立石駅北口地区第一種市街地再開発事業は、東京都葛飾区立石七丁目及び立石四丁目で建設中の地上14階、地下3階、高さ74.79mの超高層庁舎「東街区」、地上36階、地下2階、高さ134.55m、総戸数710戸の超高層タワーマンション「西街区」から構成される大規模複合施設です。立地は、東側を補助線街路第274号線、北側を葛飾区画街路第3号線、西側を特別区道葛322号線、南側を都市高速鉄道京成押上線に囲まれた一帯に位置しています。
再開発区域内は、京成立石駅の北口側に位置し、長年にわたり駅前の商業地として発展してきました。一方で、都市基盤が十分に整備されないまま市街化が進んだことから、細街路が多く、老朽化した木造家屋が密集するなど、防災上の課題を抱えていました。そこで、市街地再開発事業によって土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、都市機能を更新するとともに、防災性の向上や住環境の改善、駅前商業地としての魅力向上、交通基盤の整備を一体的に進める計画となっています。
施設構成は、「西街区」の地下2階に機械室、駐車場、地下1階に駐輪場、地上1階~3階に店舗、3階に駐輪場、4階~36階に住宅、PH1階に重要無線室、機械室、PH2階~PH3階に機械室、「東街区」の地下3階~地下1階に駐車場、地下2階に駐輪場、地上1階に店舗、業務(葛飾区総合庁舎)、2階に公益的施設、店舗、3階~6階に業務(葛飾区総合庁舎)、7階に業務(東京都税事務所)、8階~13階に業務(葛飾区総合庁舎)、PH1階~PH2階に機械室となります。
また、西街区と東街区の間には、葛飾区画街路第3号線(交通広場)の整備が行われ、区域北側には、特別区道葛50号(幅員12m)、葛飾区画街路第3号線(幅員16m)も整備され、交通結節点の機能強化がなされます。
建築主は立石駅北口地区市街地再開発組合、参加組合員は東京建物株式会社、旭化成不動産レジデンス株式会社、一般財団法人首都圏不燃建築公社、設計は基本設計・東街区実施設計が株式会社日本設計、西街区実施設計が三井住友建設株式会社、交通広場が株式会社トーニチコンサルタント、施工は東街区・交通広場が鹿島建設株式会社、西街区が三井住友建設株式会社です。着工は2025年11月1日、竣工は2030年3月29日となっています。
出典・引用元
・立石駅北口地区市街地再開発組合 公式サイト
・東京都 立石駅北口地区市街地再開発組合の設立を認可します
・葛飾区 立石駅北口地区第一種市街地再開発事業
・立石駅北口地区市街地再開発準備組合/東京建物株式会社/旭化成不動産レジデンス株式会社/一般財団法人首都圏不燃建築公社 『立石駅北口地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立認可
過去の建設状況
→過去の建設状況
*現地にて撮影/出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合/東京建物株式会社
概要
| 名称 |
立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 |
| 計画名 |
立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 |
| 所在地 |
東街区:東京都葛飾区立石七丁目1000番 西街区:東京都葛飾区立石四丁目1000番 |
| 用途 |
東街区:事務所(庁舎)、店舗、保育所、巡査派出所、自動車車庫、自転車駐車場 西街区:共同住宅、店舗、集会所、自動車車庫、自転車駐車場 |
| 階数 |
東街区:地上14階、地下3階、塔屋1階 西街区:地上36階、地下2階、塔屋3階 |
| 高さ |
東街区:74.79m (最高74.79m) 西街区:124.75m (最高134.55m) |
| 構造 |
東街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 西街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
| 基礎工法 |
西街区:既成コンクリート杭 東街区:現場造成杭 |
| 総戸数 |
710戸 |
| 敷地面積 |
東街区:4,658.34㎡ 西街区:7,125.47㎡ |
| 建築面積 |
東街区:3,240.05㎡ 西街区:4,836.28㎡ |
| 延床面積 |
東街区:41,485.15㎡ 西街区:82,170.22㎡ |
| 着工 |
2025年11月1日 |
| 竣工 |
2030年3月29日 |
| 建築主 |
立石駅北口地区市街地再開発組合 参加組合員:東京建物株式会社、旭化成不動産レジデンス株式会社、一般財団法人首都圏不燃建築公社 |
| 設計 |
基本設計:株式会社日本設計 実施設計_東街区:株式会社日本設計 実施設計_西街区:三井住友建設株式会社 交通広場:株式会社トーニチコンサルタント |
| 施工 |
東街区:鹿島建設株式会社 西街区:三井住友建設株式会社 交通広場:鹿島建設株式会社 |
| 最寄駅 |
京成押上線「京成立石」駅 |
| 備考 |
▼施設構成 🔻東街区 地下3階~地下1階:駐車場 地下2階:駐輪場 地上1階:店舗、業務(葛飾区総合庁舎) 2階:公益的施設、店舗 3階~6階:業務(葛飾区総合庁舎) 7階:業務(東京都税事務所) 8階~13階:業務(葛飾区総合庁舎) PH1階~PH2階:機械室
🔻西街区 地下2階:機械室、駐車場 地下1階:駐輪場 地上1階~3階:店舗 3階:駐輪場 4階~36階:住宅 PH1階:重要無線室、機械室 PH2階~PH3階:機械室 |
位置図
標識
▼東街区
▼西街区
区域図
出典∶葛飾区
配置図
出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合/東京建物株式会社
断面図
出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合/東京建物株式会社
▼東街区
出典∶葛飾区
▼西街区
出典∶葛飾区
イメージパース
▼東街区
*現地にて撮影/出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合/東京建物株式会社
▼西街区
*現地にて撮影/出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合/東京建物株式会社
▼当初計画(2022年12月時点)
出典:葛飾区
▼当初計画
出典:葛飾区
2026年8月建設状況
立石駅北口地区第一種市街地再開発事業は、東京都葛飾区立石四丁目・七丁目の約2.2haを対象として、京成立石駅北口の都市機能を一体的に更新する大規模な市街地再開発事業です。駅前に新たな交通広場を整備するとともに、その東西に行政・公益機能を担う「東街区」と、住宅・商業機能を備えた「西街区」を配置し、区の中心部にふさわしい新たな駅前拠点の形成が目指されています。
東街区には地上14階、地下3階の行政施設建築物、西街区には地上36階、地下2階の超高層住宅を建設する計画です。両街区を交通広場や歩行者空間でつなぐことで、従来の駅前商業地としての賑わいを継承しながら、行政、住宅、商業、公益、交通などの多様な都市機能が集積する新たな市街地を形成するものとされています。
出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合
再開発区域は京成立石駅の北口側に位置し、駅前の商業地として長年にわたり発展してきました。一方、道路などの都市基盤が十分に整備されないまま市街化が進んだことから、細街路が多く、老朽化した木造建築物などが密集しており、防災性の向上や居住環境の改善、道路交通基盤の整備が課題となっていました。
再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに、狭あいな道路や老朽化した建築物を解消し、広場や歩行者専用道路などのオープンスペースが整備されます。さらに、施設建築物の浸水対策なども実施することで、災害時の安全性を高め、日常の利便性と災害時の防災機能を兼ね備えた、安全・安心な市街地環境の形成を目指すものとしています。
東街区では、3階以上を葛飾区総合庁舎の移転候補部分として計画し、駅に近接した利便性の高い行政サービス施設を整備するとともに、1・2階には店舗や子育て支援施設などの公益的施設が配置されます。さらに、東京都税事務所などの業務機能も導入することで、区の広域行政拠点としての機能を強化するものとしています。
出典∶立石駅北口地区市街地再開発組合
西街区では、地上36階建ての超高層住宅を中心とした住宅を整備し、低層部の1~3階には地域の日常生活を支える商業施設を配置します。スーパーマーケットを想定した店舗や専門店などを駅前から施設内へ回遊できるよう計画し、従来の立石らしい商業・交流機能を継承するとともに、多世代が安全・安心・快適に暮らせる良好な居住環境と新たな賑わいの創出を図る計画です。
本事業では、京成立石駅北口に約3,800㎡の交通広場を新設し、鉄道、バス、タクシー、一般車、自転車、歩行者などの多様な交通手段が円滑に接続する交通結節点も形成されます。交通広場を東街区と西街区の間に配置することで、駅と各施設を結ぶ動線を明確にし、駅前の利便性と回遊性を高める計画です。
また、区域北側では葛飾区画街路第3号線や特別区道葛50号などの道路整備・拡幅を行い、周辺道路の交通処理能力が高められます。さらに、地区南側には広幅員の歩行者専用道路を整備し、施設建築敷地内にも広場や歩道状空地を設けることで、歩行者の安全性・利便性を向上させるものとしています。緑化された広場やオープンスペースも整備し、災害時の一時避難場所としても活用できる、快適で潤いのある駅前空間が創出されます。
東街区
南東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 東街区の様子です。東街区には、葛飾区総合庁舎や東京都税事務所などが入る行政庁舎が建設されます。
南東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 東街区の様子です。
仮囲いには、「キャプテン翼」や「ベイブレード」といった葛飾区にゆかりのあるイラストが掲載されています。
北西側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 東街区の様子です。
現在は仮設建築物となっている立石駅前交番は、東街区の1階へ入る予定です。
北東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 東街区の様子です。
南東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 東街区の様子です。
西街区
南東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。西街区には、住宅や商業施設などが入る超高層複合タワーマンションが建設されます。
南東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。
東街区と西街区の間には、南北を貫く仮設通路が設けられていました。
北東側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。
北西側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。
区域北側には、特別区道葛50号(幅員12m)、葛飾区画街路第3号線(幅員16m)が整備されます。
北西側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。
南西側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。
南西側から見た建設中の立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区の様子です。
交通広場
葛飾区画街路第3号線(交通広場)の整備計画地の様子です。西街区と同一工区として施工が進められているようでした。
交通広場は、東街区と西街区の間に整備されます。
最終更新日:2026年8月14日