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広島JPビルディング

広島JPビルディングは、広島県広島市南区松原町に建つ地上19階、高さ88.36mの超高層ビルです。立地は、「広島」駅南西側、南側を県道37号、西側を駅西高架橋、北側をJR線に囲まれた旧「広島東郵便局」敷地に位置しています。

施設構成は、1階~2階にオフィスロビー・店舗、3階~5階に駐車場、6階にオフィスサポート、7階~19階にオフィスとなります。オフィスのオフィススペックは、基準階面積464.12坪(1,534.28㎡)、天井高2,800mm、床荷重500kg/㎡となっています。

駅間広場に面してピロティ空間と連続した公開空地が整備されており、駅ビルのミナモアと2階レベルでペデストリアンデッキによって接続しています。また、2階のオフィスエントランスホールには、瀬戸内海の「多島美」を和紙のクラフトウォールで表現した温かみのある空間が広がり、訪れる人を迎えます。さらに、エレベーターホール正面には毛利元就の「三本の矢」にちなんだ3本のラインをあしらい、特徴的で奥行きのあるデザインを演出していることが特徴となっています。

建築主は日本郵便株式会社、設計は日本郵政株式会社、実施設計が株式会社久米設計、施工は鹿島建設株式会社です。着工は2020年4月、竣工は2022年8月31日となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 広島JPビルディング
計画名 広島駅南口計画(仮称)
所在地 広島県広島市南区松原町2番地62号
用途 事務所、店舗、自走式駐車場
階数 地上19階、塔屋2階
高さ 88.36m(軒高:81.20m)
構造 鉄骨造 (柱:CFT造)
制震構造 (オイルダンパー(HiDAX-e)、座屈拘束ブレース)
基礎工法
敷地面積 4,204.19㎡
建築面積 3,361.22㎡
延床面積 44,173.99㎡
着工 2020年4月
竣工 2022年8月31日
建築主 日本郵便株式会社
設計 日本郵政株式会社
実施設計:株式会社久米設計
施工 鹿島建設株式会社
最寄駅 JR「広島」駅、広島電鉄本線「広島駅」電停
備考 ▼施設構成
1階~2階:オフィスロビー、店舗
3階~5階:駐車場
6階:オフィスサポート
7階~19階:オフィス
 

位置図

模型写真

イメージパース

出典∶日本郵便株式会社

▼当初計画

出典∶日本郵便株式会社

南東側から見た広島JPビルディングの様子です。

 

 

南東側から見た広島JPビルディングの低層部分の様子です。

 

 

広島JPビルディングは、広島駅南口広場の再整備や新駅ビル「ミナモア」の建設、路面電車の高架化など、大きな変化が続く広島駅前エリアと連動する形で建設されました。2025年春には、新駅ビル2階と本ビル2階がペデストリアンデッキで接続され、広島駅前の歩行者ネットワークがさらに充実しています。こうした周辺開発と一体的に、にぎわいの創出や回遊性の向上に寄与する施設としての役割を担っています。

 

南東側から見上げた広島JPビルディングの様子です。

 

  

広島JPビルディングの1~2階には、公開空地や飲食店舗、郵便局、パブリックスペースが整備され、広島駅前に新たなくつろぎとにぎわいを生み出しています。木製家具を備えた居心地の良い空間や「カープ坊や」をモチーフにしたポストなど、地域に親しまれる工夫も施されています。

2階エントランスホールには瀬戸内海の「多島美」を和紙で表現したクラフトウォールを設置し、エレベーターホールには毛利元就の「三本の矢」を象徴したデザインを採用するなど、広島らしさを取り入れた welcoming な空間を構築しています。また、公開空地を通じて広島駅南口広場と連続した歩行者空間を形成し、2025年春にはJR広島駅ビルとのデッキ接続により、さらなる回遊性向上に寄与する施設となっています。

 

南西側から見た広島JPビルディングの様子です。

 

 

オフィスフロア(7~19階)はアウトフレーム構造を採用し、柱のない大空間で自由なレイアウトが可能です。基準階は約1,530㎡で、最大11分割の小割対応ができ、多様なテナントニーズに応えられる仕様となっています。各階にはリフレッシュルームを設置し、6階には約200席のテナント専用食堂・カフェテリアと屋上庭園を設けることで、働く人がゆったり過ごせる環境を整えています。また、DXにも積極的に取り組み、スマホによるタッチレス解錠やセンサーを用いた混雑可視化など、快適でスマートなビル利用を実現しています。

 

広島JPビルディングは制震構造を採用し、地震時にも安全性と事業継続性を確保しています。さらに、屋上階には72時間稼働可能な非常用発電機を設置し、停電や災害時でもテナント専用部に一定の電力供給が可能です。環境面では、Low-eガラスや画像センサーによる照明・換気制御、雨水利用など、エネルギー削減に配慮した設備を導入しています。その結果、「CASBEE広島Sランク」「CASBEEスマートウェルネスオフィスSランク」など高い環境評価を取得しており、SDGsにも貢献する先進的なビルとして評価されています。

 

低層部分には、壁面緑化が施されています。

 

 

北西側から見た広島JPビルディングの様子です。

 

  

北東側から見た広島JPビルディングの様子です。

 

  

ペデストリアンデッキが整備され、JR広島駅ビルと2階レベルで直結しています。

 

 

東側公開空地の広場です。植栽やベンチが設けられています。

 

 

低層部分と公開空地の広場の様子です。

 

 

公開空地の広場は、ショップ&レストランに面しています。

 

 

オフィスエントランスです。

 

 

ショップ&レストランのエントランスです。

 

 

1階には、郵便局「広島JPビル郵便局」が入ります。

 

 

1階ショップ&レストランの店舗です。

 

 

ペデストリアンデッキの様子です。

 

 

2階ショップ&レストランの店舗です。

 

 

オフィスエントランスです。瀬戸内海を象徴する「多島美」を、手すき和紙を用いたクラフトウォールで抽象的に表現しています。また、エレベーターホール正面壁には、広島を代表する戦国武将・毛利元就の「三本の矢」にちなみ、3 本のラインをモチーフとしたデザインを施しています。

 

広島JPビルディングとJR広島駅ビルの様子です。

 

 

広島JPビルディングの夜景です。

最終更新日:2025年12月19日

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