富士ゼロックス R&D スクエア/富士フイルムビジネスイノベーション 横浜みなとみらい事業所は、神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目に建つ地上20階、地下1階、高さ98.661mの超高層ビルです。立地は、南側をとちのき通り、西側をみなとみらい大通り、北側を帷子川、東側を高島台第298号線に囲まれたみなとみらい21 65街区に位置しています。
施設構成は、地下1階に設備、地上1階に美術ギャラリー「富士ゼロックスアートスペース」、3階にメインエントランス、体験型施設「グリーン パーク フループ」、中間免震層を挟んで4階にカフェテリア、食堂、店舗等、5階~20階に事務所となります。
富士フイルムビジネスイノベーションの研究開発拠点「横浜みなとみらい事業所」を中心に、約4,500人が就業しており、2010年4月より稼働を開始、分散していた研究開発拠点が集約されました。さらに、富士フイルムシステムズの本社も移転し、みなとみらいセンタービル内に拠点を構えています。
みなとみらい線「新高島」駅に近く、みなとみらい歩道橋及びみなとみらいウォークに直結していることから、徒歩で「横浜」駅へのシームレスなアクセスも可能です。ビル内には、社外企業向けの展示施設「Business Innovation Lab.」や、体験型施設「Green Park FLOOP」などがあります。また、富士フイルムグループ健康保険組合による健診センターも1階に設置されています。
外観デザインは楕円形のガラスファサードとなっており、環境性能面では省エネ設計と耐震性に優れ、低層部には「緑の丘」が設けられ、地域への貢献を果たしています。また、研究者間の共創を促進するため、縁側空間が設けられ、アイデアの交流を促進します。構造面ではCFT造及び中間免震構造を採用し、フレキシビリティの高い合理的な設計がなされています。
建築主は富士ゼロックス株式会社、設計は清水建設株式会社、施工は清水建設株式会社です。着工は2008年3月23日、竣工は2010年3月23日となっています。
概要
名称 |
富士ゼロックス R&D スクエア 富士フイルムビジネスイノベーション 横浜みなとみらい事業所 |
計画名 |
(仮称)FXプロジェクト |
所在地 |
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目1番 |
用途 |
事務所、研究所 |
階数 |
地上20階、地下1階、塔屋1階 |
高さ |
98.661m (軒高:97.501m) |
構造 |
鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 免震構造 (中間免震構造) |
基礎工法 |
場所打ちコンクリート杭 |
敷地面積 |
14,655.634㎡ |
建築面積 |
11,343.12㎡ |
延床面積 |
135,253.62㎡ |
着工 |
2008年3月23日 |
竣工 |
2010年3月23日 |
建築主 |
富士ゼロックス株式会社 所有者:富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 |
設計 |
清水建設株式会社 外装デザインアーキテクト:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所株式会社 |
施工 |
清水建設株式会社 |
最寄駅 |
JR、横浜市営地下鉄、東急、相鉄、京急「横浜」駅、みなとみらい線「新高島」駅 |
備考 |
▼施設構成 地下1階:設備 地上1階:美術ギャラリー「富士ゼロックスアートスペース」 3階:メインエントランス、体験型施設「グリーン パーク フループ」 ー中間免震層ー 4階:カフェテリア、食堂、店舗等 5階~20階:事務所 |
位置図
イメージパース
出典:清水建設株式会社
写真
南西側から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
頂部には富士フイルムのロゴが取り付けられています。
1階エントランスの様子です。2階デッキ部分には、円形の吹き抜けが設けられています。
メインエントランスです。
南側から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
みなとみらい歩道橋から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
南東側から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
東側から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
北東側から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
北西側から見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
外観デザインは、楕円形のガラスファサードとなっており、直方体のビルが多いみなとみらい21ではかなり目立ちます。
みなとみらい大橋から富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
横浜ベイクォーターから見た富士ゼロックス R&D スクエアの様子です。
最終更新日:2024年12月14日