長崎スタジアムシティは、長崎県長崎市幸町に建つ上16階、高さ63.825mの大規模複合施設です。立地は、JR「長崎」駅と「浦上」駅の間、西側を浦上川及び県道112号線、東側をJR長崎本線に挟まれた一帯に建っていた「三菱重工業 長崎造船所幸町工場」跡地に位置しています。
三菱重工業長崎造船所幸町工場の移転・閉鎖に伴い、「Smart & Sustainable」なまちづくりを先導する拠点をコンセプトに活用事業者を公募した結果、株式会社ジャパネットホールディングス、ジョーンズ・ラング・ラサールグループ、株式会社竹中工務店で構成する「ジャパネットホールディングスグループ」が優先交渉権を獲得し、事業が進められました。約2万人収容のサッカースタジアムと約6千人収容のアリーナを核に、商業施設、ホテル、大規模賃貸オフィスを整備。スポーツや音楽イベントを通じて交流人口の増加を図るとともに、県内外から多くの来場者を呼び込み、周辺地域の賑わい創出を目指すものとして開発が進められました。
施設構成は、「スタジアム棟・ホテル棟・商業棟」 の1階に駐車場、エントランス、商業施設、2階にフードホール、商業施設、3階にコンコース、商業施設、4階にブロンズスイート、ダイヤモンドBOX、5階にプラチナBOX、6階に温浴施設、サウナ、プール、ジャグジー、ジム、エステ、家族風呂、7階にホテルフロント、レストラン、テラス、8階にホテル客室(キャラクタールーム)、9階~12階にホテル客室、13階にホテル客室(スイートルーム)、クラブラウンジ、ライブレストラン、14階にレストラン、BAR、ライブレストランが入ります。「アリーナ・サブアリーナ棟」 にアリーナ、オフィス棟「STADIUM CITY NORTH(スタジアムシティノース)」 の1階~3階に商業施設、4階に大学院「長崎大学大学院 (情報データ科学分野)」、5階~9階にオフィス、10階~11階にコワーキングスペース、「駐車場棟」 に駐車場が入っています。
建築主は株式会社ジャパネットホールディングス、企画運営は株式会社リージョナルクリエーション長崎、設計は基本設計が株式会社環境デザイン研究所、株式会社安井建築設計事務所、実施設計は長崎スタジアムシティプロジェクト設計共同企業体、施工はⅠ工区が株式会社竹中工務店、Ⅱ工区が戸田建設株式会社、Ⅲ工区が戸田建設株式会社、Ⅳ工区が松尾建設株式会社です。着工は2022年6月26日、竣工は2024年9月6日、グランドオープンは2024年10月14日となっています。
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称
長崎スタジアムシティ スタジアム名:PEACE STADIUM Connected by SoftBank (ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク) アリーナ名:「HAPPINESS ARENA (ハピネスアリーナ)」 ホテル名:STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI (スタジアムシティホテル長崎) 商業施設名:STADIUM CITY SOUTH (スタジアムシティサウス) オフィス名:STADIUM CITY NORTH (スタジアムシティノース)
計画名
長崎スタジアムシティプロジェクト/長崎・幸町工場跡地活用事業 Ⅰ工区:スタジアム棟・ホテル棟・商業棟 Ⅱ工区:アリーナ・サブアリーナ棟 Ⅲ工区:オフィス棟 Ⅳ工区:駐車場棟
所在地
長崎県長崎市幸町86番21、105番1、茂里町8番1 Ⅲ工区:長崎県長崎県長崎市幸町6番12
用途
サッカースタジアム、アリーナ、商業施設、ホテル、オフィス、教育施設、駐車場など
階数
ホテル棟:地上14階 スタジアム:地上6階 アリーナ:地上6階 オフィス棟:地上12階 駐車場棟:地上6階
高さ
ホテル棟∶59.645m (工作物の高さ:63.825m) オフィス棟∶約55m
構造
ホテル棟:鉄骨造 スタジアム:鉄筋コンクリート造、鉄骨造 アリーナ:鉄骨造 オフィス棟:鉄骨造 (柱CFT構造) 駐車場棟:鉄骨造
基礎工法
ー
客室数
243室
敷地面積
74,752.78㎡ Ⅰ工区~Ⅲ工区(南敷地):68,737.30㎡ Ⅳ工区 (北敷地):6,015.48㎡
建築面積
44,734.55㎡
延床面積
193,812.31㎡ ホテル棟:47,574.85㎡ (47,586㎡) スタジアム:34,780㎡ アリーナ:27,396.15㎡ (22,263㎡) オフィス棟:28,693㎡
着工
2022年6月26日
竣工
2024年9月6日
建築主
株式会社ジャパネットホールディングス 企画運営:株式会社リージョナルクリエーション長崎
設計
基本設計:株式会社環境デザイン研究所、株式会社安井建築設計事務所 実施設計:長崎スタジアムシティプロジェクト設計共同企業体 Ⅰ工区:株式会社竹中工務店、株式会社環境デザイン研究所、株式会社安井建築設計事務所 Ⅱ工区:戸田建設株式会社、株式会社環境デザイン研究所、株式会社安井建築設計事務所 Ⅲ工区:戸田建設株式会社、株式会社環境デザイン研究所、株式会社安井建築設計事務所 Ⅳ工区:松尾建設株式会社、株式会社環境デザイン研究所、株式会社安井建築設計事務所 ICTプロジェクトマネジメント:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 コンストラクションマネジメント:株式会社三菱地所設計
施工
Ⅰ工区:株式会社竹中工務店 Ⅱ工区:戸田建設株式会社 Ⅲ工区:戸田建設株式会社 Ⅳ工区:松尾建設株式会社
最寄駅
JR西九州新幹線、長崎本線「長崎」駅、JR長崎本線「浦上」駅、長崎電気軌道本線「銭座町」電停、「宝町」電停
備考
▼施設構成 🔻スタジアム棟・ホテル棟・商業棟 1階:駐車場、エントランス、商業施設 2階:フードホール、商業施設 3階:コンコース、商業施設 4階:ブロンズスイート、ダイヤモンドBOX 5階:プラチナBOX 6階:温浴施設、サウナ、プール、ジャグジー、ジム、エステ、家族風呂 7階:ホテルフロント、レストラン、テラス 8階:ホテル客室(キャラクタールーム) 9階~12階:ホテル客室 13階:ホテル客室(スイートルーム)、クラブラウンジ、ライブレストラン 14階:レストラン、BAR、ライブレストラン*商業施設「STADIUM CITY SOUTH (スタジアムシティサウス)」 :商業棟 1階~3階_約80店舗*ホテル「STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI (スタジアムシティホテル長崎)」 :ホテル棟 1階~14階_243室*スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank (ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク)」 :スタジアム棟_約20,000席 🔻アリーナ・サブアリーナ棟・エネルギーセンター棟 アリーナ「HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)」_約6,000席 🔻オフィス棟 1階~3階:商業施設 4階:大学院「長崎大学大学院 (情報データ科学分野)」 5階~9階:オフィス 10階~11階:コワーキングスペース 🔻駐車場棟 駐車場 グランドオープン:2024年10月14日
位置図
標識
配置図
*現地にて撮影
断面図
出典:国土交通省
イメージパース
出典:株式会社ジャパネットホールディングス/国土交通省
▼PEACE STADIUM Connected by SoftBank (ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク)
出典:株式会社ジャパネットホールディングス
▼STADIUM CITY HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)
出典:株式会社ジャパネットホールディングス
▼STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI (スタジアムシティホテル長崎)
出典:株式会社ジャパネットホールディングス
▼STADIUM CITY SOUTH (スタジアムシティサウス)
出典:株式会社ジャパネットホールディングス
▼STADIUM CITY NORTH (スタジアムシティノース)
出典:株式会社ジャパネットホールディングス
南側から見た長崎スタジアムシティの全景です。長崎スタジアムシティは、三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地の再開発として建設された大型複合施設です。ジャパネットホールディングスが事業主となり、グループ会社のリージョナルクリエーション長崎が企画・運営を担う、総事業費約1,000億円規模の純民間プロジェクトとして2024年10月14日にグランドオープンしました。「スポーツ・エンターテインメント・ホテル・商業・オフィス」が一体となった新たなまちづくりを実現し、長崎県内外から多くの来場者を呼び込む交流拠点として整備されています。
南東側から見た長崎スタジアムシティの全景です。施設内には約20,000席のサッカー専用スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」、約6,000席の多目的アリーナ「HAPPINESS ARENA」、243室を備えるホテル「STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI」、大型商業施設「STADIUM CITY SOUTH」、長崎県最大級の賃貸オフィス「STADIUM CITY NORTH」が集積しています。スポーツ観戦だけでなく、音楽ライブやイベント、ショッピング、宿泊、ビジネスまで多彩な目的で利用できる複合施設となっており、年間を通じて賑わいを創出する長崎の新たなランドマークとして大きな注目を集めています。
西側から見た長崎スタジアムシティの全景です。
北東側、スタジアムシティノース電停から見た長崎スタジアムシティの全景です。
PEACE STADIUM Connected by SoftBank (ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク)
ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクは、約20,000人を収容するサッカー専用スタジアムで、Jリーグ・V・ファーレン長崎の新たなホームスタジアムです。スタジアム最大の特徴は、ピッチと観客席との距離をJリーグ規定の最短となる約5mまで縮めた設計にあり、選手の迫力あるプレーを間近で体感できる臨場感あふれる観戦環境を実現しています。また、全席にドリンクホルダーを設置し、座席幅も最大約60cmを確保するなど、快適性にも配慮されています。
ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクは、日本初となるホテル一体型スタジアムとして整備されており、ホテル客室やレストラン、プール、サウナなどからピッチを眺められることも大きな魅力です。試合がない日にはコンコースや観客席の一部を一般開放するなど、市民が日常的に利用できる開かれた施設として運営されています。2024年10月にはV・ファーレン長崎のホームゲームや福山雅治さんによるこけら落としライブが開催され、スポーツとエンターテインメントを融合した新たなスタジアムの姿を全国へ発信しています。
色合いの異なる座席を組み合わせ、PEACEの文字が浮かび上がっています。
PEACE STADIUM Connected by SoftBankでは、民間主導のプロジェクトならではの自由な発想を活かし、臨場感と快適性を両立した多彩な座席を整備されています。V・ファーレン長崎のホームゲーム開催時には、「熱狂V・ファーレンシート」「V・ファーレンシート」「熱狂ビジターシート」「SS席」「S席」「A席」「B席」など、観戦スタイルに応じて選べる席種が用意されています。
ホームゴール裏には、応援の中心となる「熱狂V・ファーレンシート」(約2,500席)と「V・ファーレンシート」(約1,800席)が配置され、サポーターの一体感あふれる応援を演出します。一方、ビジターゴール裏には「ゴール裏席」(約4,500席)が設けられ、アウェイサポーターも熱気ある観戦を楽しめます。
メインスタンドとバックスタンドの中央には、試合全体を見渡しやすいSS席(約1,400席)、S席(約650席)、A席(約6,300席)を配置。さらにスタンドのコーナー部にはB席(約1,100席)が設けられ、予算や観戦スタイルに応じて幅広い選択肢を提供します。また、各スタンド中央には車椅子対応席(100席)も整備され、誰もが快適に試合観戦できる環境が確保されています。
一般席に加え、スタジアムにはプレミアムシートも充実しています。ピッチサイドに近いプレイヤーズスイート(124席)をはじめ、ダイヤモンドBOX(108席)、プラチナBOX(172席)、ブロンズスイート(417席)、最上階のクライナースカイシート(90席)など、多彩なホスピタリティエリアを備え、特別な観戦体験を提供しています。
スタジアムコンコース部分の様子です。新スタジアムは日本で最もピッチに近い最短約5mという圧倒的な近さを全方向で実現した日本初のスタジアムで、選手の迫力あるプレーを間近で体感できます。全席にはドリンクホルダーを備え、座席幅は最大60cmとゆとりある設計を採用。大型ビジョンはどの席からも見やすいよう対角線上に2基設置され、さらに全席が屋根で覆われているため、雨天時でも快適な観戦環境が確保されています。こうした設備により、臨場感と快適性を兼ね備えた新しいサッカー観戦体験を実現しています。
ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクの座席配置図です。
南側の浦上川側の大階段・エントランスです。
ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクのロゴです。
ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクのエントランス部分、南西広場の様子です。
南西広場から南広場にかけて、スタジアム「ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク」と商業施設「スタジアムシティサウス」の間には大屋根が設置されています。
大屋根です。大屋根は、2本の上弦材と1本の下弦材による三角形断面の鉄骨片持ちトラス構造を採用しています。スタンド外周のバックステイが片持ち構造の反力を支え、さらにスタンドと屋根トラスをブレースとオイルダンパーを備えた方杖で接続することで、地震時の屋根の揺れを抑制しています。これにより、スタンド全体を覆う大屋根による快適で安全な観戦環境を実現しています。
STADIUM CITY HAPPINESS ARENA (ハピネスアリーナ)
東側から見たSTADIUM CITY HAPPINESS ARENA (ハピネスアリーナ)の様子です。ハピネスアリーナは、約6,000席を備える多目的アリーナで、プロバスケットボールクラブ・長崎ヴェルカのホームアリーナとして整備されました。
当初の再開発計画には含まれていませんでしたが、長崎ヴェルカの発足を契機に計画へ追加され、B.LEAGUE PREMIERの基準を満たす最新鋭アリーナとして完成しています。イベント内容に応じて客席配置や舞台設備を変更できる可変型施設であり、バスケットボールだけでなくバレーボールやハンドボール、コンサート、展示会など幅広い用途に対応しています。
館内にはVIPルームや大型映像装置を備え、全席にドリンクホルダー付きの快適な観客席を採用するなど、観戦環境も充実しています。また、サブアリーナやクラブハウス、屋上スポーツコートも整備されており、競技利用から地域イベントまで多彩なニーズに対応可能です。開業後はBリーグ公式戦をはじめ、大相撲長崎場所やアイスショー、コンサートなど様々なイベントが開催されており、長崎県を代表する新たなエンターテインメント拠点として活用されています。
アリーナとサブアリーナ(クラブハウス)の様子です。
南側から見たハピネスアリーナの様子です。
ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクとハピネスアリーナの間にある北広場の様子です。
南側から見たハピネスアリーナの様子です。
STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI (スタジアムシティホテル長崎)
スタジアムシティホテル長崎は、スタジアムと一体化した地上14階、客室数243室のホテルです。客室の約7割がスタジアム側に面する「スタジアムビュー」となっており、試合やイベントを客室から観戦できる日本初のサッカースタジアム一体型ホテルとして建設されました。残る客室は長崎市街地や稲佐山方面を望む眺望が楽しめるシティビューとなっており、スポーツ観戦だけでなく観光や宿泊需要にも対応しています。
ホテル内にはスタジアムを望むプールやサウナ、天然温泉、大浴場、フィットネスジム、スパをはじめ、多彩なレストランやバー、会員制レストランなど充実した付帯施設を備えています。さらに、スタジアム上層部の一部は試合開催時に観客席として活用されるほか、宿泊と観戦を両立できる特別仕様のボックスルームも設けられています。ホテルからスタジアムやアリーナ、商業施設へ館内を通じて直接アクセスできる動線も整備されており、施設全体がシームレスにつながる新しい滞在体験を提供しています。
南側から見たスタジアムシティホテル長崎の様子です。
北側から見たスタジアムシティホテル長崎の様子です。
客室部分の様子です。座りながら観戦が可能なガラス手摺のバルコニーが設けられています。
付帯施設は、食の魅力とウェルネス機能を兼ね備えた充実のラインアップとなっています。館内には、イノベーティブフレンチ「LES CINQ SENS」、イタリア料理「Al Porto NAGASAKI」、創作和食・寿司・天ぷらを提供する「JAPANESE DINING 洵」、モダンアメリカン「THE CLUB NAGASAKI」、オーセンティックバー「THE BAR NAGASAKI」をはじめ、会員制の「WAGYUMAFIA NAGASAKI」「SUSHIMAFIA NAGASAKI」、焼肉店「YAKINIKUMAFIA NAGASAKI」、長崎名物ちゃんぽんを味わえる「MASHI NO MASHI NAGASAKI」、日本酒バー「YATCHABAR」、ブルワリーレストラン「THE STADIUM BREWS NAGASAKI」、カフェダイニング「CAFĒS & DINERS VERDE」など、多彩なレストラン&バーを備えています。
さらに、ホテル6階にはスタジアムを一望できるアクティビティ&リラクゼーションエリアを設置。サッカースタジアムを望む屋内プールや半露天ジェットバス、オートロウリュ付き高温サウナや低温サウナ、水風呂を備えたサウナエリア、24時間利用可能なフィットネスジムに加え、地下約1,500mから湧出する天然温泉を利用した大浴場や貸切の家族風呂を完備しています。
天然温泉はアルカリ性単純硫黄温泉で、美肌の湯としても知られ、滞在中の疲れを癒やす上質なリラクゼーション空間を提供しています。また、エステサロン「Spring Tree Spa」、ブライダル施設、各種宴会や会議に対応するバンケットも備え、宿泊だけでなく記念日やビジネス利用など幅広いニーズに応えるホテルとなっています。
スタジアムシティホテル長崎の高層部分の様子です。
南東側から見たスタジアムシティホテル長崎の様子です。
スタジアムシティホテル長崎のエントランスです。
北東側から見たスタジアムシティホテル長崎の様子です。
*現地にて撮影
スタジアムシティホテル長崎のフロア構成です。
2階フードホールのエントランスです。
フードホールの内観です。
スタジアムコンコースに面した場所にも商業施設が入っています。
STADIUM CITY SOUTH (スタジアムシティサウス)
スタジアムシティサウスは、スタジアム南側に位置する大型商業施設で、飲食・物販・アミューズメントなど約80店舗が集積する複合商業棟です。長崎初出店や九州初進出となる店舗に加え、長崎スタジアムシティ直営の飲食店も多数出店し、スポーツ観戦やイベント開催時だけでなく、日常的にも利用できる地域密着型の商業施設として整備されています。施設内には屋内型スポーツエンターテインメント施設や温浴施設なども導入され、多様な世代が一日中楽しめる空間となっています。
南西側から見たスタジアムシティサウスの様子です。
北西側から見たスタジアムシティサウスの様子です。
南東側から見たスタジアムシティサウスの様子です。
*現地にて撮影
スタジアムシティサウスのフロア構成です。
スタジアムシティサウスの商業施設です。
スタジアムやホテル、アリーナとは2階・3階のデッキやコンコースを介してシームレスにつながり、試合やコンサート開催時には各施設を回遊しながら食事や買い物を楽しめる動線が確保されています。また、日本初となるスタジアム上空を横断するジップラインの発着地点の一つでもあり、スポーツ観戦だけではない新たなエンターテインメント体験を提供しています。長崎観光の新たな目的地としても期待されており、地域の賑わい創出や交流人口の拡大に大きく貢献する施設となっています。
スタジアムシティサウスとピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクの間に広がる広場の様子です。
スタジアムシティサウスの屋上デッキから見た景色です。
長崎スタジアムシティでは、日本初となるサッカースタジアム上空を滑走するジップラインを体験できます。スタート地点は「スタジアムシティノース」12階、ゴールは「スタジアムシティサウス」7階で、ピッチ上空を横断しながら長崎港や稲佐山などの景色を一望できます。
ジップラインは、景色を楽しみやすい「着座型」と、うつ伏せ姿勢でスリルを味わえる「スーパーマン型」の2種類を用意。さらに、360度カメラによる動画撮影サービスも利用でき、滑走中の様子を思い出として残せます。
屋上キッズコーナーの「こども知育広場」です。
屋上にある「足湯エリア」です。
長崎を一望でき、7:00〜23:00に無料開放されています。
稲佐山方面の景色です。山の斜面に住宅街が広がる長崎らしい光景を望めます。
STADIUM CITY NORTH (スタジアムシティノース)
南西側から見たスタジアムシティノースの様子です。スタジアムシティノースは、地上11階、高さ約55m、延床面積約28,600㎡を誇る長崎県最大級の賃貸オフィスです。「働く・学ぶ・交流する」をコンセプトに整備され、基準階貸室面積約2,190㎡、総貸床面積約13,300㎡を備えるほか、コワーキングスペース「WORK@NAGASAKI」や共用ラウンジ、貸会議室なども設けられています。スタジアムや商業施設と一体化した環境の中で、スポーツやエンターテインメントに触れながら働く新しいワークスタイルを提案するオフィスとなっています。
南側から見たスタジアムシティノースの様子です。
外観は、白いスパンドレルと横連窓を基調とし、外壁には大小さまざまな張り出しやセットバックをランダムに配置した、立体感あふれる個性的なデザインとなっています。
南東側から見たスタジアムシティノースの様子です。
北東側から見たスタジアムシティノースの様子です。
エントランスの様子です。
スタジアムシティノースに入る商業施設「ジャパレクラボ」は、長崎スタジアムシティ内にあるジャパネットたかた唯一の実店舗です。テレビや掃除機、炊飯器などの人気商品をはじめ、ホテルで使用されている寝具やアメニティなど約70~80点が展示されています。来店者は商品を実際に手に取り、スタッフの説明を受けながら性能や使い勝手を確認でき、気に入った商品はその場で購入することも可能です。通販では伝わりにくい商品の魅力を体感できる店舗として、通販事業との相乗効果を担っています。
オフィスには長崎大学大学院情報データ科学分野をはじめ、トランスコスモス、SBエンジニアリング、TOPPAN、三井住友海上火災保険など、多様な企業や研究機関が入居しています。オフィススペックは基準階面積が662.47坪(2,190㎡)、床荷重が500kg/㎡、建物は72時間対応の非常用電源や特別高圧受電、耐震構造、浸水対策など高いBCP性能を備え、企業活動を支える安心・安全な環境を確保しています。企業同士の交流や共創を促進する施設としても位置付けられており、新産業の創出や地域経済の活性化を支える新たなビジネス拠点として期待されています。
入居企業一覧です。
車寄せと車路です。
スタジアムシティノースとピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンクの間に位置する北広場へ至る大階段です。
スタジアムシティノースの東側広場の様子です。
駐車場棟
駐車場棟です。収容台数は、立体駐車場が864台、商業棟駐車場が70台の計934台、バイク収容台数は176台わ自転車収容台数62台となっています。
長崎スタジアムシティは、スポーツ施設を整備するだけではなく、地域創生を目的としたまちづくりプロジェクトとして推進されました。人口減少や若年層の県外流出といった地域課題の解決を目指し、ホテル運営やイベント企画、商業施設、飲食、施設管理など幅広い分野で約1,000人規模の雇用創出を計画していました。
企業や大学、行政との連携を強化し、オフィスへの企業誘致や研究機関の集積を進めることで、新たなビジネスやイノベーションの創出を目指したものとなっています。イベント開催による観光需要の拡大や商業施設への来訪促進など、地域経済への波及効果も大きく期待されており、スポーツを核とした地方創生モデルとして全国から注目を集めています。
長崎スタジアムシティは、JR「浦上」駅から徒歩約8分、JR「長崎」駅から徒歩約10~15分の立地に位置し、長崎電気軌道「スタジアムシティノース」電停や複数の路線バスも利用できる交通利便性の高い複合施設です。スタジアム、アリーナ、ホテル、商業施設、オフィスが一体となり、それぞれを屋内デッキやコンコースで結ぶことで、天候に左右されにくい快適な回遊空間を実現しています。スポーツ観戦やイベント参加だけでなく、宿泊や買い物、食事、ビジネスまで一つの街の中で完結できる都市型複合施設として整備されています。
今後は、V・ファーレン長崎や長崎ヴェルカの公式戦に加え、国内外のアーティストによるコンサート、大規模展示会、スポーツ大会など、多彩なイベントの開催が予定されています。観光拠点としての役割だけでなく、企業誘致や産学連携、地域コミュニティ形成の場としても機能し、年間を通じて多くの人々が訪れる交流拠点へと発展していくことが期待されています。長崎スタジアムシティは、スポーツ・エンターテインメント・ビジネス・観光を融合した全国でも先進的なまちづくりのモデルケースとなりそうです。
最終更新日:2026年6月28日