四条畷駅は、大阪府大東市に位置するJR西日本・片町線(学研都市線)の主要駅であり、大東市と四條畷市の両方から利用されています。市の東北部に位置するこのエリアでは、地域の利便性向上と都市機能の強化を目的として、平成25年度より野崎駅と同時に整備が開始されました。住道駅周辺に続く重点整備地域として、四条畷駅周辺では駅前広場の整備や主要アクセス道路の整備を進めており、「人々が集い賑わう駅前交流拠点づくり」を目指しています。
整備期間は当初の計画より延伸され、令和7年度までを予定。総事業費は野崎駅と合わせて約100億円で、社会資本整備総合交付金や都市構造再編集中支援事業などの国の補助金も活用されています。
四条畷駅周辺の概要
1. 事業の背景と目的
大東市には3つの鉄道駅があり、住道駅周辺では従来から整備が進められてきました。一方、野崎駅・四条畷駅周辺については、東北部地域の振興と利便性の向上を目的として、平成25年度(2013年度)より一体的に整備が開始されました。
2. 四条畷駅の位置と特性
四条畷駅はJR西日本の片町線(学研都市線)の主要駅で、全列車が停車します。大東市に所在しながら、四條畷市との境界に近いため、両市からの利用があります。1895年開業の歴史ある駅で、現在は一日平均乗車人員が約1万6千人を超える地域の交通拠点です。
3. 整備期間と進捗状況
当初は令和4年度(2022年度)までを整備期間としていましたが、四条畷駅周辺整備については令和7年度(2025年度)末までに延長されました。工事の進行にあたっては、安全と周辺環境への配慮が図られています。
4. 整備内容と都市計画
四条畷駅周辺整備では、駅前広場の再整備、立体駐輪場の設置、そして「都市計画道路四条畷駅前東線」の整備による主要アクセス道路の改善が進められています。これにより、駅の交通結節機能とアクセス性の向上を図っています。
5. 駅前の課題と改善点
東西の駅前空間には、人が滞留できる広場や交通乗換機能が十分に整っておらず、機能性の強化が課題とされてきました。また、周辺道路が狭く、歩行者や自転車の安全性も十分とは言えない状況でしたが、歩道や道路の整備が進められています。
6. 事業費と財源
四条畷駅と野崎駅を合わせた整備事業の総事業費は約100億円に上り、そのうち約30億円は国の社会資本整備総合交付金や都市構造再編集中支援事業などを活用しています。財政支援を受けながら、長期的なまちづくりが進められています。
7. 目指すまちづくり像
四条畷駅前整備の基本理念は、「人々が集い賑わう駅前交流拠点づくり」。駅前に「緑」と「住」・「学」の調和した広場を創出し、多世代の交流と地域の回遊性を高める拠点とすることが目標です。駅周辺の教育機関や商業施設とも連携し、生活の中心となる魅力的なエリアの形成が期待されています。

四条畷駅周辺は、交通結節機能が十分に備わっておらず、人が滞留できるようなオープンスペースも不足していました。また、駅へのアクセス道路は幅が狭く、歩行者や自転車利用者にとって安全性の課題が指摘されてきました。こうした課題の解消とともに、地域活性化を図るべく、駅前機能の再整備と都市計画道路の整備が一体的に進められています。特に駅東側の都市計画道路「四条畷駅前東線」の整備は、駅と周辺エリアとの円滑なアクセスを確保するための重要な取組みとなっています。

四条畷駅周辺整備では、駅前広場の拡張と再整備、立体駐輪場の設置、都市計画道路の整備が柱となっています。駅前広場は、バスやタクシー、自転車、歩行者などがスムーズに乗り換え・移動できるよう再構築され、交通結節機能を高めることが目的です。加えて、緑豊かな景観整備やバリアフリー対応も重視されており、利用者にとって快適で安全な駅前空間が形成されつつあります。
現在、整備期間は令和7年度末まで延長されており、引き続き周辺住民の生活環境に配慮しながら、計画的な工事が進められています。

1895年の開業以来、四条畷駅は学研都市線の中でも歴史ある主要駅として地域の交通拠点を担ってきました。駅名の「四條畷」は古戦場「四條畷の戦い」に由来し、地域文化や歴史とも深い関わりがあります。駅舎は橋上化され、島式ホーム2面4線を備えるなど、利便性の高い構造となっています。近年ではICカードや自動改札機の導入なども進み、乗降客数は1日あたり1万6千人を超える活気ある駅です。
整備を通じて目指すのは、「緑に親しみ、『住』と『学』を活かす駅前広場の創出」です。駅近隣には四條畷学園をはじめとする教育機関が集積しており、学生や地域住民が自然と交流できる空間づくりが期待されています。歴史と生活が調和する賑わいある駅前拠点として、四条畷駅周辺は今後もさらなる進化を遂げていく予定です。
最終更新日:2025年7月11日

