株式会社クボタ、三井不動産株式会社、関電不動産開発株式会社は、大阪市浪速区に位置するクボタ旧本社跡地の活用に向けた基本協定を締結し、多目的アリーナを核とした複合開発を始動すると発表しました。
計画地には、収容人数約1万2,500人規模の多目的アリーナ「(仮称)Kubota LaLa arena」を中心に、ホテルや商業施設を組み合わせた複合施設が建設される予定です。街区名称は「Kubota field(クボタフィールド)」に決定し、クボタが約130年にわたり事業を展開してきた大阪・なんばエリアの歴史やレガシーを継承しながら、新たな都市のにぎわい創出を目指すものとしています。
本事業は、2025年10月から実施された公募プロセスを経て、2026年5月に三井不動産および関電不動産開発が優先交渉権者に選定されたものです。2032年以降の開業を予定しており、大阪・ミナミエリアにおける次世代のエンターテインメント拠点として注目される大規模都市開発となります。
Kubota field/(仮称) Kubota LaLa arenaの概要
1.クボタ旧本社跡地約2.4万㎡の大規模複合開発
大阪市浪速区敷津東の旧本社跡地を活用した約24,000㎡規模の開発事業
約130年にわたり地域と歩んだクボタの歴史を継承する新たな都市拠点形成
2.約1.25万人収容の多目的アリーナ建設
スポーツ・音楽イベントなど幅広い用途に対応する「(仮称)Kubota LaLa arena」
関西圏の大型イベント需要を支える新たなエンターテインメント拠点の創出
3.ホテル・商業施設を備えた複合街区形成
アリーナ来場者の宿泊需要やインバウンド需要に対応するホテル・商業機能
イベント開催日以外も人が集う日常的なにぎわい空間の形成
4.街区名称「Kubota field」に決定
クボタの約130年にわたる大阪・なんばエリアでの歩みを未来へ継承する街区名称
地域とのつながりや企業レガシーを受け継ぐ象徴的な都市空間の創出
5.三井不動産・関電不動産開発による事業推進
アリーナ開発や複合施設建設の豊富なノウハウを持つ2社による共同開発
スポーツ・商業・宿泊機能を融合した新たなまちづくりの展開
6.なんばエリア南部の都市機能向上
「なんばパークス」など既存施設との連携によるエリア価値向上
大阪ミナミの都市軸を南側へ広げる新たなにぎわい拠点の形成
7.2032年以降開業予定の次世代ランドマーク
大阪・関西圏における大型イベント誘致を支える新施設の誕生
国内外から人を呼び込む観光・交流・エンターテインメント拠点の創出

計画地となるのは、大阪市浪速区敷津東1丁目2番47に位置するクボタ旧本社跡地です。敷地面積は約24,000㎡に及び、なんばエリアでは極めて希少なまとまった開発用地となっています。
クボタは1890年に大阪の地で創業し、鋳物メーカーから農業機械、水環境関連事業などへ事業領域を広げながら、約130年にわたり大阪・なんばエリアに本社を構えてきました。しかし、旧本社建物は1960年代から1970年代に建設された施設で老朽化が進んだことから、2026年5月に「グラングリーン大阪」へ本社機能を移転しています。
跡地活用では、単なる土地利用転換ではなく、長年地域とともに歩んできたクボタの歴史や企業としてのレガシーを次世代へ継承することを重視しています。アリーナを核とした複合開発によって、スポーツ・音楽・商業・宿泊など多様な都市活動を生み出し、大阪・なんばエリア全体のさらなる発展につながる新たな拠点形成を目指すものとしています。


開発の中心施設となるのは、三井不動産が事業主体となる収容人数約1万2,500人規模の多目的アリーナ「(仮称)Kubota LaLa arena」です。アリーナでは、プロスポーツの試合や国内外のアーティストによる音楽コンサートをはじめ、展示会、国際会議など幅広いイベント開催に対応できる施設となる予定です。大型イベントの開催が可能な常設アリーナの建設により、関西圏におけるエンターテインメント拠点としての機能強化が期待されています。
現在、関西圏では1万人規模を超える大型アリーナが不足していることから、本施設の誕生によって国内外からのイベント誘致力向上や、これまで首都圏などへ流れていた大型公演の受け皿となることが期待されます。名称は、三井不動産グループが展開する多目的アリーナ「LaLa arena」とクボタの名称を組み合わせたもので、スポーツや音楽を通じて地域を盛り上げ、新たな交流や感動体験を創出する施設への想いが込められています。


計画では、約1万2,500人規模のアリーナだけでなく、ホテルや商業施設を組み合わせた複合開発が予定されています。ホテルは関電不動産開発、商業施設も関電不動産開発が担当し、アリーナイベントによる宿泊需要や、近年増加している国内外からの観光客・インバウンド需要にも対応できる都市機能が整備されます。
また、イベント開催日のみ人が集まる施設ではなく、日常的に地域住民や来街者が利用できる商業空間を設けることで、年間を通じてにぎわいが生まれる街区形成を目指すものとされています。なんばエリアは、古くから商業やエンターテインメント文化が発展してきた大阪を代表する地域であり、本計画によって「訪れる目的」と「滞在する価値」をさらに高める新たな都市拠点が形成されることになります。


街区全体名称は「Kubota field(クボタフィールド)」に決定されました。名称には、クボタが約130年にわたり大阪・なんばの地で事業を展開し、地域社会とともに成長してきた歴史や想いを未来へ受け継いでいくという意味が込められています。
クボタは、食料・水・環境分野における社会課題の解決に取り組んできた企業として、今後も地域とのつながりを大切にしながら、街全体の価値向上に貢献していく方針です。
「Kubota field」では、クボタグループの製品や技術の活用、地域貢献活動の継続などを通じて、単なる複合施設ではなく、企業の歴史や地域との関係性を未来へ継承する象徴的な街区を形成していくものとしています。

開発事業者となる三井不動産と関電不動産開発は、それぞれが持つアリーナ運営や複合開発のノウハウを活用し、大阪・なんばエリアに新たな都市拠点を創出します。
三井不動産は、「LaLa arena TOKYO-BAY」や「(仮称)名古屋アリーナ」など、スポーツ・エンターテインメントを活用した街づくりを全国で展開しており、イベント誘致や施設運営に関する豊富な実績を本計画へ活用します。
一方、関電不動産開発は、関西圏を中心にオフィス、住宅、商業施設、ホテルなど幅広い不動産開発を手掛けており、環境性能や快適性を備えた持続可能な街づくりを推進します。

計画地周辺では、「なんばパークス」や「なんばパークス サウス」など既存の大型商業施設が展開されており、本計画との連携によって、なんばエリア南部の都市機能がさらに強化される見込みです。
2032年以降の開業後は、国内外から多くの来訪者を呼び込む大阪・ミナミの新たなランドマークとして、観光・商業・エンターテインメントを支える重要な拠点となることが期待されます。
出典:株式会社クボタ/三井不動産株式会社/関電不動産開発株式会社 クボタ・三井不動産・関電不動産開発 クボタ旧本社跡地活用に関する基本協定締結 多目的アリーナ「(仮称) Kubota LaLa arena」を核とした複合開発を始動 街区名称を「Kubota field」に決定
最終更新日:2026年8月5日