JR東日本グループは、浜松町駅から大井町駅までの東京南エリアを「広域品川圏(Greater Shinagawa)」と位置づけ、国際都市・東京の新たな価値創出を目指す共創まちづくりを本格始動させます。
2026年3月28日(土)には、国際交流拠点「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」がグランドオープンし、同日には都市生活共創拠点「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」もまちびらきを迎えます。この2つの開業により、「広域品川圏」は点から面へと発展し、2030年代半ばにはグループ保有ビルの延床面積約150万㎡、営業収益1,000億円超/年を視野に入れた都市エリアへと進化します。
TAKANAWA GATEWAY CITY/OIMACHI TRACKSの概要
1.「広域品川圏」構想と都市戦略
品川から大井町にかけてのエリアを一体的に再編する都市戦略。
Suicaプラットフォームやモビリティ連携を活用した次世代都市圏の形成。
2.TAKANAWA GATEWAY CITYの開業
「100年先の心豊かなくらし」をテーマとした国際交流拠点。
環境・モビリティ・ヘルスケアを融合した未来型都市の実現。
3.高輪築堤の保存・活用
日本初の鉄道関連遺構を現地保存する文化的プロジェクト。
鉄道発祥の地としての歴史継承と展示空間の創出。
4.OIMACHI TRACKSのまちびらき
地域・行政・企業が共創する都市生活共創拠点。
防災・防犯・情報発信機能を備えた次世代型まちづくり。
5.サステナビリティとエネルギー戦略
カーボンオフセット都市ガス導入による環境負荷低減。
廃棄物リサイクルと再資源化を推進するサステナブル都市モデル。
6.商業・ホテル・レジデンスの複合開発
多様な都市機能を集約した滞在型複合拠点。
商業・宿泊・居住を融合した都市生活空間の創出。
7.2030年代を見据えた成長ビジョン
延床約150万㎡・年間営業収益1,000億円超を目指す都市成長構想。
交通・ビジネス・文化・居住が融合する国際都市の形成。

JR東日本グループは、羽田空港の国際化やリニア中央新幹線、羽田アクセス線などの整備が進む東京南部を「国際都市TOKYOのゲートウェイ」として位置づけ、複数の駅を連鎖的に結ぶ「えきまち一体開発」を推進しています。
この戦略の中核となるのが、高輪ゲートウェイ駅と大井町駅を軸とするまちづくりです。交通やSuicaなどのプラットフォームを活用し、シームレスな移動や生活サービスの実現を目指すほか、2026年春にはウォークスルー改札を導入、2028年度には鉄道と各種サービスを一体化したサブスクリプション商品の展開も計画しています。
同エリアでは、モビリティ連携やデジタル技術を駆使したライフスタイル変革(LX)を通じ、心豊かな都市生活を創出します。

「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、「100年先の心豊かなくらし」をテーマに掲げる国際交流拠点として、2026年3月28日に全面開業します。
「環境」「モビリティ」「ヘルスケア」を重点分野に据え、再生可能エネルギーや水素利用、AIによるエネルギー制御を行うエネルギーセンター、ドローン配送や自動走行モビリティの導入など、最先端技術が集積。
「THE LINKPILLAR 2」にはクリニックやフィットネス、商業施設「NEWoMan TAKANAWA MIMURE」が入居し、食・健康・文化の面から未来の都市生活を体験できる空間を構築します。
また、放送作家・小山薫堂氏が総合プロデューサーを務める「MoN Takanawa」は、文化発信と創造の拠点として街の象徴的存在となります。


TAKANAWA GATEWAY CITYのまちづくりの中では、日本初の鉄道路線を支えた「高輪築堤」の保存・活用にも取り組みます。国指定史跡である第7橋梁部や公園部は現地保存・公開を予定し、2027年度の国指定史跡の第 7 橋梁部および公園部の現地保存・公開に先立ち、展示空間「築堤ギャラリー」がオープンします。
鉄道開業期のイノベーションを伝えるこの取り組みは、「国際交流拠点・品川」としての歴史的価値を継承し、未来へとつなぐ象徴となります。

大正時代から東京の成長と共に歩んできた大井町に、都市生活共創拠点「OIMACHI TRACKS」が2026年3月28日に誕生します。
行政・企業・地域・来街者をつなぐプラットフォームとして、Suicaデータやデジタル技術を活用し、「防災・安全情報の即時通知」や「地域イベントのパーソナライズ配信」などを展開。品川区新庁舎(令和11年開庁予定)と連携した防災拠点としての役割も担います。
また、「一般社団法人 大井町トラックスエリアマネジメント」を設立し、地域と一体となったまち運営を進めます。

OIMACHI TRACKSでは、東京ガスとの共創により「カーボンオフセット都市ガス」を導入。入居企業や住民が選択的に環境負荷低減に参加できる仕組みを整えています。
さらに、廃棄物の資源化やリサイクルを推進し、CASBEE Sランクを取得。グループ企業との連携により、生ごみやプラスチックを再資源化するサーキュラーエコノミーも実践します。
商業・オフィス・ホテル・レジデンスが一体化する複合施設として、日常の中でサステナブルな暮らしを体験できる拠点を目指します。

OIMACHI TRACKSには、「HOTEL METROPOLITAN OIMACHI TRACKS TOKYO」(日本ホテル運営)をはじめ、81店舗が入る商業施設「OIMACHI TRACKS SHOPS & RESTAURANTS」、レジデンスやサービスアパートメント「オークウッド大井町トラックス東京」など、多様な都市機能が集積します。

夜景を望むルーフトップバーや映画館、スパなど、ナイトタイムエコノミーを意識した施設構成が特徴で、品川エリア全体の滞在価値を高めます。
また、新たに整備される「トラックス口」改札により、大井町駅と直結し、快適な回遊動線が実現。大井町の新たなランドマークとして、地域とともに未来の都市生活を共創していくものとしています。
最終更新日:2025年10月8日

