JR常磐線(各駅停車)北柏駅北口では、「北柏駅北口土地区画整理事業」が進められています。貨物駅跡地を中心とした約12.3haを対象に、駅前広場や道路、公園、上下水道などの都市基盤を一体的に整備し、駅前にふさわしい市街地を形成する大規模なまちづくりです。長年にわたり未利用地が広がっていた駅北側が、段階的に新しい都市空間へと生まれ変わりつつあります。
2026年4月には駅前複合商業施設「アクロスプラザ北柏」が開業し、スーパーやドラッグストア、100円ショップ、クリニック、フィットネスジム、認定保育園、私設図書館「まちライブラリー」など17店舗が集積しました。さらに、国道6号と旧水戸街道を結ぶ新たな交差点も供用開始となり、駅前の利便性は大きく向上しています。買い物や医療、子育て、交流の機能が駅前にまとまったことで、日常生活のしやすさも高まっています。
現在は使用収益開始率が約90%に達し、区画整理事業は工事完了目前の段階に入りました。今後は残る道路や公共施設整備、換地処分などの手続きを進めながら、2031年度の事業完了を目指しているとのことです。また、駅では南北自由通路整備事業も進められており、駅前まちづくりと一体となった新たな北柏駅の形成が期待されています。駅周辺全体の回遊性や快適性がさらに高まる見込みです。
北柏駅北口土地区画整理事業の概要
1.貨物駅跡地を再生する大規模まちづくり
約12.3haを対象に、道路や公園、宅地などを一体的に整備する土地区画整理事業。
駅前にふさわしい都市基盤と良質な市街地の形成。
2.駅前交通ネットワークの充実
駅前広場や幹線道路、歩行者専用道路を整備し、交通利便性が向上。
国道6号と旧水戸街道を結ぶ新交差点の供用開始。
3.アクロスプラザ北柏が開業
駅前に17店舗が集まる複合商業施設が誕生し、生活利便性が大幅向上。
商業・医療・子育て・交流機能を備えた新たな生活拠点。
4.緑豊かな都市環境の整備
街区公園3か所と既存樹林を活かした緑地4か所を計画的に配置。
利便性と潤いを両立した快適な都市空間の創出。
5.事業完了へ向けた最終段階
使用収益開始率は約90%に到達し、多くの宅地や道路が供用開始。
残る工事や換地処分を進める事業最終局面。
6.南北自由通路整備との連携
駅と北口駅前広場を直結する自由通路整備が並行して進行。
バリアフリー化と回遊性向上による駅前機能の強化。
7.北柏駅周辺のさらなる発展
商業施設や都市基盤整備により、駅前の利便性とにぎわいが向上。
柏市北部の新たな都市拠点への進化。

北柏駅北口土地区画整理事業は、JR常磐線北柏駅北口に広がる約12.3haを対象とした柏市施行の土地区画整理事業です。農地や駐車場、樹林地などの低未利用地を再編し、駅前にふさわしい良好な市街地形成を目指しているものです。駅に近い立地を活かしながら、暮らしやすさとにぎわいを両立させることが大きな目的となっています。

総事業費は約129億円で、2000年度から事業が進められており、2031年度の完了を予定しています。道路や公園、上下水道などの都市基盤整備と宅地造成を一体的に進めることで、安全で利便性の高い駅前空間の創出が図られています。単なる土地の区画整理にとどまらず、駅周辺の将来像を見据えたまちづくりとして進行している点が特徴です。

事業では北柏駅北口駅前広場を中心に、国道6号や旧水戸街道と接続する幹線道路、区画道路、歩行者専用道路などが計画的に整備されています。駅前広場と周辺道路を一体的に整えることで、車両の流れだけでなく、歩行者の動線もわかりやすく安全なものへと改善されています。


2026年3月には国道6号と旧水戸街道を結ぶ新たな交差点が供用開始となり、駅周辺の交通ネットワークは大きく改善しました。今後も道路整備が進むことで、自動車・歩行者双方の利便性向上が期待されています。駅前へのアクセス性が高まることで、周辺施設の利用もしやすくなり、地域全体の回遊性向上にもつながります。

区画整理では交通インフラだけでなく、街区公園3か所と既存樹林を活かした緑地4か所を配置する計画となっています。駅前でありながら、緑を感じられる空間を確保することで、暮らしに潤いをもたらす環境づくりが進められています。日常の散歩や子どもの遊び場としても活用できる、身近な憩いの場が整備される点も魅力です。
公共用地は施行前約2.3haから約5.1haへ大幅に拡充され、道路、公園、緑地などの都市基盤が充実します。駅前でありながら自然と調和した住環境の形成も大きな特徴となっています。利便性の高い都市機能と、落ち着きのある景観が共存することで、住みやすさと快適さを兼ね備えた街並みが実現しつつあります。

2026年4月には駅前複合商業施設「アクロスプラザ北柏」が順次開業しました。大和ハウスリアルティマネジメントが開発・運営する施設で、4棟構成・全17店舗が入居しています。北柏駅北口の新しいランドマークとして、駅前の印象を大きく変える存在となっています。

ベルクス、マツモトキヨシ、Seria、FIT-EASYをはじめ、メディカルモールや認定保育園、まちライブラリーなど生活利便施設が集積しました。買い物・医療・子育て・交流機能が一体となり、駅前の新たな生活拠点として大きな役割を担っています。幅広い世代が日常的に利用しやすい構成となっており、地域のにぎわい創出にもつながっています。


長年進められてきた造成工事や道路整備、上下水道整備、宅地造成は着実に進み、2026年5月時点では使用収益開始率が約90%に到達しました。これにより、多くの権利者が新たに整備された宅地を利用できる段階に入り、まちの姿も徐々に明確になってきています。

これまで仮換地指定や宅地引き渡しも順次進められ、多くの街区で新しい街並みが形成されています。事業は最終段階へ入り、残る工事や換地処分などを進めながら完成を目指しています。長期にわたる整備の成果が少しずつ形となって現れており、駅前の変化を実感できる段階に入っています。


北柏駅では区画整理事業と並行して南北自由通路整備事業も進められています。新たな自由通路により駅と北口駅前広場が直接接続され、エレベーターやエスカレーターも整備される予定です。これにより、駅を中心とした南北の移動がよりスムーズになり、日常利用のしやすさが大きく向上します。
自由通路の完成により、北口と南口の移動利便性やバリアフリー性能が大幅に向上し、アクロスプラザ北柏や新駅前広場へのアクセスもさらに便利になります。ベビーカーや車いす利用者、高齢者にとっても使いやすい動線が確保されることで、誰もが安心して利用できる駅前空間の実現が期待されています。

北柏駅は1971年に貨物駅併設の請願駅として開業しましたが、貨物営業終了後は長らく広大な未利用地が残されていました。駅北側には長い間、再開発の余地を残した空間が広がっていましたが、現在はその土地を活かした本格的なまちづくりが進んでいます。
現在は土地区画整理事業と駅前開発が大きく進展し、商業・医療・子育て・交流・交通機能が集約された新しい駅前へと生まれ変わりつつあります。今後は自由通路整備や残る基盤整備も進み、北柏駅は柏市北部を代表する新たな都市拠点としてさらなる発展が期待されています。駅周辺の暮らしやすさとにぎわいが両立する、魅力あるエリアへと進化していく見通しです。
出典:柏市 北柏駅北口区画整理
最終更新日:2026年7月9日