(仮称)大崎コアプロジェクトは、東京都品川区東五反田二丁目で建設中の地上20階、地下2階、高さ104.0mの超高層ビルです。立地は、大崎駅と五反田駅の間、南側を目黒川、北側を地区幹線道路4号に囲まれた一帯の「大崎リバーウォークガーデン」東側の1街区に位置しています。
再開発区域内には、「イマジカ東京映像センター」や「東洋ビル」、「中岡プレス工業」、「三報社印刷五反田営業所」、「大崎マンション」、「新倉工業本社ビル」など約30棟の既存建築物が立地していました。しかし、区域内では築35年以上の老朽建物が約6割を占め、歩道の未整備や狭隘道路の存在など、安全性・防災性に課題を抱えていました。こうした課題を解消するとともに、目黒川に面した立地環境を活かしたまちづくりを推進するため、再開発事業が実施されます。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、魅力と安全性を兼ね備えた複合市街地を形成するほか、目黒川沿いには連続した緑道やオープンスペースを整備し、潤いある都市環境が創出されます。
施設構成は、地下2階~地上1階に駐車場等、地上1階~2階に店舗、1階~20階に事務所、PH1階~PH2階に機械室となります。オフィススペックは、基準階面積が2,562.04㎡(775.02坪)、天井高2,900mm、床荷重500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン:800kg/㎡)、コンセント容量60VA/㎡(将来増設容量40VA/㎡)、OAフロア100mmとなっています。また、付帯共用施設には、シェアオフィス、ホール・会議室、スタジオ・ギャラリー、テラス、車寄せ、食堂が設けられます。
建築主は東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合、参加組合員は東急不動産株式会社、設計は竹中工務店・RIA設計共同企業体、コンサルタント・基本設計は株式会社アール・アイ・エー、施工は株式会社竹中工務店、特定業務代行者は竹中工務店です。着工は2024年4月1日、竣工は2027年2月28日となっています。
出典・引用元
・東急不動産株式会社 東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業の街区名称を「大崎リバーウォークガーデン」に決定
・ブランズタワー大崎 公式サイト
・東五反田二丁目第 3 地区市街地再開発組合/東急不動産株式会社 「東五反田二丁目第 3 地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可について
・東急不動産株式会社 ~大崎・五反田エリア活性化の一翼を担う街づくり~ 「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」 参加組合員予定者協定書の締結について
・東京都 東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合
・品川区 東五反田二丁目第3地区における都市計画の決定ならびに変更
・東急不動産株式会社 (仮称)大崎コアプロジェクト
・品川区 東五反田地区
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:東急不動産株式会社
概要
| 名称 |
(仮称)大崎コアプロジェクト 街区名:大崎リバーウォークガーデン |
| 計画名 |
(仮称)大崎コアプロジェクト/東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業 |
| 所在地 |
業務棟(地名地番):東京都品川区東五反田二丁目700番 住宅棟(地名地番):東京都品川区東五反田二丁目701番 業務棟(住居表示):東京都品川区東五反田2丁目13番 住宅棟(住居表示):東京都品川区東五反田2丁目14番 |
| 用途 |
業務棟:事務所、店舗 住宅棟:共同住宅、保育所 |
| 階数 |
業務棟:地上20階、地下2階、塔屋2階 住宅棟:地上40階、地下1階、塔屋2階 |
| 高さ |
業務棟:100.0m(最高104.0m)/品川区資料:102.890m(軒高:99.390m) 住宅棟:149.8m(最高149.8m)/品川区資料:149.800m(軒高:144.300m) |
| 構造 |
業務棟:鉄骨造 制振構造 住宅棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 制振構造 |
| 基礎工法 |
業務棟:直接基礎 住宅棟:直接基礎 |
| 総戸数 |
389戸 (権利者住戸149戸含む) |
| 敷地面積 |
業務棟:9,208.41㎡ 住宅棟:4,438.64㎡ |
| 建築面積 |
業務棟:4,074.00㎡ 住宅棟:2,111.29㎡ |
| 延床面積 |
業務棟:69,069.00㎡ (東急不動産公式サイト:69,243.25㎡) 住宅棟:43,160.97㎡ |
| 着工 |
業務棟:2024年4月1日 住宅棟:2023年11月1日
既存建築物解体着手:2023年1月10日 |
| 竣工 |
業務棟:2027年2月28日 住宅棟:2027年8月31日 |
| 建築主 |
東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合 参加組合員:東急不動産株式会社 |
| 設計 |
竹中工務店・RIA設計共同企業体 コンサルタント・基本設計:株式会社アール・アイ・エー 実施設計:竹中工務店・RIA設計企業共同体 外観・インテリア・ランドスケープデザイン監修:株式会社ホシノアーキテクツ ランドスケープデザイン:株式会社プレイスメディア |
| 施工 |
株式会社竹中工務店 特定業務代行者:株式会社竹中工務店 |
| 最寄駅 |
JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、りんかい線「大崎」駅、JR山手線、東急池上線、都営浅草線「五反田」駅 |
| 備考 |
▼施設構成 🔻業務棟 地下2階~地上1階:駐車場等 地上1階~2階:店舗 1階~20階:事務所 PH1階~PH2階:機械室
🔻住宅棟 地下1階:駐車場等 地上1階:住宅、保育所等 2階:住宅 3階:駐輪場 4階~40階:住宅 40階~PH2階:機械室 |
位置図
標識
▼業務棟
▼住宅棟
▼解体工事のお知らせ
区域図
出典:東京都
配置図
出典:東京都
立面図
出典:品川区
断面図
出典:東京都
2026年5月建設状況
南東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
「大崎リバーウォークガーデン」は、JR大崎駅と五反田駅の中間に位置する約1.6haの大規模再開発街区であり、公園・住宅棟・業務棟を一体的に整備することで、新たな都市空間を創出するプロジェクトです。開発コンセプトには「ボーダレススタイル」を掲げ、職住近接だけではなく、働く・暮らす・憩う・交流するといった都市機能をシームレスにつなぐ街づくりを目指しているものとされています。
街区名称には、目黒川沿いの遊歩道を豊かな自然とともに楽しみながら、街区全体を“庭”のように自由に使ってほしいという想いが込められています。ロゴデザインでは、公園・住宅棟・業務棟の3敷地を緑で表現し、目黒川とリバーウォークを象徴するラインを組み合わせることで、自然と都市が調和する街区の姿を視覚化しています。
周辺では段階的にオープンスペースや道路整備が進められており、本事業はそれらを結び付ける“完成形”としての役割も担います。目黒川沿いには親水空間や緑道、公園・広場が整備され、地域の回遊性向上と賑わい創出に貢献。さらに、無電柱化や道路拡幅などの基盤整備により、安全性・防災性の向上も図られています。
大崎リバーウォークガーデンは、都心でありながら約250mにわたり目黒川に面する立地を活かし、自然と共生するランドスケープ計画を推進しています。桜並木が連なる目黒川沿いには3つの広場空間を整備し、住民・ワーカー・来街者が緑に囲まれながら過ごせるウェルビーイングな都市空間を形成します。
南東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの高層部分の様子です。
南側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの低層部分の様子です。
南西側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
南西側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの低層部分の様子です。低層階の角部のピロティ空間が目立ちます。
(仮称)大崎コアプロジェクトでは、米国の屋外環境認証制度「SITES」のプレ認証を取得。ランドスケープのサステナビリティを総合的に評価する制度であり、生物多様性、水資源保全、省エネルギー、資源循環、健康増進など多面的な取り組みが高く評価されました。特に、浸透性舗装や雨水貯留槽、レインガーデンなどのグリーンインフラを導入することで、雨水流出量を抑制し、地域の防災性向上に寄与しています。
また、セントラル広場での菜園プログラムや屋外ワークスペースの整備、環境共生ツアーの実施など、人々が自然と触れ合いながら学べる仕組みも導入予定です。さらに、剪定枝葉を堆肥化する「バイオネスト」など、循環型社会を体感できる設備も設置され、都市開発を通じた環境啓発の場としての役割も期待されています。
基準階面積は約775坪を誇り、天井高2,900mm、OAフロア100mm、個別空調など、高水準のオフィススペックを導入。さらに、シェアオフィス、会議室、ホール、スタジオ・ギャラリー、テラス、食堂など多彩な共用施設を整備し、働く人々の創造性やコミュニケーションを促進する環境を提供します。低層部には商業機能や地域貢献施設も配置され、街区全体の賑わい形成にも寄与します。
また、防災性能にも優れており、制震構造や120時間対応の非常用発電機、防災備蓄機能などを導入。災害時にも事業継続が可能な高いBCP性能を備えています。デザイン面では、ホシノアーキテクツが「Fountain Towers」をコンセプトに掲げ、目黒川の自然環境と調和した外観を計画。ランドスケープ設計を担当するプレイスメディアと連携しながら、都市と自然が融合する次世代オフィス街区を実現します。
北西側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
北側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
北東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
南東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
南東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。
街区名称は大崎リバーウォークガーデンとなりました。
建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトとブランズタワー大崎の様子です。
最終更新日:2026年5月30日