中央大学 駿河台キャンパス

中央大学駿河台キャンパスは、東京都千代田区神田駿河台3丁目に建つ地上20階、地下1階、高さ91.38mの超高層ビルです。立地は、JR「御茶ノ水」駅の南側、西側を御茶の水仲通り、東側を日本大学タワー・スコラに挟まれた場所に位置しています。

長年にわたり本学の教育・研究、卒業生や教職員の交流、地域社会への知的貢献の場として機能してきた「駿河台記念館」を建て替え、2023年4月に新たに開校しました。新キャンパスには、専門職大学院である法務研究科（ロースクール）および戦略経営研究科（ビジネススクール）が移転し、都心におけるプロフェッショナル人材の育成拠点として再出発を遂げています。「経営のわかる法律家」「法律のわかる経営者」の育成を目指す教育体制を整備し、法曹界・実業界からの期待に応えるとともに、茗荷谷キャンパス（法学部）、後楽園キャンパス（理工学部）、市ヶ谷田町キャンパス（国際情報学部）と連携し、文理融合型の高度な教育・研究を都心で展開していることが特徴です。

外観デザインは、かつての駿河台校舎3号館を想起させる縦基調のデザインで、中央大学の未来を象徴するような軽やかで上昇感あるファサードとなっており、学生・卒業生・教職員が親しみを持って集える場としての新たな価値が加わっています。また、卒業生で構成される学員会の本部機能も引き続き備え、母校中央大学のさらなる発展と興隆を支える象徴的なキャンパスとして、多様な交流と創造の場としての役割を担い続けています。

施設構成は、地下1階に倉庫、地上1階にエントランス等、2階にラウンジ、3階に機械駐車場、4階に大教室（大会議室）、5階に模擬法廷・教室、6階〜11階に教室・演習室・自習室、12階に専門職大学院図書室、13階に教務総合受付、14階〜15階に教員研究室、16階に教員研究室・研究室受付、17階に教員研究室、18階に学員会・役員室、19階にカフェテリア・白門サロン、20階に屋上となります。

建築主は学校法人中央大学、設計は株式会社日建設計、施工は大成建設株式会社です。着工は2020年12月、竣工は2023年1月となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況

概要

名称	中央大学駿河台キャンパス
計画名	中央大学 (仮称)駿河台記念館建替計画
所在地	東京都千代田区神田駿河台3丁目11番5
用途	学校
階数	地上20階、地下1階、塔屋1階
高さ	91.38ｍ
構造	鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
基礎工法	場所打ちコンクリート杭
敷地面積	1,943.77㎡
建築面積	981.52㎡
延床面積	15,639.53㎡
着工	2020年12月
竣工	2023年1月竣工式：2023年2月1日
建築主	学校法人中央大学
設計	株式会社日建設計
施工	大成建設株式会社
最寄駅	JR中央・総武線(各駅停車)、中央線(快速)、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅、都営地下鉄新宿線「小川町」駅、東京メトロ丸ノ内線「淡路町」駅
備考	▼施設構成地下1階：倉庫地上1階：エントランス等 2階：ラウンジ 3階：機械駐車場 4階：大教室（大会議室） 5階：模擬法廷・教室 6階〜11階：教室、演習室、自習室 12階：専門職大学院図書室 13階：教務総合受付 14階〜15階：教員研究室 16階：教員研究室、研究室受付 17階：教員研究室 18階：学員会、役員室 19階：カフェテリア、白門サロン 20階：屋上