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ドレッセタワー武蔵小杉

ドレッセタワー武蔵小杉は、神奈川県川崎市中原区小杉町三丁目に建つ地上23階、高さ78.77m、総戸数160戸のタワーマンションです。立地は、北側を国道409号、東側を法政通り商店街に面した場所に建っていた「UR都市機構小杉町アパート」跡地に位置しています。

専有面積は42.09㎡~84.49㎡、間取りは1LDK~3LDKとなっており、共用施設やサービスには3階にテレワークも可能な複数の個室ブースもある「ENGAWAラウンジ」、Wi-Fiも完備された屋上テラス「ルーフトップラウンジ」、キッズスペースや大型LEDモニターを併設した「シネマラウンジ」も設けられます。

マンション全体で再生可能エネルギー由来の電力を利用し、カーボンニュートラルを実現する取り組みを進めています。太陽光発電設備や蓄電池を備え、有事の際には共用部への電力供給が可能です。さらに、高強度コンクリートの採用やEV対応の駐車場の導入を通じて環境負荷の軽減を図っています。
デジタル技術面では、顔認証システムを活用した非接触型セキュリティや、スマート家電の遠隔操作が可能なホームIoTを導入。防災面では、災害時に活用できるマンホールトイレやかまどベンチを備えた公開空地の地域交流スペース「コミュニティスクエア」、地下雨水流出抑制施設が設けられています。

設備面では、各階に設置された宅配ロッカーやゴミ置き場が住民の利便性を向上させるとともに、消費電力の削減にも貢献しています。また、24時間対応の有人および遠隔警備による管理体制で、安心・快適な暮らしを提供しているとのことです。

建築主は東急株式会社、伊藤忠都市開発株式会社、設計は株式会社長谷エコーポレーション、施工は株式会社長谷エコーポレーションです。着工は2021年5月上旬、竣工は2024年5月となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 ドレッセタワー武蔵小杉
計画名 (仮称)小杉町3丁目計画新築工事
所在地 神奈川県川崎市中原区小杉町三丁目1番1
用途 共同住宅、店舗、飲食店
階数 地上23階
高さ 78.77m
構造 鉄筋コンクリート造
免震構造
基礎工法 杭基礎
総戸数 160戸(非分譲住戸4戸含む) 他、店舗
敷地面積 2,002.73m
建築面積 966.58㎡
延床面積 16,142.85㎡
着工 2021年5月上旬
竣工 2024年5月
建築主 東急株式会社、伊藤忠都市開発株式会社
設計 株式会社長谷工コーポレーション
施工 株式会社長谷工コーポレーション
最寄駅 JR、東急「武蔵小杉」駅
備考 専有面積:42.09㎡~84.49㎡
間取り:1LDK~3LDK
共用施設:エントランスホール、ENGAWAラウンジ、ルーフトップラウンジ、シネマラウンジ
 
 

位置図

標識

配置図

出典:ドレッセタワー武蔵小杉 公式サイト

立面図

出典:ドレッセタワー武蔵小杉 公式サイト

イメージパース

出典:ドレッセタワー武蔵小杉 公式サイト

写真

南東側から見上げたドレッセタワー武蔵小杉の様子です。

 

 

南東側から見たドレッセタワー武蔵小杉の低層部分の様子です。低層部分の1〜2階は、店舗テナント区画となっており、1階には「中原ブックランド本店」が入っています。

 

 

ドレッセタワー武蔵小杉の高層部分の様子です。

 

 

南側から見たドレッセタワー武蔵小杉の様子です。

 

   

バルコニーは乳白色のガラス手摺が採用されています。

 

 

3階と4階の間には、大きな庇があります。庇の軒は木目調となっており、迫力がありながらも温かみのある外観となっています。

 

 

東側公開空地「よりみち広場」です。

 

 

北側には通路と2階店舗区画へのエントランスがあります。

 

 

案内板です。店舗区画は1、2階の5区画想定されています。

 

 

ドレッセタワー武蔵小杉は免震構造となっています。免震構造は基礎部分にクリアランスが出てくることが多いですが、こちらは免震エキスパンションジョイントで綺麗な納まりとなっていました。

 

 

エントランス・車寄せと駐車場出入口です。

 

 

エントランスです。

 

 

館銘板です。

 

 

出典:ドレッセタワー武蔵小杉 公式サイト

「エントランスホール」のイメージパースです。

 

 

出典:ドレッセタワー武蔵小杉 公式サイト

「オーナーズラウンジ「ENGAWA」」のイメージパースです。

 

 

出典:ドレッセタワー武蔵小杉 公式サイト

「ルーフトップテラス「SORA」」のイメージパースです。

 

 

北側から見たドレッセタワー武蔵小杉の様子です。

 

 

西側から見たドレッセタワー武蔵小杉の様子です。

 

 

みちくさガーデンや、よりみち広場などからなる公開空地「KADO-NIWA」です。

 

 

南側公開空地「みちくさガーデン」です。

 

 

みちくさガーデンには、このような弧を描いたベンチが設置されています。

 

 

ドレッセタワー武蔵小杉の地下には、「地下雨水流出抑制施設」が整備されています。雨水を一時貯留して、下流に少しずつ流す調整池の役割を果たす施設が設けられています。

 

 

公開空地内には、防災井戸や非常用マンホールトイレが整備されています。

 

 

法政通り商店街から見たドレッセタワー武蔵小杉の様子です。

最終更新日:2024年11月30日

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