綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業は、神奈川県横浜市港北区綱島東1丁目に建設される地上27階、地下1階、南棟高さ100m以下、北棟高さ30m以下、総戸数約350戸から構成される超高層タワーマンションです。
立地は、東急東横線「綱島」駅と東急新横浜線「新綱島」駅に挟まれ、東側を綱島街道に面した区域に位置しています。再開発区域内は、歩道が十分整備されていない道路が多いほか、低未利用地及び老朽化した建物が多く、新駅隣接地として十分な土地活用がなされていない状況が課題とされています。そのため、再開発事業により歩行者空間及び駅前広場の整備、商業・業務・都市型住宅の集積により、拠点機能と利便性を向上させるとともに、新綱島駅周辺との連絡性、回遊性の向上を目的に綱島街道横断デッキの整備が行われるものとされています。
施設構成は、「南棟」の低層部分に商業施設及び業務施設、中高層部分に共同住宅、「北棟」に商業施設及び業務施設、北棟と南棟をデッキ通路で結ぶほか、北棟、南棟間には駅前広場・交通広場も整備されます。また、更に綱島街道直上に「綱島街道横断デッキ」が2本整備され、新綱島駅側とも直結する見込みとなっています。
建築主は綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合、施行者は横浜市住宅供給公社、建設業務代行者はTMKグループ、設計は基本計画が梓設計です。既存建築物解体着手は2024年度、着工は2025年度、竣工は2028年度となっています。
出典・引用元
・横浜市 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業
・横浜市 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業等の都市計画決定及び変更を行いました~ 綱島駅東口周辺のまちづくり 第2弾 始動 !! ~
・横浜市 綱島駅東口周辺のまちづくり –概要案内-
概要
名称 | 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区綱島東1丁目 |
用途 | 共同住宅、商業施設、業務施設、駐車場等 |
階数 | 地上27階、地下1階 |
高さ | 南棟:100m以下 北棟:30m以下 |
構造 | ー |
基礎工法 | ー |
総戸数 | 約350戸 |
敷地面積 | 施行面積:約0.9ha 約5,000㎡ |
建築面積 | 約3,500㎡ |
延床面積 | 約49,900㎡ |
着工 | 2025年度 既存建築物解体着手:2024年度 |
竣工 | 2028年度 |
建築主 | 綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合 施行者:横浜市住宅供給公社 建設業務代行者:TMKグループ(三井不動産レジデンシャル株式会社、鹿島建設株式会社) |
設計 | 基本計画:梓設計 |
施工 | ー |
最寄駅 | 東急東横線「綱島」駅、東急新横浜線「新綱島」駅 |
備考 | ー |
位置図
区域図
配置図
断面図
イメージパース
現地状況
南東側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
再開発区域はL字形状となっており、この付近が南棟と北棟の間、駅前広場になります。
北側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 南棟の建設地の様子です。
北西側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
北東側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
北西側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 南棟の建設地の様子です。
南西側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
市道綱島第81号線も再開発区域内に位置していますが、西側隣接地は再開発区域外となるようです。
再開発区域西側に位置する東急東横線「綱島」駅です。横浜まで急行で約9分、渋谷まで急行で約22分となっており、乗降客数は87,731人/日となっています。
Google Earth
最終更新日:2024年4月29日