施工・事業推進を一体的に担う重要な事業者を選定するものであり、プロジェクトの進行において極めて重要な段階といえます。

参加表明書の提出期限は2026年4月6日までとされており、その後の審査を経て同年6月中旬に選定される予定です。応募資格としては、経営事項審査評点1,600点以上という高水準の要件に加え、2015年以降に竣工した延床面積 11,000㎡以上の再開発施設の施工・設計実績を有すること、さらに特定業務代行者としての実績を持つことなどが求められており、高度な技術力とマネジメント能力を兼ね備えた事業者のみが対象となっています。このような厳格な条件設定からも、東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の重要性と求められる品質水準の高さがうかがえます。

出典:名古屋鉄道株式会社

対象地区は岡崎市の都市核に位置し、長年にわたり地域の玄関口として機能してきたエリアですが、近年では既存駅ビルの老朽化や機能の陳腐化が顕著となり、駅前立地としての魅力や利便性が十分に発揮されていない状況にありました。こうした状況は、来街者の減少や滞在時間の短縮といった形で、まち全体の活力低下にもつながる懸念を抱えています。

さらに、駅前広場においては歩行者空間が不足しているほか、バスやタクシーの乗降スペースが混在することによる交通輻輳が発生しており、安全性や快適性の面でも課題が顕在化していました。交通結節点として本来求められるスムーズな乗り換え機能が十分に確保されていないことから、公共交通の利便性向上の観点でも再整備が急務とされていました。このように、再開発区域は都市機能・交通機能の両面で再編が求められる重要なエリアとなっています。

*北側から見た東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の建設地

東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業は、岡崎市の玄関口としてふさわしい都市拠点を形成することを主たる目的としています。具体的には、交通広場や道路といった公共施設の整備を進めるとともに、商業施設や業務機能、広場空間、バスターミナルなどを一体的に導入することで、多様な人々が集い交流する場を創出します。これにより、単なる交通拠点にとどまらず、にぎわいと滞在を生み出す都市空間の形成が目指されています。

また、「SWING HIGAOKA」というコンセプトのもとで推進されており、人の流れを“リズム”として捉え、駅を中心に活発な都市活動を生み出すことが意図されています。岡崎市が推進する公民連携のまちづくり戦略とも連動しながら、地域の個性を活かした持続可能な都市づくりを実現し、広域的にも魅力ある拠点へと進化させることが期待されています。

*北東側から見た東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の建設地に建っていた岡ビル百貨店
*北東側から見た東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の建設地

施行区域は東岡崎駅北口に隣接する約0.6haのエリアで、駅に直結する極めて利便性の高い立地にあります。地権者数は3者と比較的少数であり、合意形成が図りやすい一方で、限られた敷地の中で効率的かつ高度な土地利用が求められる点が特徴です。

事業手法には第一種市街地再開発事業が採用されており、都市計画として高度利用地区の指定や交通広場の再編が行われています。これにより、従来の土地利用を見直し、都市機能の集積と高度化を図ることが可能となっています。また、鉄道・バス・歩行者動線が交差する交通の要衝として、駅とまちを一体的につなぐ空間形成が重視されており、今後の岡崎市における都市構造の核となる拠点としての役割が期待されています。

*東岡崎駅ホームから見た東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の建設地に建っていた岡ビル百貨店
*東岡崎駅ホームから見た東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の建設地

計画されている施設は、鉄骨造・地上10階(事業計画書地上9階)、延床面積約12,348㎡(事業計画書13,970㎡)規模の複合施設であり、駅直結という立地を最大限に活かした機能構成が特徴です。用途としては、事務所機能が大きな割合を占めるほか、商業施設や公共公益施設、バスターミナルなどがバランスよく配置される計画となっています。

低層部には店舗や広場、バスターミナルを配置することで、利用者の利便性とにぎわい創出を図り、中高層階にはオフィスを配置することで日常的な人の流れが確保されます。また、建物内にバスターミナルを取り込む構成とすることで、鉄道とバスのスムーズな乗り換えを実現し、交通結節機能の大幅な向上が期待されています。さらに、広場や公共空間の整備により、イベントや交流の場としても活用できる柔軟な都市空間が形成される見込みです。

出典:岡崎市
*名鉄名古屋本線東岡崎駅のホーム

東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業は2022年7月の都市計画決定を起点として段階的に進められてきました。2023年8月には事業認可を取得し、2024年3月には権利変換計画の認可を受けるなど、法的手続きを着実に進めています。その後、2024年5月には既存駅ビルの解体工事に着手し、2026年2月に解体が完了するなど、事業は次の段階へと移行しています。

今後は2026年7月に実施設計に着手し、2027年3月の設計完了を経て、2028年1月に新築工事へと進む計画です。最終的には2030年3月の竣工が予定されており、長期にわたるプロジェクトとして段階的に整備が進められます。今回の特定業務代行者の選定は、こうした後半フェーズへの移行における重要な節目であり、事業の具体化を大きく前進させる契機となります。

*北東側から見た東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の建設地

東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業は、北口単独の再開発にとどまらず、東岡崎駅の南北エリアを一体的に捉えたまちづくりプロジェクト「SWING HIGAOKA」の中核を担うものです。北口では当該再開発による複合施設と交通結節機能の強化が進められる一方で、南口では既に商業施設の整備が進行しており、段階的に駅周辺の都市機能が更新されています。

南口では、生活利便性を重視した商業施設「SWING MALL」の整備が行われ、地域住民の日常利用を支える拠点として機能しているのに対し、北口では広域利用を見据えた業務・商業・交通機能の集積が図られる計画となっています。このように南北で役割分担を行いながらも、駅を中心に人の流れを循環させることで、エリア全体としての回遊性とにぎわいを高めることが狙いです。

*東岡崎駅南口に開業した駅ビル商業施設「SWING MALL」

また、「SWING HIGAOKA」というコンセプトのもと、ジャズの街として知られる岡崎市の文化的背景を活かし、人の流れや都市活動を“リズム”として捉えた空間づくりが進められています。南北の施設が連携することで、駅利用者だけでなく観光客や来訪者も取り込んだ広域的なにぎわい創出が期待されています。

今後、北口再開発の進展により南北の機能連携がさらに強化されることで、東岡崎駅周辺は単なる交通拠点から、滞在・交流・消費を促す複合的な都市拠点へと進化していくことが見込まれます。

出典・引用元
名古屋鉄道株式会社 東岡崎駅一体開発計画「SWING HIGAOKA」4 月25日、第一弾商業施設「SWING MALL」を南口に開業します
名古屋鉄道株式会社 東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業の認可について
岡崎市 東岡崎駅北口駅前広場整備計画について
岡崎市 西三河都市計画事業 東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業
名鉄都市開発株式会社 東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業 特定業務代行者の募集について

過去の記事→2025年7月17日投稿 名鉄名古屋本線東岡崎駅で進められている大規模再開発「SWING HIGAOKA(スイング ヒガオカ)」!!南口のSWING MALLが開業し、遂に北口地区にも事業着手!!

最終更新日:2026年3月25日

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