グランドシティタワー池袋は、東京都豊島区南池袋二丁目で建設中の地上52階、地下2階、高さ190m、総戸数878戸の超高層タワーマンションです。立地は、JR「池袋」駅の南東約700m、豊島区役所などの入る「としまエコミューゼタウン」の東側一帯に位置しています。
再開発区域内は、狭あいな道路や密集した戸建て住宅、低未利用地が存在し、歩道や広場、公園といった公共空間の未整備などの課題を有しながらも、交通利便性が高く周辺地区における活発な開発動向により、今後さらなるまちづくりの進展が見込まれる地区となっていました。再開発事業に伴い、池袋副都心に隣接した立地特性を活かして、副都心や区庁舎と連携した賑わいのある街並みと、災害に強く、安全・安心に住み続けられる価値の高い住環境の整備を図るものとされています。
配置計画は、南北に長い再開発区域を南北に分け、北棟(Ⅰ-Ⅰ街区)、南棟(Ⅰ-Ⅱ街区)が建設されます。北側に地上52階、地下2階、高さ190m、総戸数878戸の北棟(Ⅰ-Ⅰ街区)と、南側に地上47階、地下2階、高さ185m、総戸数620戸の南棟(Ⅰ-Ⅱ街区)から構成される総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションとなります。
低層部分の1、2階部分には、商業施設や生活支援施設、文化・交流施設等が配置され、多世代の賑わいや交流空間が創出されます。北棟・南棟それぞれの高層部分にはファミリー向けの住戸を中心とした都市型住宅を整備し、新しい都市コミュニティの形成と多世代にわたる多様な交流を促進するものとされています。また、 北棟の低層部分の1~3階には業務施設を配置し、公共施設等の導入を図る計画となっています。敷地内には北側広場や南側広場、環状5の1号線沿道に広場が設けられ、オープンスペースの確保がさなれるほか、東京メトロ有楽町線東池袋駅に直結する地下鉄連絡通路や地下広場の整備も行われます。
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区)となる「グランドシティタワー池袋」は、専有面積が45.44㎡~104.03㎡、間取りが1LDK~3LDKとなり、共用施設には地下2階にグランドホワイエ、エントランスホール、ラウンジ、フィットネスルーム、スタジオ、テレワークラウンジ、スタディルーム、キッズ&ペアレンツルーム、地下1階にコーチエントランスホール、地上1階にグランドエントランスホール、ラウンジ、コンシェルジュカウンター、4階にゲストルーム、30階にスカイラウンジ・パーティールームが入ります。
建築主は南池袋二丁目C地区市街地再開発組合、参加組合員は住友不動産株式会社、野村不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、売主は住友不動産株式会社、三井住友信託銀行株式会社、設計はINA・清水・前田設計共同企業体、施工は清水・前田建設共同企業体です。着工は2022年4月上旬、竣工は2025年12月下旬となっています。
出典・引用元
・グランドシティタワー池袋 公式サイト
・豊島区 市街地再開発事業(南池袋二丁目C地区)
・南池袋二丁目C地区市街地再開発組合
・東京都 南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業
・南池袋二丁目C地区市街地再開発組合/住友不動産/野村不動産/独立行政法人都市再生機構 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工
・住友不動産/野村不動産/独立行政法人都市再生機構「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」組合設立
・内閣府 国家戦略特区 資料8 南池袋二丁目C地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:グランドシティタワー池袋 公式サイト
概要
| 名称 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):グランドシティタワー池袋 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):プラウドタワー池袋 |
| 計画名 |
南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 |
| 所在地 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):東京都豊島区南池袋二丁目100番 他 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):東京都豊島区南池袋二丁目101番 他 |
| 用途 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校 |
| 階数 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):地上52階、地下2階、塔屋1階 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):地上47階、地下2階、塔屋1階 |
| 高さ |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):190m(事業計画書:189.480m) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):185m(事業計画書:181.650m) |
| 構造 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 制振構造(壁型粘弾性方式制震装置、TRCダンパー) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 免震構造(デュアルレイヤー免震システム) |
| 基礎工法 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):場所打ちコンクリート杭 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):現場造成杭 |
| 総戸数 |
1,498戸 北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):878戸(非分譲住戸105戸・その他住戸30戸含む、その他店舗2区画、事務所2区画) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):620戸 (非分譲住戸82戸含む) |
| 敷地面積 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):8,761.09㎡ 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):6,305.98㎡ |
| 建築面積 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):5,396.43㎡ 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):3,100㎡ |
| 延床面積 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):112,127.04㎡ 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):75,200㎡ |
| 着工 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):2022年4月上旬 (2022年10月/起工式:2022年9月30日) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):2022年4月上旬 |
| 竣工 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):2025年12月下旬(ニュースリリース:2026年3月/公式サイト:2027年4月中旬) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):2026年11月中旬 (標識:2025年12月下旬) |
| 建築主 |
南池袋二丁目C地区市街地再開発組合 参加組合員:住友不動産株式会社、野村不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構 売主(グランドシティタワー池袋):住友不動産株式会社、三井住友信託銀行株式会社 売主(プラウドタワータワー池袋):野村不動産株式会社、三井住友信託銀行株式会社 |
| 設計 |
INA・清水・前田設計共同企業体 事業推進コンサルタント:ポリテックエイディディ、INA新建築研究所共同企業体 設計施工等業務一括受託者:清水・前田建設共同企業体 |
| 施工 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):清水・前田建設共同企業体 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):清水・前田建設共同企業体 設計施工等業務一括受託者:清水・前田建設共同企業体 |
| 最寄駅 |
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅、JR、東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道「池袋」駅、都電荒川線「都電雑司ヶ谷」電停 |
| 備考 |
専有面積:45.44㎡~104.03㎡ 間取り:1LDK~3LDK 共用施設:グランドホワイエ、エントランスホール、ラウンジ、フィットネスルーム、スタジオ、テレワークラウンジ、スタディルーム、キッズ&ペアレンツルーム、コーチエントランスホール、グランドエントランスホール、ラウンジ、コンシェルジュカウンター、ゲストルーム、スカイラウンジ・パーティールーム
▼施設構成 🔻北棟 地下2階:機械室、地下通路等 地下1階:駐車場、バイク置き場、ゴミ置場等 地上1階:店舗 1階~3階:公共公益施設 3階:事務所 1階~5階:駐輪場 4階~R階:住宅 PH階:塔屋
🔻南棟 地下2階:機械室 地下1階:駐車場、バイク置き場、ゴミ置場 地上1階:子育て支援施設 1階~2階:店舗 1階~3階:文化・交流施設 4階:駐輪場 5階~R階:住宅 PH階:塔屋 |
位置図
標識
▼北街区:グランドシティタワー池袋
▼南街区:プラウドタワー池袋
配置図
出典∶内閣府
断面図
▼北街区:グランドシティタワー池袋
出典∶豊島区
▼南街区:プラウドタワー池袋
出典∶豊島区
イメージパース
▼北街区:グランドシティタワー池袋
出典:グランドシティタワー池袋 公式サイト
▼街区全体
出典∶内閣府
2026年1月建設状況
北西側から見た建設中のグランドシティタワー池袋の様子です。
グランドシティタワー池袋は、敷地面積約8,700㎡という大規模な敷地を活かし、都市と緑、人と街をつなぐランドスケープ計画が特徴です。高層タワーを「大樹」に、地上広場を「大地」に見立てたコンセプトのもと、象徴的なアートオブジェや、周辺の並木道と連続するクスノキを中心とした街路樹が配置されます。
建設中のグランドシティタワー池袋の低層基壇部の様子です。
建物の南北には大きなウェルカムガーデンを設け、西側には幅約4mの並木空間を確保することで、ゆとりある歩行環境を実現しています。歩車分離動線を採用することで、歩行者の安全性にも配慮されています。敷地内にはクスノキ、タブノキ、トチノキ、シラカシなど多様な樹種を配置し、季節の移ろいを感じられる緑のネットワークを形成しています。南側のウェルカムガーデンには木陰のベンチを設け、地域に開かれた憩いの場として、街区の新たな顔となる空間を創出しています。
外壁には複数種類のガラスを用い、マリオンによる分節デザインによってシャープな印象を強調しています。頭頂部には約2層分の大きなガラスカーテンウォールを配置し、池袋の空を象徴するスカイラインを描きます。基壇部は、ガラスや植栽、屋上緑化を組み合わせた開放的なパブリックスペースとし、街に賑わいや潤いをもたらします。低層階から高層階へと繊細なグラデーションを描くガラス素材により、時間帯や天候によって異なる表情を見せる都市景観を演出しています。
西側から見上げた建設中のグランドシティタワー池袋の様子です。
西側から見た建設中のグランドシティタワー池袋の低層基壇部の様子です。
南西側低層基壇部、北街区と南街区を結ぶブリッジ部分の様子です。
西側、環状第5の1号線へも歩行者デッキの建設が行われるようで、デッキ部分が飛び出した状態となっていました。
南西側から見た建設中のグランドシティタワー池袋の様子です。
グランドシティタワー池袋の環境性能面では、「ZEH-M Oriented」を取得しており、断熱性能の向上や高効率設備の導入により、共用部を含む住棟全体で一次エネルギー消費量を20%以上削減する省エネルギー性能を目指しています。また、構造面では国土交通大臣認定の超高層マンションとして構造性能評価を取得し、溶接閉鎖型帯筋の採用や高強度コンクリートの使用などにより、高い耐震性と耐久性を確保しています。
2、3階部分には公共公益施設が配置されます。
外観デザインは、ダークグレーと白の外装を用いたコントラストと、バルコニー手摺に透明もしくはダークグリーンのガラス手摺を採用したものとなっています。
出典∶グランドシティタワー池袋 公式サイト
グランドシティタワー池袋は、東京メトロ東池袋駅と地下通路で直結しており、高い交通利便性を誇ります。地上および地下には迎賓性の高いエントランス空間を設け、都市の喧騒から住空間へと自然に切り替わる動線計画が採用されています。1階には2層吹抜のグランドエントランスホールやラウンジ、コンシェルジュカウンターを配置しています。地下1階にはコーチエントランスや駐車場を整備し、地下2階にはフィットネスルーム、テレワークラウンジ、スタディルーム、キッズ&ペアレンツスペースなど、多様なライフスタイルに対応する共用施設を集約しています。
出典∶グランドシティタワー池袋 公式サイト
出典∶グランドシティタワー池袋 公式サイト
さらに、4階にはコンセプトの異なるゲストルームを設け、30階には池袋の眺望を楽しめるスカイラウンジとパーティルームを配置しています。エレベーターホールから各住戸までをつなぐ内廊下は、ホテルライクな設計とし、快適性、防犯性、静粛性の向上を図っています。単身者からファミリー層まで、幅広い居住ニーズに応える都市型レジデンスとなっています。
南東側から見た建設中のグランドシティタワー池袋の様子です。
北東側から見た建設中のグランドシティタワー池袋の様子です。
北側から見た建設中のグランドシティタワー池袋の様子です。
建設中のグランドシティタワー池袋とプラウドタワー池袋の様子です。両棟はマンション名こそ異なるものの、南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業という再開発事業により建設が進むツインタワーマンションとなります。
最終更新日:2026年1月31日